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本好き勇者のお店屋さん〜クソ雑魚勇者の辺境店舗  作者: 夏飼 今日輸
序章 本選び 本好き勇者と魔物達
6/39

6ページめ

 口の中がマズイ。また、吐くかもしれない。少しえずきながら、黒魔法の水で口の中をすすぐ。


『大丈夫カ?』


 フシバさんの問いにうんと答え、 なにが起きたのかをきく。どうやら、魔王軍と思われるウルフの軍隊が襲ってきたらしい。幸いにも、死亡者はいないみたいだ。しかし、


『ボスが、死にかけていル。助けてくレ』


 安心はできなかった。


「早く行かなきゃ!」


『ちょっと待テ』


 僕が走り出そうとすると、フシバさんが襟を掴んで来た。首が締まってグエッとも、クエッとも、ウエッともつかない声をだしてしまう。


「な、なによ?」


 僕が目線と口で抗議すると、フシバさんがは、目で黙ってろと言って来た(ような気がする)。


「は?」


 次の瞬間。僕はフシバさんにバズーカ砲のように抱えられた。


「ちょちょちょ」


 僕が抗議するまもなく、フシバジェットコースターがスタートした。

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