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⑵『緻密な理論の探求』

⑵『緻密な理論の探求』



小説を理論的にするには、プロット/構造、が重要となることは明白である。しかし、小説に求められるのは、何も理論ではなく、面白さや、物語の展開であろうから、一見、統一性がなくとも、小説を書けば、それは小説なのだ。



では、緻密な理論の探求、をすることに、意味はあるのだろうか。ここで早くも、俺は俺の小説が破綻小説であることを自認して居ることから、過去の自己は、確かに、緻密な理論の探求、を小説に必要としていた、と自白して置こう。



そしてそれは、自己を傷つけることだ、と言って置く。小説には、矛盾や面白さ、先の読めない展開が、充分必要になってくる訳であるし、また、小説家が長生きするためには、自己を小説の執筆で追い込むことは、逆効果、なのである。

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