三つ巴編登場人物
三つ巴編 主要登場人物
○佐山貴大(21歳)
何でも屋〈フリーライフ〉の店主。
今回、超人たちにもみくちゃにされて大変な目にあった主人公。言うなれば、ラスボスを倒したのに面倒臭いイベントが残っていた状態。ストレスと疲労が急上昇し、なんだか最近、遠い目をするようになってしまった。
旅に出たい。もしくは温泉に行きたいゲージ、蓄積中。
○ユミエル(15歳)
何でも屋〈フリーライフ〉の従業員。
縁の下の力持ち、いつも視界のすみにいるメインヒロイン。今回もず~っと事務所で仕事をしていて、セリフはないけれど多くの場面に登場していた。
なんだかお疲れの貴大を癒したいゲージ、蓄積中。
○アストレア(20歳)
有休消化中の勇者様。
スラっとした体と中性的な顔、そして甘い言葉で婦女子たちをたぶらかしてしまった。男装の麗人となり、ドンペリドンペリとコールして、卒倒しそうな女たちを抱きかかえる。それでいいのか、勇者。それで務まるのか、勇者。
あ、今はプライベートなので。プライベートなので。
○メリッサ・コルテーゼ(15歳)
あやしいひかりを放つ聖女様。
本当にいい子。心根は本当に優しい子なのだけれど、ちょっとばかり常識が足りていなかった。それは他のふたりにも言えることだが、メリッサはこれまでの環境が環境だったので、すぐに新興宗教じみた行動に走ろうとする。
ラブ&ピースのためならどんなこともためらわない。そんなレギオンを作るところでした。
○ルートゥー(1014歳)
一時的に経営権を握った混沌龍。
絶大な財力と優秀な人材を持ち、やろうと思えば何でもできる。フリーライフを全国展開することも可能だし、それを数百年続けることも可能だし、なんなら冒険者ギルドを乗っ取ることさえできた。長く続いたせいで癒着や弊害もあり、いっそその方が健全化しそうな辺り、人の社会の怖いところですな。
最後にメイドラゴン化したが、性に合わぬと三日で終了。やはりルートゥー殿は王者の気質よ……。
○何でも屋のおじさん(47歳)
カネの力には勝てなかったよ……アヘェ。




