偶作
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日本神州豐葦原
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古來稱者盡千言
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天災人禍遍其地
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賞美如何是苦難
【押韻】
七言絶句、上平13元(原・言)と14寒(難)の通韻。
【読み下し文】
日本 神州 豊葦原
古来 称ふる者千言を尽くす
天災人禍 其の地に 遍し
賞美すとも 是の苦難を如何せん
【訳】
日本、神州、豊葦原と
昔から人間は無数の言葉で誉めたたえてきた。
しかし自然の災害も人間の悪行もみなその地にあふれている。
賛美したところで、この苦しみをどうするのか。
今回は七言絶句のルールをよく見て作りました。面倒な規則が多すぎる、だがそれがいい。