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テン★漢♡娘  作者: 風月七泉


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97話:かくれんぼ④

先ずは全然投稿が出来なくて申し訳ございません。


まさか此処まで忙しくって手が付けられなくなるとは思わなかったですね(;'∀')

梅雨のせいで頭痛は酷いし風邪にはなるし、

コロナワクチンなんかも噛み合ってダウン続きでした( ;∀;)

まだ体調は万全ではないので、休み休みですが週一は確実に投稿していきまする(>_<)






 配信が終わってしばらく――、

 僕は恥ずかしさのあまりソファーで丸まりながらガーゼケットを被っている。


 外から見れば桜餅みたいに見えているだろう。


「大ジョブよ。悠月ちゃんの動きは可愛かったってリスナーさん達は言ってるから」


 そういう問題ではないのだ、いくらキャリ先輩の言葉でも僕が落ち込んでいる事とは違うので、大丈夫と言われても全く心には響かない。


(ふふ、良いんだ……あんな醜態を晒して生き恥を重ねながら生きていくんだ)


 暗がりで猫みたいに丸まりながら、ぼけ~っと一点を見つめて心の中で呟く。


「重症じゃな、別にそこまで変な姿は晒してはおらんと思うがのう」


 カミの奴が何かパソコンを弄っている様な音が聞こえる。


「なにを……それはちょっと可哀想では?」


「自覚した方が良いのじゃ、普段の行動だってこういった乙女な感じなのだぞ。大勢の男を虜にしておいて自覚が無いと言うのは如何に危険かとな」


「それとこれとは、お姉様に関係ないような気が……でも、確かに男なんかの手垢が付くなんて事は絶対にダメですね」


「ちょ⁉ 奈々ちゃん? 正気に戻って‼」


 先輩の静止も虚しく、カミはそのまま僕にさっきまでプレイしていた映像を見せつけてくる、父さんが何時の間にか加工したハイライトシーン集にしたモノを態々選んで。


 何の呪いか、驚き方は全て可愛らしく縮こまり、声を必死に抑えているせいで妙に艶っぽい感じで、物凄く驚いた時は崩れるように転び、ギリギリで下着が見えそうで見えないラインを維持しているのだから、そこが更に色々な人達の視線を釘付けにしたに違いない。


 改めて自分の配信を少しだけ見直した時に、コメント欄では鉄壁の絶対領域と言われながらもしっかりとエッチな感じは残していると多くの人が騒いでいた。


「初めての3D配信なのに……なぜこんな醜態が最初なのか……」


「あ~、まぁ~ほらっ、私達の時よりも遥かに多くの人が見てるんだよ~。それって凄い事じゃん。先輩達を超える配信をしたって事でもあるんだしさ~」


「そうですね……羞恥な自分を沢山の人に晒しました」

「ミスナ先輩、追い打ちをしないでくださいよ」

「あうぅ~。ご、ごめんなさい」


「次の配信は皆でお祝いをして、普通の感じでやるから。ね、やり直しって感じでさ」

「そもそも、3D配信でいきなりホラーをやれっていうから」


「くよくよしてもしおょうがないじゃろう。大いに盛り上がった事を誇らんか、そんなんでは更に女々しいだけであるぞ」


 きっと今のカミはニヤニヤしながら、僕を挑発するように言っている。

 カミの言葉に僕は何も言い返せない。

 それが悔しくって、いじけているのを止めて顔を外に出した。


「ふふ、我の為に収益化やら3D配信の話があったのを待っていてくれたのだろう。まだまだ稼ぎは足りぬが、皆で用意したのだ。ありがとうな」


 少し顔を赤らめて机の上にホールケーキをゆっくりとカミが差し出して来た。


「え? あの……これって」


「お祝いだと言ったでしょう。私達のメンバーから凄い勢いでスピード出世したんだから、ちゃ~んとお祝いはするつもりだったのよ。サプライズにしたかったから、妙に察しの良い悠月ちゃんには悪いけど、ホラーをやらせる事で時間稼ぎをして貰ってたのよ。あそこまで苦手だったとは思わなかったけどね」


「初めの方は平静を装ってたからな、悪いが止めるに止められなかったんだ」


 何時の間にか見た事の無い先輩達も一緒に居る。


「という事で~、今日はパ~っと飲むわよ」

「春ちゃんはほどほどにね。明日もお仕事があるんだから」


 僕がしょげている間に、何時の間にか部屋の飾りつけも終わっている。


 流石はメイドさん達と褒めれば良いのだろうか、もしかして、やけに荷物みたいなのを隠していた布が多かったのは、この為だったのかな。






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