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広がる世界編登場人物+α

広がる世界編 主要登場人物紹介



○佐山孝弘(17歳)


ご存知この物語の主人公……じゃない、誰だお前!? 貴大の生家で生まれ、貴大と同じ読みの名前を持ち、貴大と同じ学校に通い、貴大と同じ適性値を持っている少年。まったく関係のない一般人かと思いきや、実は貴大とは遠縁の親戚であったりする。


異世界で【錬金】の才能を目覚めさせたあと、貴大の孫のひとりとスチームパンクな世界を駆け抜けることとなる。ちなみに友人ふたりは「おっとりとしたぽちゃ」と「体格のいい眼鏡」。こちらも似て非なる存在なのだ。



○佐山貴大(68歳)


老年期に入った主人公。それにしては妙に若々しく見えないこともない。【消去】の能力は希少ということもあり、現役時代は様々な世界から名指しの依頼が届けられていた。いまは子どもに店を譲って悠々自適の隠居生活、と思いきや、そこそこ元気に働いているようだ。



○こちらの世界「地球」


魔力のない世界。「魔力がない状態でどこまで発展できるか?」をテーマに創造されており、魔力のあるあちらの世界とは双子のような関係性を持っている。AIによって物理の限界が見えてしまい、ここ数十年はほとんど変化のない状態が続いていた。



○あちらの世界「アース」


魔力のある世界。神や妖精、あるいは悪魔などの管理者が存在する。管理しやすいようにあらゆる情報が数値化されていて、人間もその一部、レベルやステータスを見て自己の成長を確認しやすくなっていた。異物が入り込むとバグる問題はすでにパッチで修正済み。



○複数の世界「マルチバース」


あちらでもこちらでもない無数の世界の総称。すべてが自由に行き来できるわけではなく、召喚されないと入れない、許可が出ないと通れないような世界もある。貴大は仕事の報酬としてフリーパスのようなものをもらっている。なんだあいつ、チートだ!






フリーライフ 主要登場人物のその後



○佐山貴大


故郷に帰ったあとも異世界に戻って何でも屋を続けた。肉体的には普通の人間なので、寿命を迎えて墓に入った……かと思いきや、子や孫にちょくちょく降霊術で呼び出されることになる。最終的には一族の守護霊的なポジションで落ち着いた模様。



○佐山ユミエル


貴大や子どもたちと共に何でも屋を続けた。亡くなったあとは小さな妖精サイズの守護霊となって貴大のそばに寄り添っていた。振り返ってみれば苦労も多く、生まれは劣悪とも言える環境だったが、最後の最後は幸せそうに微笑んでいた。



○佐山コミエル


二度の離婚、三度の失踪、そして五度の破産を乗り越えて「財界の女帝」と言われるまでに成長した。あちらの世界とこちらの世界、ふたつを股にかけての人材派遣業の長! 大丈夫かコミエル、少し調子に乗ってるぞ!?(直後に会長職を追われました)



○ルートゥー


貴大の死後はかなり落ち込むのではないか、と思われていたが、意外にも平気な顔をして毎日楽しそうに生きている。なぜならば、会いたくなれば彼の魂を呼び寄せればいいのだから……! 貴大の魂が転生する日は遠そうである。



○フィーニス


兄弟姉妹の逝去を見届けた後、やがて異世界に「私より強い者に会いに行く」とだけ残して出かけていった。彼女が向かったのは猛者が集まるもさもさワールド。毎日死にそうな目に遭いながら楽しそうに瞳を輝かせている。



○メリッサ・コルテーゼ


聖女である娘を利用されないために、教会の取り締まりや不正の摘発に生涯をかけて取り組んでいた。やがてその名は聖職者たちの魂に刻まれて、悪いことをすると赤い目をした白兎が来るよと子どもたちにも語られるようになり……! アアー!



○アリシア・コルテーゼ


大人になってからは聖女の仕事を結構真面目に行うようになった。普段は聖女然としたシンシアが表に出ているが、プライベートになると奔放なアリスが「あー、やれやれ」とコキコキ首を鳴らすようになる。分身術は更に洗練され、一日中ずっと2人になることも可能。



○カオル=ロックヤード


特にお家騒動に巻き込まれることもなく、普通の人生を普通に過ごして往生を迎えて亡くなった。下町ではみんなのおばちゃん、あるいはおばあちゃんとして慕われていたようだ。ちなみにジパングは従妹のヒナゲシが統一した。



○フウカ=ロックヤード


なんと王族に見初められてお嫁に行った。佐山家との繋がりを求めた打算的な接触だったが、肝心の王子が本気で惚れてしまって話がおかしな方へと進む。最終的には「西洋と東洋を結ぶ懸け橋」の象徴のような立場に収まった。



○エルゥ・ミル・ウルル


ふたつの世界が繋がったあと、人材交流の筆頭としてアメリカの地へと乗り込んでいった。その結果はとても言葉では言い表せない。わずかに残った資料を辿ると、そこには「恐怖」「化け物」などの単語が乱れた筆跡で記されていた。



○ノエル・ミル・ウルル


いつぞや手に入れた髪の毛から貴大のクローンを作ることに成功した。私たち子どもの使命は父さんが帰る家(肉体)を守ること! そんな言い分で貴大の復活を続けようとしたが、察した管理者たちが即座に肉体の使用制限を付けてしまった。



