ただの夢
ネシアは夢を見た。
ネシアは夢の中の朝、ベッドの上から起きた。
まだ、ネシアは夢と気づいていなかった。ネシアは困惑した。
「だっれも起こしてくれなかったの!?」と。
時計が目に入った。しかし、時計の針はぐるぐると周り時間がわからない。
様子がおかしい。サーリャとガーラの声がしない。
外のいつも騒がしい車の音さえ一切消えていた。
「みんないなくなっちゃった…?」
ネシアはそう呟きながら、着替えたのちに玄関から外に出た。
人一人すら歩いておらず、さらには虫の一匹さえいなかった。
「音さえしない…まるで私以外みんな本当に消えちゃったみたい…」
ネシアは幼少期を思い出し、少し心が辛くなった。
しばらく歩いていたが、木の揺れる音さえもなく収穫も無かったため、ネシアは家に戻った。
「ただいま…」
そう言ったが、サーリャとガーラはいない為返事は返ってこなかった。
自室に戻り、布団に包まってネシアは考えた。
「なんで私以外みんな消えてしまったの…?木の音も、風の音もしないし…まるで何かに生気と体を奪われたみたいに…」
外から音がした。
「何かの音だっ!」
ネシアは今耳が今一番敏感であった。窓から覗いた。彼女は後悔した。見たこともない、まるで頭がスピーカーの様な巨大な怪物が道の真ん中を歩いていたのだ。
「なっ…なにあれ…」
彼女は後ずさり、布団の中に潜った。ガタガタと震えながら、解決策を考え続けた。すると、ポケットの中から一つのあるものを見つけた。
「スマートフォンだ!」
あったのはスマートフォン。昨日寝たままポケットに入れっぱなしだったのだ。彼女は急いでサーリャに電話をかけた。
しかし、繋がってもずっと
「O&*k@#i%-r-+&o’”0」
と言葉にできない様な音しか聞こえなかった。
「なんでっ…なんでサーリャが出ないのっ…」
震えが止まらなくなった。
そして、震えでスマホを落としてしまう。
「あっ…」
ガタンッと大きい音が静かな家、そして街に少しづつこだましていく。
窓が暗くなった。化け物に見つかった。
窓は壊された。窓は粉々に砕け、破片はネシアの震えた顔を写し出していた。
「ひっ…」
ネシアは掴まれた。そのまま上に上げられ、落とされた。
「あっ…死んだ…」
ネシアは手を離された瞬間こう感じた。夢ということに気づいていない為、走馬灯が無いことが不思議に感じていた。
「いやだああああ!」
そう叫んで地面にぶつかる瞬間、体は飛び起きベッドから上半身を上げていた。
「えっ…?」
困惑しているネシアに、「起きたか〜?」といつもの声が聞こえてくる。いつもはうるさい街の音も、今は不思議と温かく聞こえた。
「ふふっ、今起きたよ〜!」
ネシアはそう言い、元気よくサーリャ達の元へ向かった。
ネシアは、予知夢が稀に見れたという。
あとがきらしい。
キャラ設定およびいろいろその他は多分どっか後日Xで上がると思われます
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