俺と林檎
「おはようございます!」その言葉と同時に目が覚めた。
序文
俺はある夢を見てたそこには巨大な都市があって、テレビなどに人が写って話していた。「俺が今まで住んでいた世界を返してくれ!」この言葉と同時に俺の夢は終わった。
第一章 僕と林檎
「おはようございます!」その言葉と同時に目が覚めた。女の子の声のようだった。その声は優しくて、俺の罪を許してくれたようだった。続いて女の子が話した。「金のリンゴ?黒のりんご?」その答えはもうわかっていた俺は「黒のりんごだ」と言った。女の子は続いて話した「黒のりんごは赤に染まりました。」俺は安心した。すると彼女は続いてこういった「ですがあなたの罪は許されない。」わかっていた答えだった。俺は彼女に言った「君の名前は?」すると彼女は「私は林檎です。」そういった。俺は彼女に問う「他にも聞きたいことがあるんだが聞いてもいいか?」彼女から答えはなかった。恐らく俺にもう話すことはないのだろう。ゆっくりと離れていくように靴の音が響いた。寂しくなって不安でそこでもうまる3日は過ごした気分でいた。俺はそこで初めて気づいた。きっと俺が殺めたあの子もそんな気分だったのだろう俺は彼女に届くように大きな声で謝罪した「ゴメンな俺が君の命を奪ったんだ。謝っても許されることじゃない。どうか思う存分俺を好きに使ってくれ。」彼女はこう答えた「その謝罪が聞きたかった」とその後俺は彼女と話していない。彼女は続けてこう言った「あなたは私の許嫁必ず見つけてください。」と俺はあまりの返答に驚きを隠せなかったが俺は続けてこういった「俺は約束を破らない、必ず見つけてやるよ」彼女はその後「意地張屋さん」と言って消えてしまった。なにかが見えていたわけではなかったが俺は彼女は笑っていたように聞こえた。俺は特に悲しいわけでもなかったはずなのに涙が溢れ出てしまった。
「貴方は私の許嫁です。」