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真剣に読まないように。

いつかの夜空。

作者: caem


 丸く拡がる けたたましく鳴る


 どーーーん


 激しく揺さぶられたトキメキ 鼓動


 ぱらぱらと舞い散る火の粉 煌めき


 負けじと色鮮やかな色彩の浴衣


 透き通るほど 艶やかな 潤うのはうなじ



「たーまやーーー」


 って呆気ない 夜空の花火を尊ぶキミの横顔から


 ぎこちないほどの 答えを待たずに 染め上がる頬


 誤魔化されたのかな せっかくのデートに 諦めて


 安っぽいお皿の上の串に刺さった 焼き鳥に


 あり得ないよなあって 打つ 舌鼓 ハグハグ


 もぐもぐ ごくん


「ねぇ、それって美味しいの?」


 あーーーん


 してきた その仕草にはもう 敵わない


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― 新着の感想 ―
[良い点] 拝読しました。 甘ーい青春感が伝わってきて良かったです。
[良い点] 独特な文節ですね。1枚の絵か写真を表したような短編で面白いなと思いました。
2020/08/08 08:44 退会済み
管理
[良い点] 青春汁がほとばしっていて良かったです!
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