貴大の日常編登場人物紹介
貴大の日常編 主要登場人物紹介
○佐山貴大(20歳)
案外、何でも屋の仕事をきちんとこなしている主人公。そうでなければ「奮闘記」にはならないので、ユミエルさんの「激励」には街のみんなが感謝するところ。
誰も知らないところでスゴイことや不思議体験をしているのだが、本人が言わないので(言うとしても、無口なユミエル相手なので)、特に「あの何でも屋は……」といった噂は広まったりはしない。
○アベル・クルトーニ(16歳)
アベル。どうしようもないほどにアベル。
○謎の少女(10歳)
最近元気がないというお兄さんのために、なけなしのお小遣いをはたいて、できるだけ効果が高い「ポーション」をフリーマーケットまで探しに来た少女。そのようなことを自発的にするだけあって、お兄さんのことが好きなようだ。
果たして、お兄さんとは誰なのか。この少女は何者なのか。明かされるのはいつになるやら。
○モーリス・クライム(???)
グランフェリア下級区のMAPで表示されない奇妙なエリア、「マネージ・ホーム」に一人住む謎の老人。貴大が、覚えのない五十一通目の手紙を届けに訪れた際に出会う。
意味深な言葉を口にしたり、住んでいるところごと消えてしまったりと、どうにも妖しいお婆さん。
○エリック・フレサンジュ(23歳)
上級区に住んではいるが、細々としたものは中級区の方が揃えやすいので、ちょくちょく大市場などに赴くことがある。やや癖っ毛な金髪と、子犬のような童顔で、市場のお姉さんやおばさんたちの秘かなアイドルとなっている。
研究一筋の人生を送ってきたため、女性とはお付き合いしたことが無く、アダルト方面ではシャイで恥ずかしがり屋。貴大が持っていた「媚薬の香水」の材料だけで顔を真っ赤に染めてしまうほど。
○イヴェッタ・カルローニ(26歳)
貴大とユミエルの恋路(?)を応援する、ご近所に住むお水系のお姉さん。実は淫魔族であり、同族と共同経営のセクシーパブ「黒揚羽」にて、中級区を中心としたおじさま方の人気をかっさらっている。
ユミエルが突拍子もない誘惑をしているな、と思ったら、十中八九この人のせい。残りの一二は某耳年増妖精のせい。