ゆかいな まんざい 2ほんだて!(せっしゃーず&クーとクワレル)
漫才です。
さあ、さむらいの まんざいコンビ 『せっしゃーず』の まんざいです。どうぞ。
じょんざえもん「われら せっしゃーず でござる」
ごんぐろう「おねがいするでごんす」
じょ「せっしゃは おにと たたかったことが あるでござる」
ごん「ほう。せっしゃも おにを たいじしたことが あるでごんす」
じょ「せっしゃが たたかった おには、しんちょうが 3メートルも あったでござる」
ごん「ふん。せっしゃは 10ぴきの おにと たたかったでごんす」
じょ「せっしゃの おには くちから ひを はいたでござるぞ」
ごん「それが どうしたでごんす。せっしゃの おには つのが ミサイルに なっていたでごんすよ」
じょ「せっしゃの おには さらに おそろしい おにへ へんしんしたでござる! おにの ボスだったでござる!」
ごん「ふん! せっしゃの おには ひっさつわざを つかったでごんす! そのなも 『おにおにハリケーン』という おそろしい わざだったでごんすよ!」
じょ「そんな おにを せっしゃは かたな いっぽんで たおしたでござる!」
ごん「ふん! せっしゃは おなら いっぱつで たいじしたでごんす!」
じょ「ええーい、いまや にほんじゅうの おにが せっしゃに おびえているでござるぞ!」
ごん「なにを いうでごんす。 にほんじゅうの おにが せっしゃを こわがって よその くにへ にげていったでごんすよ!」
ぬ⁓⁓⁓⁓⁓⁓⁓⁓⁓⁓⁓⁓⁓⁓⁓⁓⁓⁓⁓⁓⁓⁓⁓⁓⁓⁓⁓っ!(にらみあう ふたり)
「あれ? ということは⋯⋯」
じょ「おそろしい おには もう いないでござるな」
ごん「そうでごんすな。みんな あんしんして くらせるで ごんす。めでたし めでたしでごんす」
「どうも、ありがとうございましたー」
いじょう、せっしゃーずの まんざいでした。
つづいては ライオンと シマウマの まんざいコンビ『クーとクワレル』の まんざいです。どうぞ。
クー「やあ、クーとクワレルだぞ。ガオーッ」
クワレル「おねがいしまーす。ヒヒーン」
クー「きみ、うまそうだね。ぺろり」
クワ「わーっ、ぼくを たべようとしてるー!」
クー「じょうだん じょうだん。それより 10かいクイズを やらないかい」
クワ「おっ、いいね。やろう やろう」
クー「それじゃ、『たべて』を 10かい いってくれないかい」
クワ「いいよ。たべて、たべて、たべて、たべて、たべて、たべて、たべて、たべて、たべて、たべて」
クー「いただきまーす」
クワ「わーっ! やっぱり ぼくを たべようとしてるー!」
クー「じょうだん じょうだん。それじゃ グルメリポーターごっこを やらないかい」
クワ「ん? グルメリポーターごっこ? ああ、テレビで やってるやつだね」
クー「それじゃ、ぼくが グルメリポーターを やるから、きみは ラーメンやさんを やってくれないかい」
クワ「わかった」
クー「こんにちは。グルメリポーターの クーです。きょうは この ラーメンやさんに やってきました」
クー「すてきな おみせですね」
クー「おお、おいしそうな ラーメンですね。そして⋯⋯」
クー「おいしそうな ラーメンやさんですね。ぺろり」
クワ「わーっ! やっぱり ぼくを たべようとしてるー!」
クー「ははは、じょうだん じょうだん。ところで クワレルくんは まんざいが おわったあと なにを したいんだい?」
クワ「そうだなあ。サッカーもいいし、ゲームもいいなあ。クーさんは?」
クー「ぼくは やっぱり⋯⋯おしょくじ」
クワ「わーっ! やっぱり ぼくを たべるつもりなんだー!」
クー「あはは、じょうだんだよ。ほんとうに たべるつもりなら とっくに たべてるよ」
クワ「ああ、それもそうだね」
クー「というわけで ぼくらは なかよし。たべたりしないよ」
クワ「みんなも ともだちと なかよくしてねー」
「どうも、ありがとうございましたー」
いじょう、クーとクワレルの まんざいでした。
読んでくれてありがとう。