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孤高の龍  作者: エルフェリア
第2巻【学園】
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第9章ー賭けー後編

   3.


 これで勝負は着いた。――――はず、だった。

「……………………」

 マンドプラントが砕け散った後方にいたユニア達を護る魔法を容易く突破したアイシクルフォールは、ユニア達の急所を突く直前で止めるつもりだった。

 けれど、その光景になることはなかった。

「……なん、で――」

 赤く揺らめく焔。それが、ユニア達を護っていた。焔の中心に浮遊するのは、1本の杖。

 蒼を基調とした柄に、金の網目模様が施され、先端には簡素な龍の姿の細工から息吹(ブレス)が噴き出されたような形をした、周りの焔と異なる蒼色を発する宝石が1つ。底の部分は円錐のように尖った水晶があり、その色合いは宝石と同じ蒼。

 それらは生きているかのように揺らめき、濃淡が常に変化していた。

「いったた…………」

 アクルの痛みの声が、放心に近かったレックスを呼び戻す。

「何が……って、なんだねこれは!?」

 倒れていたリートも起き上がり、そして目の前に広がる焔に、驚き(おのの)いた。誰1人として炎属性の魔法を使っていないのだから、当然の反応だろう。

「…………分からない。でも、多分この武器のお陰だと思う」

 リートの疑問に、静かにでもはっきりとした少女の声が答えた。リートが辺りを見渡せば、浮遊する1本の杖とまるで向かい合うように座り込むユニアの姿が目に入る。

「この武器、浮いてる?そもそも、これどこから現れたの?」

 ユニアの声に誘われ、アクルもまたその異質な杖に注目していた。

「それよりも、レックスの動きが止まったわよ。どうするの?」

 いち早く現実的な話に戻ったのは、キアだった。理由は知らないが、こうして全員無事で、しかもレックスは追撃をしてこないのだ。まだ、レックスとの戦いは終わっていない、と闘志を()に強く宿していた。

「レックスは氷の魔法(アイシクルフォール)を放った。だから、まずは距離を取ろう」

 アクルが提案したのは離脱。この強力な魔法には、効果範囲がある。まずは効果範囲外へと逃れるべきだと考えたのだ。

 しかし、そんな考えは放心から戻ったレックスに容易く看過されることとなる。

「やはり来るかね!」

 揺らめく焔の先で、レックスが白銀の(ひょう)世界を蹴り砕く勢いで疾走を始めたのが見えた。

 リート達はすぐさま立ち上がる。

「ユニア、立ちなさい!」

 けれど、ユニアはじっと謎の龍の杖を見上げたまま、立ち上がらない。

「あっ……」

 不意に杖が揺らぎ、(かし)ぐ。ユニアはほぼ反射的に杖へと手を伸ばし――。

「!?」

 その変化に気付いたのは、接近するレックスだった。

 ユニアが杖に触れた瞬間、杖は蒼の結晶を作り出した。それはユニアに降りかかるように彼女を包み込むと、蒼の煌めきとなって、ユニアを守護する光となる。

「えっ?えっ?」

 突然の出来事に、当の本人は忙しなく辺りへ視線を巡らせる。

「――【壱の型(・・・)】」

 レックスの呟きは、誰にも聞こえない。だが、この出来事がレックスにある確信を抱かせるには充分だった。

「――!」

 一直線に向かっていたレックスだったが、直感が警鐘を鳴らす。それに従って、レックスは横へ斜めと果ては後退まで、不規則な動きをし始めた。

 何を、という声は上がらなかった。何故なら、レックスが"回避"した瞬間、氷をぶち破る勢いで業火の柱が果ての見えない天井に向かって勢いよく現れたのだ。

「今度は何よ!」

 未だ、ユニア達を覆う焔は消えていない。むしろ、何の変化があったのか、焔は更に力強さを増していた。

「…………」

 龍の杖を握りしめたまま、腕の中に収まるそれを凝視する。

 蒼の煌めきを放つ宝石は揺らめく焔のように絶えず変化しており、より一層の揺らめきが強くなった瞬間、地から業火が噴き出す。

 蒼の結晶に身を包まれてから、先程までの疲れは何処へやら。魔力も回復したかのように身が軽い。

「何処かに魔物がいる……?それも、魔法を放てる程の力を持った……でも、どうして僕たちは狙われていないんだろう?」

 アクルは焔の先の光景をゆっくりと頭を巡らせながら、違和感が無いか、注視する。そんな中で、レックスはなおも縦横無尽に回避行動を取っていたが、不意に地面スレスレの低い態勢へと変わる。

 レックスが何かを持った瞬間、龍の杖の水晶が一瞬だけ(あか)の色が支配した。それは龍の杖を見つめていたユニアだけにしか判らず、誰もその杖の変化に気付いた様子は無い。

