表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

短編詩集Ⅱ

全身動物園

作者: 若松ユウ

ヒトを動物で例えてみよう

思いつくまま並べてみよう


カラスの濡れ羽のような髪

ヒツジのような天然パーマ

カッパのようなてっぺんはげ

ラクダのように長いまつ毛

デメキンのようなギョロ目

死んだサカナのような目

ワシ鼻

タラコ唇

ゾウのように大きな耳

ケン歯

カバのごとく大きな口

カエルのように長い舌

ヤギひげ

ヒバリのように澄んだ声


キリンのように長い首

クマのように毛深い

ハト胸

ネコ背

シラウオのような手

サメ肌

トリ肌

ハチのように細い腰

ブタのように太い腹

サルのように赤い尻

ヒラメ筋

カモシカのような脚


ウサギのように寂しがり屋

コジカのような警戒心

チキンハート

フルダヌキのように老獪

キツネのように狡猾

ウシのようにのろま

クジャクのように派手


まだまだ例はあるけれど

今日はここまでにしよう

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] タイトルが個性的で好みでした。 ヒツジのような天然パーマ ラクダのように長いまつ毛 ヒバリのように澄んだ声 ……など、表現が良かったです。
[良い点] 全身を動物の様々な機能に例えるという、発想がすばらしいと思いました。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