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渋滞で、身動きの取れない車たちの中をすいすいと闊歩して、クラクションを鳴らされた車からやはり追いかけられ、住宅内に逃げ込んだり…。
最終的にやめたのは、ドアを開けて、怒鳴られた時だ。
「すみません…」と。
今考えると、なんてガキだった気がする。
チャリンコ同士の衝突や電信柱にぶつかったり、人にぶつかったりは当たり前だった…。幸い、車にぶつかった事はなかった。当時は、チャリンコにぶつかったら、チャリンコの方が悪くても、車の方が悪くなったらしい。
