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孤高の龍  作者: エルフェリア
第1巻【始動】
3/30

第1章ー遺跡探索者ー 中編

   2.


 人が扱える魔法のほとんどは、知能ある魔物も使う事が多い。その代表としてよく授業で挙げられるのは、魔石種の1体――ガーゴイルだ。

 見た目は悪魔のような羽根としっぽ。手には三ツ又の矛を持ち、開く口にはギザギザの歯が覗く。身体は石のような灰色に覆われて、石像と見間違った人間を矛で突き刺し殺す、恐ろしい魔物だ。その初撃をかわせても、風の攻撃魔法と矛の連撃で翻弄され、空へ逃げられれば、倒すのは至難と言われている。

 そのガーゴイルが。クロイド遺跡にいるはずのない魔物が。

 目の前に存在した。

「うそ……まさか!?」

「…………妙だな」

 狼狽える4人をよそに、レックスはポツリと呟いた。

 世界には、魔力の源である『魔素(マナ)』と属性の源である『元素』が、大気に満ちている。

 『四大属性』である火、水、風、地がほとんどを占めていると言われている。場所によっては、1つの元素が偏っていることも少なくない。現に今いるクロイド遺跡は地の元素が多い。地属性であるオークやゴブリンが数多く棲息しているのも頷ける。

 だが、ガーゴイルは風属性である。風と地は対となる性質を持っており、基本対属性の魔層(ダンジョン)になど、潜り込むことは無い。

 ――最も、レックスが感じた違和感はそれだけではなかった。

 ガーゴイルは、"手負い"。奇襲を得意とするガーゴイルが、それをする余裕など無いほど切羽詰まっている。何があったか、独り言でも呟いてくれれば良いのだが、あいにくとレックスの後ろで騒ぐ4人のせいでこちらの存在に気付かれている。

