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フォーム1 ヒーローモード

その夢を見た翌々日から世界中で異常事態が起きた。


夢で見たような化け物が突然現れ始めたんだ。しかも僕が居る町に........でもこの町そんな重要施設なんてないとこなんだけどなぁ。


『アッチャーやっぱ出てきたね。』

僕のポケットから声が聞こえた。僕は小声で

『えっと、お前関係の奴?』

『まぁ、そういう奴でもそいつらが出てきたって事は完璧にあれが........。』


途中から声が聞こえにくくなった。


『とりあえず俺を使ってあの化け物と戦うんだ。』


『...........えっ。戦う?!ちょっと待ってよ。僕にそんな力無いよ。』


『力はある。俺だ。俺がお前に力貸してやる。てか俺使わなきゃ一般人じゃどうにもできんよ。てな訳で強制的にっと。』


体が勝手に動き出す。


『先生。』


『んどうした?』


『ちょっと気分が悪いので保健室行って良いですか?』


そう言う症状も一切ないはずなのに僕の口が勝手に喋りだした。


『わかった。気をつけて行きなさい。』


僕は、それを聞いてちょっとふらつきながら廊下へでた。


『よしっ、脱出成功っと。』

『ちょっ。お前いきなり何をしたんだよ。』


『おいあんま大声出すな。緊急事態だから今回だけは勘弁な。くわしい説明は後でしてやるよ。』


そう言いながらいつもの僕の体育成績よりも早く走ってることに気がついた。


『って、うわぁっ、なにこれ早すぎー!!』


わずか数分で現場に着いた。てか息切れひとつなくね。


『えっと、とりあえずどうすれば良い訳?』

『俺を持ってから頭のなかに浮かんだ言葉を叫べば、俺がお前に合う力を貸してやるよ。』

冷や汗混じりに言った。

『わかった。やってみる。』

目をつぶり、

頭のなかに浮かんだ言葉を息を深く吸い込み、一気に吐き出した。


『トランスアップ!!モードヒーロー!!』



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