茜逮捕系新聞記者
「だからって私に纏わりつかないでよ!」
「他人、特に川崎さんから獲れる情報の方が価値ある気がして」
「自分から発信すると言う考えはないの?」
「漫画にこの世のありとあらゆる生物は自分でも気づかない物を持ってるって書いてあったんで」
「ちょっと、漫画に書いてあること真似しないでよ」
「そうですかね?人の不幸は蜜の味ってあるじゃないですか」
「もしかしてその気があるわけじゃないよね?」
「まさか、清廉潔白な新聞記者ですよ!」
「...あっそ」
彼女は黒のショートカットヘアの峯塚椛、元中華料理の店長だ。そして種族は龍鳥(天狗)で、最近は蠅よりも鬱陶しく纏わりつかれてる。だけど勘違いされるだろうな...。
「おや、峯塚さん来てたんですか」
「あ、どうも...」
「お茶出さないと、すいません」
「いや、大丈夫です。それより浅霧さんにも取材させてください!」
「自分の事を記事にしたらどうですか?」
「いや、それは...」
「だったら私と百合記事どうですか?ね?ね?」
「...帰りますね、さよなら」
彼女は白銀のショートカットヘア浅霧睡蓮元戦国大名の妻で母親だ。私に対する忠誠心は気持ち悪いほど高い。こいつが男じゃなくて良かった...いい加減他の奴も巻き込むな!。
「会い丈夫ですか?怪我無いですか?後裸であんなことやこんなことしてませんか?されてませんか?」
「されてないよ、その発想が怖い」
「ごめんなさい、取り乱しちゃってぐふふ♡」
「睡蓮、お風呂入ろっか?」
「え?どうして?」
「私の産まれたままの姿特別に見せてあげるよ」
「確かに勢いあまって言っちゃいましたけど、女と全裸で寝る趣味ありませんよ」
「え、そうなの?てっきりそうだと思ってた」
「勘違いされちゃあ困りますよ、うわぁ、そんな趣味あったんですね...」
「いやいや冗談だから。それでまた今度にする?」
「いや、今行きましょう!」
夏の時もそうだったなぁすっかり日も短くなって寒くなって来たなぁ。世界で私達二人だけになっても何とかなりそうな気がする。結局女に興味があるのかわからんなぁ。
「そういえば、あの人動画配信始めたそうですよ」
「チャンネル名は?」
「『椛のパパッラチTV」です」
「名前、どうにかならないのかよ...」