「…………はぁ」

 レックスはこれ以上の観察は不要と判断し、敵意を見せるガーゴイルへ、一歩踏み出した。

「だ、ダメです!危険です!」

 凛とよく通る声と共に、レックスは右腕を掴まれた。

 ――刹那。



『また…………逢えた』



「!?」

 全身に電流が流れたような、強いショックがレックスを襲った。同時に、はっきりと感じるあの"気配"。

「え……?今、の…………」

「……聞こえたのか?あの声が?」

 手を掴んだ少女は血の気が引けた顔でレックスを見上げていた。

「2人共!早く逃げろ!」

「キリキザマレロ!デモンススライサー!」

 アクルの警鐘とガーゴイルの黒い刃が放たれたのはほぼ同時だった。レックスが振り返るよりも早く、その刃はレックスへと迫り――

 ガキンッ……――

「えっ?」

 レックスの背後に突如形成された"壁"。それがデモンススライサーを容易く弾き飛ばす。ガーゴイルも防がれた事に驚き、第二の手が一瞬止まる。

「アルミスティア」

 レックスの呼び掛けに壁は崩れ落ち、その姿を変える。1対の(つるぎ)へ変えたアルミスティアを掴み、レックスは駆ける。

 それを見たガーゴイルは、その赤髪が誰なのか、1発で分かり、更に狼狽する。

「ナゼココウガココニイル!」

「気紛れだ」

 カギ爪を振りかざし応戦するガーゴイルだが、レックスは刃を交えることなく回避する。

「絶風連刃」

 クロスする剣撃から放たれる衝撃波は、カギ爪ごとガーゴイルを引き裂いた。だが、傷は僅かに浅く、ガーゴイルは翼を広げて空へと逃げる。

「マオウサマニタテツクハンランブンシニシヲ!」

「反乱分子?違うな」

 地上にいるはずの存在は、ガーゴイルより高く。

「俺は、魔王を殺す。絶対に」

 ガーゴイルの防御を無視するように、レックスの絶風連刃は、ガーゴイルの身体を真っ二つにする。

「マオウサマ……ナカ…………マヲ――」

 元素解離を引き起こしながら、ガーゴイルは地上へと落下していく。

「大丈夫ですか!?」

「ちょっと!何なの、今の魔法は!?」

 地上に降り立ったレックスにユニアが駆け寄り、更にはキアに詰め寄られるが、レックスは沈黙。

「何か言い――ひゃっ!?」

 更に詰め寄ろうとした矢先、レックスはキアの手を掴んだ。

「…………?」

 思考停止に陥るキアを後目に、レックスは首を傾げて手を離す。

「なっ……なななっ……」

 レックスは無言のまま、隣にいたユニアの手を掴む。

「……やっぱり」

 この少女に触れた瞬間に感じる"気配"。ガーゴイルとの戦闘中。いや、ユニアと手を離した瞬間に消え失せた気配の正体を、レックスは知っていた。

「動いていない……という事は、また……?」

「その手を、離しなさい!!」

 手首をガシッと掴まされ、無理やりはがされる。

「女の子の手をいきなり掴むなんて失礼にも程があるわ!」

「……悪い」

 フッと消えた気配を気にしながらも、口から謝罪の言葉がもれる。

「キアちゃん、待って」

「ユニア、無事?変なことされてない?」

 ユニアが止めに入るも、キアはユニアをしっかりと抱き締めて無事を確認する。

「貴様はキアさんの質問に答えないのか?」

「質問?」

「壁がいきなり武器になる魔法のことだよ」

 アクルの付け足しに、レックスは首を振って否定した。

「何言ってる?あれは魔法じゃないし、壁でもないぞ」

「えっ……?」

 目を丸くする4人に、レックスはため息を溢す。

「アルミスティア」

 1対の剣になっていたアルミスティアは再びその姿を変える。

「これは壁じゃなくて盾。それも、魔法防御に特化させた状態だ」

 コンコン、と背後に立つ壁……もとい盾を叩くレックス。初めて見る現象に、4人は言葉を失っていた。

「アルミスティア」

 レックスの言葉1つで、アルミスティアは姿を崩して1本の剣へと戻る。

「あの……ところで、さっきの声って……まさか、ゆう――」

「……なんて聞こえた?」

 ユニアの顔は先ほどと同じように血の気が引けていたが、レックスは聞き返す。

「え?えっと……『また、逢えた』って」

 他の3人には聞こえていなかったようで、首を傾げるだけ。その事に、ユニアはますます不安げな表情になっていく。

「同じ……一体何者なんだ?あいつは」

 その事に気付いていないレックスは、再び歩き始めながら、思考する。

「あいつ?」

「身元不明の銀髪の少年。この先にいるみたいだな」

 キアの問いかけに、レックスは無意識に答え、ため息を1つ。

「みたい、だな……?」

「ああ。確証はほとんど無いが、どうせ最奥で呑気に寝てるだろうな」

 そう言いながも、レックスの中では既に確信していた。

「寝てる、だと?この魔層(ダンジョン)でか?」

 魔層には魔物が蔓延っているのが常識。魔層で野営をする場合は必ず見張りを立てる。

「オークスリーダーは、怒りまくっているだろうな」

「え……それ、僕たち不利になるよ」

 魔層には、"主"と呼ばれる、いわば魔物のリーダーが存在する。このクロイド遺跡では、オークスリーダーがそれである。

「アクル、どういう意味よ?」

 オークスリーダーは大人の身長より一回りほど大きく、他のオークより一回り小さいオークの姿をした魔物。腕力は他より強く、俊敏であり、多少の知能も持ち合わせている。最も、魔法を扱えるほどはなく、せいぜい振り回すだけだった棍棒を投擲するくらい。

「オークは怒って叫ぶ事があるんだ。それはオーク自身の身体を向上させる効果を持つ。限度はあるけど、それをやられればやられるほど、討伐は困難なわけ。入る前に話したよね?」

