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題名はまだない。何せこの物語はまだ途中なんで!  作者: ちゃらまる
第8章〜魔人領編〜

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私が3年間領地から出られないつまり出禁状態だったあれやこれやそれ。(さて、不穏な魔人の国だけれども私は散策するだけである。㉙)

昨日は投稿できず申し訳ありませんでした。いつも読んでいただきありがとうございます。次回は5/14(木)投稿予定です。

「儂もしよう、少しでも呪いの解除に役立つなら。」

そう言ってグルドもまた己で刃を使って傷をつけるとグリカとは反対の手をギュッと握りしめる。

ひぇっ、思い切り良いな私は無理。

ティリエスは血を滴らせながら手を握りしめるグリカとグルドの手を見て内心ヒヤリとする。

あの出血の量で死にはしないだろうがきっと深い傷に違いない、治ったとしても彼女の手に傷跡が残る事は間違いないだろう。



貴女だってあんな風に無茶をするでしょうに。

それはそれこれはこれよ。


ジト目でレイに見つめられていることに後ろを振り返らなくても何となく察したティリエスは心の中で言葉を返す。

勿論声には出ていないので本来なら分かるはずも無いのだが、レイは何を言ったのか察したのか小さく溜息する音が聞こえたがティリエスは聞こえないふりをした。


とにかく今は解呪を上手くしなくてはいけない。


「グリカ様、良いですか?言葉にしてこの方に王では無い、貴女がイメージする王ではなかった頃の叔父を思い浮かべてそれを言葉で形作るんです。グルド様も王でなくなてはならない彼というイメージを払拭する言葉を伝えて下さい。」

「やってみる。」

「うむ、呪いの効かない体質で何処まで出来るか分からんが、やってみよう。」

「・・・上手くいくでしょうか・・・。」

直ぐに呪文のように言葉を紡ぎ出すグリカとグルドにイリスの手伝いをしていたシナウスが心配そうに呟くがティリエスはその心配は無用だと即断する。


魔人の呪いはプラメイトの魔法と同じだ。プラメイトでは魔力を扱い己のイメージと魔法の理解度で具現化した力であり、呪いは言葉で魔力を乗せ内側の潜在能力を引き出す。

そして魔力というのは血族者が近ければ近いほど似てくる、属性の特化がそれだ。

だから、血族が近いグリカとグルド2人分言葉を乗せ魔力を注ぎそしてその言葉の魔力が血に振動させ、言葉ではなく振動で相手に伝えれば・・・魔力がこちらに上回り家族を大切に想っている彼女達に心を開いている彼であればーーー。


「ーーーーぐっ?!」

ゴルガに反応にティリエスは来た!と身構える。

ぶるぶると口元を抑えながら身体を震わせているゴルガにグリカもシナウスに引っ張られ手を放し離れる。

グルドもまた一歩遅れて離れた。


中で操っている元は賢い、絶対次の寄生先を考えるはず。


後は、出てくるモノをどう処理するかーーーー。


そう思っているうちにゴルガは耐えきれなくなったように口から吐瀉物を撒き散らす。

だが殆どが黒い墨汁のような液体でグリップの情けない声が聞こえた。

まぁ、出てきたモノがこんなのだったらびっくりするよね。


そして最初大きく咳き込んだ彼は口から最後固形物が吐き出される。

「出た!蟲じゃ!」

女の人拳ぐらいの白い物体指差し、グルドは元凶の蟲だと叫んだ。




いつも読んでいただきありがとうございます。

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