 しかし、その直後に業火の柱の出現間隔がとてつもなく短くなった。先程まではレックスが10歩ほど進む間に2、3発が放たれていた。それが今や、1歩に1発という恐ろしい事態になった。

「た、助けるべきかね!?」

 急激に変化した状況に、リートは狼狽えた。

「……どうやって助けるのよ」

 レックスは接近を止め、回避にのみ集中している状況だ。地面のどこから放たれているか分からない炎を避けて氷の世界を突き進めるほど、キア達は素早くはない。

「あの時、みたい」

 余裕は何処かに消えてしまったレックスへと目を向けて、ユニアはポツリと呟いた。

「あの時?」

 そこへ、状況の把握を行おうと頭を回転させていたアクルが食い付いた。

「あの、皆がもう1回クロイド遺跡に挑んでいた頃、レックス君と一緒に街の外れの廃教会で見た光景に似てるような気がして……」

 それで思い出されるのは、レックスの『アルミスティアはアルミスティア』発言。と、ここで首を捻る。

「廃教会に魔物がいたの?」

 似ているならば、同一の魔物が潜んでいる可能性が高い。だが、今のような魔層(ダンジョン)ならばいざ知らず、外れとはいえ街の中である事に変わりはない。そんな所に偶然、今と同じ魔物がいたとは、到底考えられなかった。

 そこで返ってきたユニアの答えはノー。

「……レックス君いわく、アルミスティアが魔法を使っていたらしいの」

 それを聞いて、アクルの脳裏にある可能性が閃いた。が、それはすぐさま否定される。いくら状況が似ているからと言って、それだけで断定するには材料が足りなかった。そもそも、ユニアの話を信じたくないわけではないが、そんな話は今まで聞いた事も見た事も無いのだ。

「……まさか。まさかね」

 何度も頭を振って有り得ない可能性を捨てると、改めてアクルは姿の見えぬ魔物を探して、頭を巡らせた。

「…………」

 ――違う、よね。

 そんなアクルの様子を見ながら、ユニアは手にしてしまった龍の杖をもう1度握り直す。

 ――まさか、この杖が"アルミスティア"じゃ……ない、よね?

 水晶の蒼、柄の蒼色は、レックスが振るう剣の色と非常によく似ていた。だがユニアは斬撃を主とした武器の姿しか見ていなかった。だからこそ、気付けなかったといえるだろう。


 その"まさか"が、見事に命中しているという事に。


 さて、一方のレックスは、拾った杖を握り潰しそうな勢いで怒っていた。それは、ユニアが持つ龍の杖――アルミスティアに向けられていた。何故アルミスティアがユニア達の味方をするのか、その理由は知らないが、少なくとも頭に血が上り始めている今のレックスに聞く耳を持っていない事だろう。

 現在、アルミスティアの魔法――インフィニティ・エンドが発動中。これもまた効果範囲が存在するが、この空間内の何処に逃げても無意味だろう。それほどまでに、アルミスティアの放つ魔法は強力なものであると、レックスは知っていた。

 それと、もう1つ。これが最もレックスが怒る原因でもあった。

 レックスの十八番(おはこ)たる【型】。その中で、最も使用回数の多い、【壱の型 闘気龍昇(とうきりゅうしょう)】。それが今、アルミスティアを持つユニアに対して発動していた。

 当の本人(ユニア)はそれが【壱の型】である事を理解はしていない。その事実が余計に、レックスを苛立たせた。

「ふざけ、やがって…………!」

 レックスが発動したアイシクルフォールを易々突き破り、業炎(ごうえん)の柱がレックスを襲う。それを僅かな気配の変化で感じ取り、回避する。直撃は免れるものの、炎が放つ熱風までは回避出来ない。

 悪態をつきながらも、火傷をもろともせず、レックスは前進しようとする。

 ――とにもかくにもアルミスティアを1発ぶん殴る。

 目的が少々ズレ始めているのだが、残念ながらレックスの心境を悟る人物はここにはいなかった。

 しかしレックスの意気込みとは裏腹に、中々思うようには進めていないのが現実だ。魔法による相殺は不可能。また持っている武器では突破する事は難しい。そんな防戦一方のレックスの目に飛び込んできたのは、水晶杖(アクアリウム)だった。