「う……だ、だからユニアの魔法で一撃撃破を狙っているんじゃない!」

 ニッコリ笑うアクルに、ばつが悪そうに、プイッとキアは顔を背けた。

「雄叫び、と呼ばれる自己身体強化技だよね。魔法防御も強化されるから、まずは奇襲してみたらどうかな?」

「では、私の光属性の魔法が1番いいのではないかね?」

 『四大属性』の他に、『派生属性』と呼ばれる属性が存在する。派生属性は四大属性より強い力を持つとされ、初歩の魔法でもその差は大きく違う。

 その分扱いは難しく、その属性の素質を持ち合わせていなければまず習得すら困難と言われている。

 リートが言った光属性もまた『派生属性』の1つ。

「そうね。ユニアだけに負担を大きくしたくないもの。なら、私は奇襲と同時に表に出て注意を引くわ」

「僕は弱点を探ってみるよ。持久戦になるかもしれないから、ユニアは後方支援、お願いするよ」

「うん。頑張ろうね」

「…………挑むつもりか?」

 次々と意見が飛び交う中、レックスの冷めた声が一行の士気を下げる。

「あら、貴方には関係ないわよね?」

 キアは僅かに怒りを込めて、それでも抑えながら問いただす。

「それもそうだな。勝手にやられるのはそちらだけだしな」

 あっさり引き下がりつつ、しっかり挑発したレックス。再び前を向いた行動もまた、キアの心に火を着けるには充分だった。

「私たちはやられないわよ!ほら、みんな行くわよ!」

 キアは吠え、先を行っていたレックスをずかずか追い越していく。隊列を乱さないよう、声をかけつつ、アクルもリートもユニアもキアの後に続く。

「…………」

 レックスが一行に追い付くのにそこまで時間はかからなかった。角を曲がる手前で奥の様子を窺う一行を通りすぎ、レックスはただ普通に中へと踏み入れる。

 瞬間、オークスリーダーの目がギラリと光る。振り上げた棍棒を後ろの地面へと叩き付け、衝撃波がレックスへと迫る。

 ――ブッフォォォォ!!!

 オークスリーダーの雄叫びが、部屋中にこだまする。そのままオークスリーダーは上空を睨み付けていた。その先には、衝撃波を回避したレックスの姿があった。

「ダメッ――!」

 ユニアの悲鳴にも似た声がレックスの耳に入る。だが、滞空中のレックスには、オークスリーダーの投擲された棍棒を回避する術はない、はずだった。

「アルミスティア」

 レックスの言葉に呼応して、アルミスティアは剣の姿を捨てる。両手で握るハンマーを、レックスは棍棒目掛け、振り仰いだ。棍棒とハンマーがぶつかった瞬間、衝撃波がオークスリーダーを襲う。対するレックスは、棍棒を壁に突き刺し、軌道を逸らしていた。

 アルミスティアを呼び、剣へと戻したレックスは、オークスリーダーの顔面に着地。足を僅かに曲げて跳躍。

「…………やっぱりな」

 オークスリーダーの先にあるものを目にして、レックスはポツリと呟いた。その呟きは、オークスリーダーの雄叫びによってかき消される。地面に着地したレックスへ向かい、拳を降り下ろす。

 ――バチッ!

 レックスに届くよりも遠く。何もないはずの空間に弾き返されたオークスリーダーの拳。その手は僅かに煙が立ち上っていた。

「何が起きたんだ?」

「それより、彼がオークスリーダーを倒してしまうのではないのかね?」

 3度の雄叫びに耳を塞ぎながら、オークスリーダーの動きを注視するアクルに、気を緩め始めるリートが囁きかける。

「やっぱり助けようよ。どんなに強くても、1人じゃ辛いよ」

 既に準備万端のユニアが部屋の中を覗き込む。その刹那、オークスリーダーの動きは大きく変化した。

「っ――散開して!なるべく高い所にっ!」

 新たに乱入しようとする敵へ、両手を激しく地面へ叩き付けたのだ。それは先と同様の衝撃波を作り出す。オークスリーダーは何度も叩き付け、衝撃波の津波がユニア達を襲う。

 オークスリーダーを注視していたからこそ、アクルはいち早く警鐘を鳴らせる事が出来た。一瞬の迷いに足を取られながらも、全員が近くの瓦礫の上へ上へと逃げ回る。

「っ、清涼なる、癒しの加護を!リジェネレイト!」

 そんな中、移動しながらの魔法を発動させたのはユニアだった。自身を含め、キア、リート、アクルに淡い光がクルクルと周り始める。それは、治癒力を高め、怪我の回復を早める水属性の回復魔法。

「助かるわ!」

 ユニアへ感謝の一言を投げ掛けて、キアは大きく跳躍した。目指す場所はオークスリーダーの顔面。

「雷撃槍!」

 オークスリーダーの額にキアの槍が直撃する。直後、雷がオークスリーダーの額を貫いた。オークスリーダーの悲痛な叫びが振動となってキアを襲い、激しい目眩に足元がぐらつく。僅かな視界の中で見えたのはオークスリーダーの手。

「光幻旋!」

 キアを捕らえんとするその手に、リートが剣技を炸裂させる。光の軌跡が幾重にも重なり、オークスリーダーの手を傷付ける。だが、致命傷には遠く及ばない。

「っ――!雷華、翔撃陣!」

 キアは再びオークスリーダーの額に槍を突き立てると同時に、4つの陣がオークスリーダーの両手両足に展開され、狙いすましたかのように複数の雷撃がオークスリーダーの身体を貫いた。雷撃が収束する前に、キアは槍を引き抜き、退避する。

