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題名はまだない。何せこの物語はまだ途中なんで!  作者: ちゃらまる
第8章〜魔人領編〜

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私が3年間領地から出られないつまり出禁状態だったあれやこれやそれ。(さて、不穏な魔人の国だけれども私は散策するだけである。⑧)

いつも読んでいただきありがとうございます。次回は3/11(水)投稿予定です。


勿論父にこっそりというのはレイの提案の半分だけしか父は把握していないわけで、これが1番骨が折れたわけだがーーー。



まぁ何とかやり切ったな。


途中から女性と子供そしてグルドは馬車に乗り込み暑さを凌ぎながら城へ向かう中ティリエスは内心げっそりとしていた。


いやー人が次から次へと・・・多かったなぁ。

飴を配りながら自分は魔法を使い町を歩き終え、城門前に何とかたどり着いたのだから正直褒めて欲しいところである。



それにしても途中から凄い人だかりだったな・・・誰だよ魔法使ってって言ったの・・・レイだったわ!


ティリエスは先ほどのことを思い出しまたゲンナリする。

最初はこちらの様子を伺っていたが喜んで飴を頬張る人を見て甘い物に飢えていたのを思い出したのか、急にこぞってやってきた民衆にうへぇとしたが急いで飴の配布そして急いで解除魔法である。まぁその分解除魔法を施した人数はしていない人間より多い、作戦はまずまず上手くいったと思って良いだろう。もしこれから何が起こったとしてもグルド様とグリカ様で鎮静化はできるはずだ。

まぁその分魔力はごっそり持っていかれ少し休みたい心持ちではあるが・・・。


小さく息を吐いていると目の前に茶色いコップを差し出される。


「ティリエス大丈夫?しっかり水分とりましょうね。」

母が心配そうにこちらを見ながら水さしの水を注ぐ。色がうっすらピンク色に付いているので、きっとハーブ水だろう。

「ここら辺は暑いから、この衣装で動き回るのは大変だったでしょう?」

「え?あぁ・・・確かに暑かったですが・・・でも私は大丈夫でしたわ。」

自分と似た衣装を着ている出身国であるグリカが汗をかいてへばっているのを見てティリエスは取り繕う。

自分は身体中を水属性を巡らせていたから暑くなかったなんて言えるわけがない。


「しかし、本当に暑いですね、火山の影響という事でしょうか?」

ティキの言葉に確かにと頷く反面元々こういう気候だったのではとティリエスが考える。

森を抜け町に入った瞬間、魔人の国の風景はまるで砂漠地帯の風景のそれに様変わりしたが街の家の作りは暑い国特有の風通しの良い家の作りだったとティリエスは歩きながら見ていた。


城、こういうのを宮殿っていうのかしら?まるでアラビアンな造りの建物みたいだもんね。


「確かに魔人の国は雪は降らないし年中気候も暑い方だ。でも昔はもう少し生い茂っていたしこんな酷い暑さじゃなかった、年々暑くなっているんだ。こんな衣装着ても今の時期だったら暑くなかったんだけど。」

目の前にある建物を見ながら不思議がっている自分達を見てかグリカが説明する。

「早く父様や母様を見つけにいかないと。」

「グリカ、早まってはいけんぞ?」

「祖父様分かってる、ちゃんと我慢する。」


2人にやり取りに皆それぞれ小さく息を吐く。

そう、ここから魔窟の中へと挑むのであるから。


馬車が止まり扉が空いたので順番に降りて行けば目の前にはずらりと並んだ人、そしてその中心に豪華な衣装に身を包んだ優男が立っていた。


「おぉ!ようこそ公爵様、我が国魔人ジーンの国へ!」


ティリエスは前にいる男を一瞥し両親に見習い頭を下げたのだった。



いつも読んでいただきありがとうございます。

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