 レックスはすぐさま態勢を低くして、転がっていた水晶杖を掴み取る。直後、アルミスティアの攻撃が激しくなった。

 そうなる事は、想定の範囲内。むしろ、ここからが腕の見せ所となるだろう。

 回避、回避、回避。

 更にスピードを上げて、レックスは直撃を回避し続ける。一瞬でも気を緩めれば、瞬く間にやられるだろう。

 ユニア達との距離は開くばかり。レックスの視線はユニア達から――いや、正確にはアルミスティアから外れていなかった。

 レックスが動いたのは、当初のような一直線上に達した時だった。

「飲み込む業嵐(ごうらん)の息吹き、現れよ。グリムシルフォール」

 業炎の柱がレックスの目の前に迸り、死角となる。その刹那の時間で、レックスは第2の魔法を放った。それは、マヴィードールを葬った、風の魔法。

 業炎が消えた瞬間に放たれた風の魔法は、地面より吹き出る業炎を置いてけぼりにして、ユニア達へと迫る。

 残る障壁はユニア達の周りにある焔の壁のみ。グリムシルフォールはその焔に激突した瞬間、焔を巻き込み破裂した。

「くっ!?」

 焔は彼方へと飛び散ったため、ユニア達に降りかかることは無かったが、その爆風は再び視界を奪う結果となった。

 アルミスティアの揺らめきがより強くなり、空いた穴を塞がんと残る焔が蠢くが、1歩、レックスの方が速かった。

 風の防御魔法クイックアサルト。加えて、風の攻撃魔法グリムシルフォールを己の背後に発動させ、破裂の際に生じる衝撃波を利用して更に加速。最初に放ったグリムシルフォールの軌跡をなぞるかのようにレックスは一気に接近し、焔が閉じる前に左右に水の攻撃魔法アクアリットを放つ事で阻害する。その時間を無駄にすることなく、レックスはついに焔の内側へと侵入することに成功したのだった。

「ユニア!」

「ユニアさん!」

 未だ座ったままのユニアへ迫ろうとするレックスを見たキアとリートは、ほぼ同時に動いていた。

「邪魔だ!」

 振り下ろされた槍を弾き飛ばし、一閃する剣を叩き付け、レックスは2人を無力化する。

地堺塵(ちかいじん)!」

 届く、と思った瞬間、地面が陥没する。アクルが扇術(せんじゅつ)で足場を崩したのだと判ると同時にレックスは空へ逃げる。

 崩された足場は逆再生を始めるかのように動く。もしも、あのまま強硬突破しようとしたら、足を絡めとられ、地面に縫い付けられていた事となっていただろう。

 だがこれで、邪魔者はいなくなった。後はアルミスティアをぶん殴るのみ――と考えたところで、気付く。

「しま――」

 地の攻撃魔法――アークプレッシャー。

 アルミスティアがインフィニティ・エンドでの攻撃を止め、新たな魔法を繰り出さんとしていた事に。そしてそれは、レックスを押さえ込む魔法である事を。

「ぐっは!?」

 ――その魔法に対し、レックスは何1つ策を講じる事が出来ない事を。

「レックス君!?」

 目の前で地面に勢いよく叩き付けられたレックスを見てしまったユニアは小さな悲鳴と共に、残る数メートルを自ら詰めた。

「っ――」

 今がアルミスティアをぶん殴る絶好の機会。しかし、レックスはうつ伏せのまま、地面に縫い付けられていた。正に、手も足も動かせない状態だ。それでもレックスの()からは闘気は衰える様子が無かった。

 その闘気は、魔法という手段によって示された。

「降り、注げ……雷鳴――!バッシュブレイド」

 ほぼゼロ距離で放たれた(いかずち)が、ユニアの視界いっぱいに広がった。避ける事など決して叶わぬ距離で、再び"それ"は起きた。

「!まさか――」

 今度は人1人分を守護する焔。それを見たレックスは、驚愕する。

「…………?」

 まさか、魔法を放たれるとは思わなかったユニアは、目の前で起きた現象に頭が追い付けず、尻餅をつくように座り込んでいた。

「ユニア!?」

「無事かね!?」

「怪我は!?」

 3人の駆け寄る音はすぐに止まり、キアは座り込んでユニアの傷の有無を確認しだした。

「…………」

 それを見たレックスは、やがて大きく長いため息を溢して、ゆっくりと上半身を持ち上げた。

 キアは思わずユニアを抱きしめ、後退する。当然の反応だろう。一瞬前には躊躇(ちゅうちょ)なく雷撃(らいげき)を放ってきたのだから。

「っ……く……」

 そんなキアの行動など、レックスは気にする様子は無い。その動きは酷く緩慢で、躍り込んできた時の俊敏さは1欠片もなかった。

 それもそのはずで、未だレックスの周辺は加重による陥没が続いていた。それに抗って身体を持ち上げるというのは、かなりの負担となる。

「…………満足、したはずだ」

 加重による痛みに顔を歪めながらも、起き上がったレックスは何処か気だるそうに問いかける。

「えっ……と…………」

 その問いかけに、答えられる者はいない。ユニアが言い淀んでいると、再びため息がレックスから溢れた。レックスから滲み出ていた闘気が一気に霧散する。

「――あぁ、そうだな。経緯はどうあれ、こいつらは俺の魔法を防ぎ、あまつさえ"お前"を呼び出した。結果としては、こいつらは俺の出した条件を両方ともクリアしている。…………そう言いたいんだろう?」

