0 リア充終わりの日
どうもクロカジキです。
初作品です、いろいろと御見苦しい点があるかもしれませんが、暖かい目で見守ってくれると有難いです。
そしてこの小説を楽しんでいただけたら光栄です。
サッカー部員A「行けーーーー!!!」
サッカー部員B「決めろ!!!」
サッカー部員たちの応援などの声が響く。
恭介「言われなくても決めたらぁ!!!」
ズパァン!!!
恭介が蹴り飛ばしたボールは強烈な炸裂音と共に相手チームのゴールに入る。
ピピーーーーーーーー!!
サッカー部員「逆転じゃあぁ!!!」
恭介「全国大会制覇ァ!!」
彼女「恭介ーーー、おめでとーーー!!!」
恭介「おう!!」
まぁ、中学生活ボロボロだった俺が高校生活で人生をエンジョイさせられると思ったのだ
が
そんな夢は一瞬で崩れ去った・・・・・・。
あぁ、本当に一瞬で・・・・だ。
みんなはこんなフラグの名前を知っているか?。
「森などで隊列を組んだら真っ先に居なくなるのは一番後ろの奴」
あぁ、そのフラグは本当だったぜ・・・・・。
事の発端はクラスでの噂だった。
クラスメイト「この学校の近くに神社あるじゃん?」
恭介「あぁ、あのボロイ神社か」
クラスメイト「そそ、その隣に森があるんだけどさ、最近その森から夜な夜な 助けてください~ って声が聞こえるらしいんだわ」
恭介「なんだその小学生が思いつきそうな噂」
恭介が笑いながら話を聞く。
クラスメイト「んで、その森に今日行くんだけど恭介も来る?」
恭介「今日は何の予定も無いからいいよ」
という訳なのだが。
クラスメイトA「なんかいかにもって感じだね・・・・・」
クラスメイトB「じゃあ、入るか~」
クラスメイトC「あ、・・・・・本当に入るんだ?」
恭介「まぁ、別にどうにもならないだろ、さっさと行こうぜ」
そして暗い森の中に入っていく事になったのだが。
クラスメイトC「なんか霧が出てきたね・・・」
クラスメイトB「ここに来てこの演出とかマジで薄気味がわりぃな・・・・」
恭介「なんだあれ?」
・・・・・・・・・・・・
霧の奥で何か黒い影が動いている。
クラスメイトA「ご・・・ごめん真剣に怖くなってきた・・・・・」
クラスメイトC「こっちに向かって来てない・・・・・・・?」
クラスメイトB「に・・・・に・・・逃げろぉぉぉ!!!」
恭介「んな!?」
クラスメイトが逃げ出す中完璧に恭介が出遅れてしまう。
恭介「・・・・・!?」
体が・・・・動かない・・・・!!!
恭介「くっそ・・・、動け!!!」
黒い影がどんどん近づいて来る。
恭介「来るな!!、来る・・・・・・・な・・・・・」
言葉の最中に意識が無くなった・・・・・。
何時間ぐらい気を失ってただろうか、いや何十時間かもしれない。
そして頭痛が少しずつ恭介の意識を回復させた。
恭介「・・・・っつ、ここ・・・・どこだ?」
そこは現代では見ることの出来ないような石造りの祭壇だった。