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『日常』

まだまだタイトル募集中㎗

━目が覚める━


「ふぁぁ~」


今の時刻は6時30分学校には余裕を持って登校するのが俺の日課である。階段を降りてリビングに入る。


「おはよ、母さん」


「あら、おはよう隼人。」


もう母親が朝ご飯を作って待っていた。うん、優しい母さんで良かった。そんな事を思いながら「いただきます」とまだ眠気の残る声で言って、まずは味噌汁を飲む。豆知識だが味噌汁を飲んでから他のものを食べるとそれ以降の消化が良くなるらしい。


「ごちそうさまでした、っと」


今の時間は7時00分


少しテレビのニュースを見ながら着替えを始める。


着替え終わったらぼーっとして7時30分に家を出る。


「いってきまーす」


俺の家から学校までは徒歩で15分くらいだ。途中で大きな交差点がある。そこで3分ほど待っていると


「ごめ~ん、遅れちゃった~。待った?」


「ああ、待った。3分待った。俺の3分が無駄になった」


「また隼人はそう言うー。ま、ごめんね。じゃ、行こっか?」

彼女はそっと手を差し出してくる。


手を繋げってのか、


「あいよ」


差し出された彼女の手を握ってやる。


その後は他愛もない会話をしながら学校に着く。


「んじゃ、俺は朝練してくからまた教室でな。」


「うん、頑張ってね……隼人」


少し表情が陰る。


「ったく、わかりやすいんだよ。また教室で会えるだろ?」

「うん……」

まったく……


俺は彼女の頭に手を置いてわしゃわしゃする。


ぷしゅー


今の彼女の状態を表すならこの言葉が合っているだろう。


「んじゃ朝練行くから。」


「こけー」

「ニワトリかよ、じゃーな」


━昼休み━


「ねーねー隼人ご飯食べよっ!今日も作ってきたから」


「まじかよ!?サンキューな。今日はなに?なに?」


「お前さ、僕の存在忘れてない?あと、お前食事に関することになると性格変わるよな。」


「うるさい。うるさい。うるさーーーい!俺は飯が食いたいんだ!」


「ホント隼人お腹空きすぎ、まあ作ってあげたからね」


今日の昼飯は

ご飯、卵焼き、唐揚げ、ブロッコリー、んで野菜


あと

「……トマト」

「どうしたの隼人?」

彼女は笑いながら聞いてくる。


「一昨日も昨日も今日もトマトーーーーー!俺はトマト嫌いだって何回も言ってるのにー!」


「食べなきゃダメです。いいね?」


「嫌だいやだいやだ!」


「隼人、僕からも一言。『逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ』」


「俺はパイロットじゃねーーー!」


いつもの昼休み。うん、日常。



━部活後━

俺はサッカー部に入っている。部活が終わり部員と話し終わると俺はある場所に行く。


うさぎ小屋だ。うちの学校ではうさぎを飼っている。ほんとにうさぎって癒されるんだよなあ。このうさぎ小屋のうさぎを見て癒されて帰る。




ああ日常。平和。平和が一番。この日常が好きなんだ。何も争いはないし、この日常が続いていけばいいんだ。



そう、この『平和』で、何も無い『日常』が続けばいい。

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