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『俺』の終焉

タイトル募集してます!



人間には『光』の部分と『陰、闇』の部分があると言うのはよく言われてる。


俺はどちらかというと『光』の部分が強い人間な気がしていた。クラスでの友達は多くて、部活でもレギュラーを取っていて、可愛い彼女だっている。俺自身『光』の強い人生を送っている自負している。


ただ『光』が強い分そこにどす黒い『陰、闇』がある。



そんな事に俺は気づいていなかった。


ほんの数ヶ月前には……


周りは壊れていき、部活も上手く行かなくなり、遂には彼女との関係も拗れている。


あの日あの時何か違う選択肢があったのではないか、そう思う時もあった。でももうそんなもんはやめた。というより感じなくなった。


俺と『彼』でやってきたことを後悔はしていない。


ここは学校の屋上。いつもは閉まってるけど開いてしまう。


風が気持ちいい。遠くには都市部のビル群が見え下を覗けば学校の中庭。今は授業中だから誰もいない。


「心の準備はいいかい?」

彼が茶化すように言ってくる。本当に『彼』は狂っている。

「ああ、いいよ」

そう、後悔はしていない。後悔はしていない。後悔はしていないんだけどなぁ


もっと生きていたかった。そんな考えが浮かんで目に涙が浮かんだ頃もう俺は宙に舞っていた。


『彼』はこんな状況でも笑っている。

本当に『彼』は狂っている。


そしてそっと目を閉じる。




「誰が黒幕なのか分かるかい?君達には」

多分これが1番印象に残っている言葉かもしれない。


風を感じる。


ただただ身体は落ちていく。


もう堕ちきっている俺にお似合いだ。




「さよなら、俺の人生」

タイトル募集しています!


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