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戦闘主要兵器#人間奴隷  作者: 神風勇士隊
聖女を象る奴隷都市マリオン
3/5

聖女は護る


1923── アメリカ合衆国



世界第三企業と、言えば?


MissTiS、ルナティック、白白


MissTiSは主に生活に必要な服や

食べ物を安く売ることで名が知れた


ルナティックは現代の言わば銀行

である。どうやって儲けるかと聞けば


「こう答えてくれる」



客の金を使え、それで幾らか儲かる



もう1つは白白だが──


これは少し特殊で製薬会社という事

だろう。なぜ? 「私も分からない」





そうそう、言いたかったのは


こんな話じゃない、もっと別の

大事な話だ、とても大事な話だよ






1923年、アメリカ合衆国



そこで、たった一人の男の演説が

歴史に載せられるまでの話である





「用意は?」


「出来ています。街には?」


「今は何もする予定はない」


「それは、何時かはそうすると?」


「まあ、必要になればな」


「演説に行ってこい、失敗はするな」


「ええ、安心して下さい」




「・・・・・・・・」


「おい、」


「・・・・・ぁ・・・」


「おい、岡辺・・・」


「なんだ、忙しいときに?」


「俺達は居るのか? どうなんだ?」


「説明した筈だ、全て共有すると」


「これも共有か?」


「あの時、何があった?じゃ困るからな」


「へ~~」


「なんだ?」


「君も結構、考えてるなぁ~ってね」


「失敗すれば、世界は終わりだ。

考えもするさ、いくら俺でもな」


「ふん・・・・ そうか、」



「演説が始まるぞ、黙ってろよ」


「ああ、ハイハイ・・」







「みなさん。覚えてますか? 私を

あの日は初めての演説で緊張しており」


「必要な事を言えなかったと記憶しています

今回はそんな事はありませんよ、ほら?」


「メモがあるので・・・」




「笑いが起こった、いい兆候だ」


「ホントか?」





「───そんな事があったんですよ

酷いでしょう 次の日、クビにしました」


「あ、すっかり忘れてました・・・

この国が、いやこの世界が恐れるもの」


「それがここアメリカ合衆国にも近づ

いている。どうするか? 案がある」


「政治家はいつもこんな事を言います」


「けれど、私はこの国を守るために

壁を建設します。その名も聖女──」


「バルバラの壁、我々は壁に護られる

そう── 聖女の壁です。ご安心を」


「では。アメリカ合衆国に栄光あれ」





アメリカ合衆国が造ったとされる


通称── バルバラの壁


後に壁は3つに増え、聖人たちの壁

と誇称される様になる、そして──


これが造られる一年間でどれだけの

アリマがこの国に入り込んだだろうか


正確な数は記載されてはいない


しかし、学者達は口を揃えてこう言う


要人を除き、およそ半数の国民を

奴隷にしたのには何かしらの理由がある








モハネの偉人録題三章より



筆、ピネロ=パーマ二世









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