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幸菴旧歌  作者: kirogram
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第一章 一話 目の前に広がる景色

初めまして、宜しくお願いします。

第一章

第一話



夥しい劫火と瓦礫の中、火傷だらけの少年は目を覚ます。


周りを見ても赤で埋め尽くされていない所などはなく、どこを見ても歪なオブジェのような黒のカタマリしかない、ここが地獄でないのならなんだと呼ぶだろうか。


それでも、何もかもを失った少年は重く痛々しい足を引きずりながらのそりと立ち上がり、歩き始める。








あれからどれほど歩いただろうか…

今まで全身を蝕んでいた痛みはもう感じない

熱風によって焼かれた喉の乾きもなくなった

だからといって死んでいる訳でもなく、残酷にも眼前には何者をも赤に染め上げるような光景が広がっている。

そんな時、遠くから耳障りで酷いトラウマを引きずり出そうかのような駆動音が聞こえてくる。

「はやく…隠れなくちゃ…」

急いで音とは反対方向の元は山があったらしい地形に移動する。古い石段を駆け登り、急いで姿を隠せる場所を探す。

そこは元は神社があったであろう場所で、半壊した本殿がそれでも堂々と佇んでいた。

『そうだ、本殿の中ならやり過ごせるかもしれない』

少年は本殿に足を踏み入れた瞬間、視界が真っ暗になり、


そのまま意識を失った…





一話の後書きとは何を書くものかいまいち思いつかないので、自己紹介だけさせていただきます。

この小説『幸菴旧歌』を執筆しておりますkirogramと申します以後お見知り置きを

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