「きっついわね……」

「待ってて、今回復を……」

「駄目だ、ユニア!逃げて!」

 キアに気を取られていたユニアは気付いていなかった。アクルの警鐘はユニアに届いた。しかし、オークスリーダーの棍棒が落ちてくるほうが早かった。

「え……?」

 オークスリーダーの衝撃波の津波の余波。それが天井に突き刺さっていた棍棒を時間差で落ちる形となったのだ。

 その時、レックスはオークスリーダーから目を反らし、背後で眠る少年へと振り返った。

「!?」

 ドクン、と胸がざわついた。それはすぐに『あの時』と同じ悪寒へと変わる。

 突風が吹き荒れ、彼の白銀の髪を宙へと乱暴にかきあげて。レックスを突き抜けて、更に先へと向かっていく。それはまるで。

「お前は……」

 まるで、実体を持たぬ『何か』が起き上がったように見えて。レックスの言葉は、風に運ばれて、誰にも聞こえない。

 突風は棍棒を再び天高くへと持ち上げ、瞬間、オークスリーダーの投擲した速さより速く、オークスリーダーの身体の真ん中に棍棒をのめり込ませる。

 オークスリーダーの叫びが部屋を振動するよりも、突風が声全てを連れ去って、先程のような叫びが無音となる。

「ユニア、無事!?」

 慌てて駆け寄るキアに、半ば呆然としながら頷くユニア。

「彼が助けてくれたのか?」

「リート!ユニア、キアも!まだオークスリーダーは倒せてない!気を抜かないで!!」

 アクルの切羽詰まる声に、全員がハッとなる。

 ――ブッフォォォォ!!!

 雄叫び。既に限界まで達していたはずの力の向上が、その身体を持って示される。

「まだ、上がるつもり!?」

 ギラリと光る眼は、地面をひた走るキアへと注がれる。手元に戻った棍棒を握りしめ、オークスリーダーは大旋回した。

「キアちゃん!」

「キアさん!」

 魔法の詠唱に入っていたユニアとリートがそれぞれ叫ぶ。大旋回による土煙の中に立つオークスリーダーは次なる敵へと視線を巡らせる。

「紡げ、光の軌跡よ!ライディングスラッシュ!」

 リートは身の危険を肌で感じながら、光属性の魔法を放つ。計5本の光の刃がオークスリーダーの顔に、手に直撃する。

「くっ……なかなか硬いじゃないか!」

 オークスリーダーは気にする様子もなく、棍棒を振り上げた。リートは積み重なった瓦礫から跳躍し、棍棒を手にしていない方の手へ飛び移る。

 オークスリーダーは逃がすまいと棍棒を降り下ろし、リートは更に地面へと逃れた。

 骨が折れたような音が、オークスリーダーを襲った。

「はあぁぁぁっ!」

 己を鼓舞する叫びと共に、キアが土煙の中から躍り出る。悶えるオークスリーダーへ、再び雷撃槍を浴びせる。

「無事でしたか!」

 服の合間から血が滴り落ちているが、ユニアがかけた魔法のお陰でその量は少ない。

「リート、キアを援護して!」

 土煙が晴れた場所。そこに、地面を隆起させてドーム状に変化させたアクルの姿が目に入る。

 オークスリーダーの動きを察知したアクルが咄嗟にキアを守りに入ったものだと分かった。あの大旋回を辛くも耐えきったが、アクルもまた、頭から血を流していた。

「良かった……なら!」

 瓦礫の上で魔法の詠唱を続けていたユニアはキアの姿を見て安心する。そして、オークスリーダーへ狙いを定めて、更に魔力を高めていく。

「凍てつく氷気よ、誘いたまえ。閉じ込めよ、氷籠!インブエンスブレイク!」

 『派生属性』の1つである氷属性による強力な攻撃魔法。

 巨大な氷の中へ、オークスリーダーを閉じ込める。その内側でオークスリーダーは棍棒を振り回すが、魔法により出来た氷はそう簡単には砕けない。

 閉じ込めた氷が弾け飛ぶ。それは空中で滞空し、鋭利な刃となってオークスリーダーへと突き刺さる。オークスリーダーは氷が弾け飛んだ事に気付かず、幾つかは棍棒で叩き落としたが、そのほとんどは命中した。その痛みに耐えきれず、ふらつくオークスリーダーへ。

「無幻零鳳凰!」

 背後にいたリートの剣技は、無数の光の刃がオークスリーダーに触れ、破裂する。

「雷神絶翔!」

 追撃となる正面からのキアの槍術は、オークスリーダーを真っ二つにするがの如く、鋭い痛みと痺れが末端から頂点へと駆け抜けた。為す術なく、オークスリーダーは膝をつき、前のめりに倒れていく。

「ハァッ……ハァ……」

 緊張から解けたように、ユニアはその場に座り込む。

 倒れた巨体は起き上がらない。静寂が辺りを支配した。

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