 忌々しく、ものすごく不機嫌だと分かる声音で、レックスは1人頷いた。が、同時に納得していない事も見て取れた。

「だ、誰と話しているのよ!」

 レックスの独り言のように聞こえるそれは、まるで誰かと話しているように聞こえた。

「……あぁ、そうか。そうだったな」

 1度首を傾げるレックスだったが、とある事を思い出したかのように頷き、しかしすぐに黙り込む。

「負けだ」

 やがてレックスはある結論を告げた。

「負け?」

 すぐに何の負けかを思い付けないキアがレックスの言葉を反芻(はんすう)する。

「鬼ごっこは、お前たちの『勝ち』で、俺の『負け』だ」

 レックスの降伏を聞いて、レックスを苦しめていたアークプレッシャーが途端に消え去った。自由となった身体を立ち上がらせ、大きな伸びをする。

「勝負は着いたんだ。さっさと下層へ行くぞ」

「いやいや、待ちたまえ!?レックス!」

 用は済んだとばかりに水晶杖(アクアリウム)を肩に引っかけるように持ったまま下層へと繋がる階段へ行こうとするレックスに、リートは慌てて待ったをかける。

「1人で納得せずにきちんと説明したまえ!私たちは何故レックスが『負け』となるのか、理由が解らんままだ!」

 リートの言葉に、キアもアクルも何度も首を縦に振った。

 露骨に嫌な顔をするレックスであったが、暫しの沈黙の後に切り出した。

「そのままの意味だ。お前達は、"アルミスティアを呼び出して"、俺の魔法を防ぎ切った。それだけだ」

 ユニアが持つ龍の杖――アルミスティアを指差しながら、レックスは簡潔に答える。が、ユニア達はまだ納得しきれていない様子が、表情にありありと浮かんでいた。

「何故アルミスティアがお前達の味方をしたのか――それは俺にもわからん。とりあえず、ユニアは【型】を発動させてもいいほどの、"お気に入り"のようだ」

「ふぇっ?」

 なおもキアに抱きしめられたままのユニアの目が瞬いた。

「――【壱の型 闘気龍昇(とうきりゅうしょう)】。今、お前の周りに浮かぶ蒼の光が、その証拠だ」

 改めて、ユニアは己の身体を観察する。レックスの言う通り、蒼の光は消えていない。身体の軽さも相変わらずだ。これが【壱の型】と解ると同時に、ある疑問が出てくる。

「でも、レックス君の時と違うような――」

「多分、属性の相性の問題だろうな」

 それに対し、レックスはさらりと答える。多様の魔法を使うレックスだが、数の多い魔物の殲滅には主に火を使う。対するユニアは水の魔法が多い。

 それが光の色を決めるかは、今まで他者に対して【型】が発動したのを見た事がないレックスにも、正直よく分からないのが現状ではあるのだが。

「…………というよりさ。何でただの武器が僕らの前に現れる事ができるのさ?」

 龍の杖(アルミスティア)を顕現するには、レックスがその名を呼ばねばならない。しかもそれは己の手の内であるのが常識だ。それを無視しての顕現。アクルの疑問は、勝敗の結果によってうやむやになる前に再び浮上した。

「アルミスティアに聞いても黙りだからな。知らん」

 平然と返される言葉にアクルは、そういう意味じゃない、と心の中で突っ込んだ。

「さっきも言ったが、もう誰かが"主"と戦っている。一気に最下層まで駆け抜けるぞ」

 これで話は終わり。とばかりにレックスは再び下層へと繋がる階段へ歩き出す。

「あっ、ならアルミスティアを――」

「嫌だ」

 龍の杖がアルミスティアならば返さねば、とアルミスティアを差し出した瞬間に、レックスから拒絶の言葉が放たれる。

「……え?でも」

「絶対に使うつもりはない」

 闘気――いや、怒気を含ませる声にユニアは言葉を失った。

「俺以外に【型】を……しかも"知らない"【型】まで使ったんだ。当然の結果だ」

 何やらぶつぶつと言っているが、それ以上は聞こえなかった。

「……とりあえず、レックスに置いていかれたら、僕らは魔物の餌食になる可能性が高い。この事はここを無事に脱出してからにしよう」

 階段を降り始めるレックスの背を見て、アクルはため息をついてキア達に手を伸ばして立ち上がらせると、レックスを追って最下層へと歩み始めたのだった。

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