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本好き勇者のお店屋さん〜クソ雑魚勇者の辺境店舗  作者: 夏飼 今日輸
序章 本選び 本好き勇者と魔物達
4/40

4ページめ

書き忘れ(今更)

『とある魔術の禁書目録』の固有名詞を使わせていただきました。

 さて、本当にどうしたものか。なにか解決策はないかと情報輸入を使ってステータスを確認する。


カイト・カヤノ 14 Lv.1 勇者

HP15 MP70 ATC9 MND36 STR4

パッシブスキル

剣術Lv.1

アクティブスキル

剣技Lv.1

ユニークスキル

情報輸入Lv.9 翻訳Lv.10(MAX)


 ハア。見慣れたひっくいステータス………。あ。でも情報輸入先生のレベル上がってる。えっと効果は、『原書(オリジン)』、『技術書』以下の情報量のものを取り寄せられる、と。よし!魔術指南書取り寄せよう。帰りながら読めば………ウヒヒヒ。

 そうと決まれば。


検索(サーチ)魔術指南書〈火〉〈水〉」


 体からごっそりと魔力が減る感触がして、魔力が切れた僕はバタンと倒れた。




 MPが回復して意識が戻った僕は、まず本があるのを確認し、小脇に抱えて家に向かった。

 うへへ。『原書オリジン』って、あれだよな。あの、読むだけで精神汚染される『とある魔術の禁書目録』の世界に出てくる………。あれ?考えたら、怖くなってきたな………。『原書オリジン』って、生物なんかよりもよっぽど情報量が多いような………。怖い考えは辞めよう。そんな事より、今はこの本を読むべきだ。


「秘技、歩き読み。なんてね」


 恥ず。自分で言って、恥っず。だ、誰にも聞かれてないよね。辺りを見回す挙動不審な男の子になって僕は恥ずかしさをごまかす。あとから思うと、そっちのほうが絶対に恥ずかしいのだが―――。考えない、考えない。

 なんだか、僕を見て、女の子と言っていた人が多かったような気がしたが、まぁいい。帰ろ。秘技、歩き読み〜。

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