○フランソワ=ド=フェルディナン


イースィンド王国の中心部に「世界間交流都市」を築き上げた。これによって王国は大いに栄え、大陸西部での立場をより強固なものとした。この功績を称えられ、彼女は唯一無二の素晴らしい称号を与えられることとなった。



○エリザベート=ド=フェルディナン


世界間文化交流の要人として世界各地を巡行していた。ただの道楽貴族かと思いきや、彼女には強い絆で結ばれた友人たちがいて、その多くはイースィンド王国の要職に就いていた。悪人顔も相まって、密かに影の支配者と呼ばれていたとか。



○アルティ・ブレイブ=スカーレット=カスティーリャ


父親の何代か後にギルドマスターに就任する。冒険者ギルドの大改革を行って、来たるべき時代、世界間の交流に向けて動いていた。のちの歴史書には「ギルドの近代化を果たした人物」として記されるようになる。



○パルフェ・ブレイブ=スカーレット=カスティーリャ


冒険大好き冒険者。「本場のカレーが食べたい」と大船団で海を渡ったり、「なんか南に行きたい」と南極上陸を果たしたりと縦横無尽に大活躍。最後には「まだ見ぬ世界が待ってるぜ!」と未知の異世界へと旅立っていった。(そして半年後くらいに帰ってきた)



○クルミア=ブライト=サヤマ


恩返しも兼ねて孤児たちとの事業を続けていた。とりわけ有名になったのは「わんわんコックのストリートフード」であり、これは何百年も先まで長く愛される店となった。クルミア、お前が屋台街のチャンピオンだ……!



○クルール=ブライト=サヤマ


自身の特性を活かして添い寝屋を開業した。頑固な不眠症も彼女にかかれば瞬時に解決! ぐっすり眠って寝起き爽快、生まれ変わったような気分を味わえます! なお、よこしまな気持ちを持っていても、あまりの穏やかさに浄化されてしまう模様。



○アストレア


田舎でのんびりしていたり、かと思えばぶらぶら全国を旅行してみたりと自由気ままな生活を送っていた。バイセクシャルなのではあるが、どちらかと言うと女性の方が好きだったようだ。彼女が通ったあとには街ごとに子猫ちゃんが残されている。



○イクス


修行に修行を重ね、十代後半の頃には立派な勇者になることができていた。邪悪なドラゴンに求婚される。古のリッチに一目惚れされる。更には魔王の娘と恋仲になり、彼は実に勇者らしい活動を続けていて……ん? 何かがおかしい。



○倉本蓮華


国会議員になった兄の議員秘書を務めていた。魔法少女の活動はもうおしまい、あとは娘の蓮実に全部譲ろうと思っていたところで、新たな敵、ゴッツ・ヒドインダーが襲来して……。先代魔法少女枠としてもう何年か活動することになった。



○倉本蓮実


メィプルランドの守護神。誰かの喜ぶ顔が大好きで、誰かの悲しむ顔は自分も悲しい、という感受性豊かな少女。普段は地球の倉本家で暮らしているが、親兄弟のピンチ、あるいは故郷の危機に颯爽と駆けつけるヒロイン活動を続けていた。



○ドロテア・イザベル・フォン・ローザリンデ=バルトロア


貴大を悪魔と敵視していた少女。最終的にはそれも誤解だと判明したのだが、貴大に見られた恥辱の光景、源泉かけ流しの件に関しては死ぬまで怒りを忘れることはなかった。落ち着け、落ち着け私。あれは仕方のないことで……ああああああ!!



○ニャディア=ブライト


まさに猫のごとくマイペースな人生を送った。いつの間にやら子どももでき、その子といっしょに日がな一日ごろごろとしていて……夜になると打って変わって活動的になり、闇夜を駆ける黒猫配達人として密かに名前が知られていた。



○ゴルディ=ブライト


最後に勝てばよかろうですよーーーーー! かわいい子どももできました。クルミア一家といっしょの家で暮らしました。なんだかんだで大満足の人生、今度の今度こそゴルディは安らかに旅立っていった。



○倉本蓮次


貴大が故郷に帰る前に内閣総理大臣に就任した。議員の頃は「イケメンすぎる議員」として有名だったが、今度は「イケメンすぎる総理大臣」として結構な支持を集めることになる。政治家適性は伊達ではなく、また、私情もあって世界間の開通と交流を全力で推進していた。



○上島優介


VR技術を活かして「意識だけを異世界に飛ばす」「用意されたアバターに意識を定着させる」発明などを行った。魔法のある世界を知っていた分、「科学の限界はまだまだ先だ」と確信し、世界間開通後は魔法も取り入れた科学を研究していた。




後日談の後日談の後日談もこれで終了! フリーライフはこの回をもって終了となります。


長かった……いや、本当に長かったです。ここまで読んでいただけてありがとうございました! 止まりながらも最後まで続けられたのは読者のみなさんのおかげです。


また何かを書くと思いますが、フリーライフに関してはここまで。繰り返しになりますが、これまでお付き合いいただいて本当にありがとうございました。


いずれまたお会いしましょう。ではでは、その時までおさらばです。


気がつけば毛玉

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― 新着の感想 ―
[一言]  完結おめでとうございます、長年に渡る連載、お疲れ様でした。  最終話の人物紹介は、基本的にヒロイン達のその後が記載されていましたが、こちらに記載されていないとなると、シスター・ルードスは孝…
[良い点] 完結おめでとうございます 自分がなろうを知ったきっかけの作品でしたので ずっと追いかけて良かったです また次回作があれば楽しみにしています(≧▽≦)
[一言] はい。お疲れさまでした。
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