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革命~悪魔の声3.1~  作者: おぺ
3/18

03事件解決?


東京へ来た俺は、警視庁へ向かった。


警視庁「ここは警視庁です。サンフランシスコではありません。」

知ってる。


ジャムパン「地方から来た後輩くんだね。私のことは気軽にジャムパンと呼んでくれ。」


後輩「はい。もしかして、クリームパンさんとかもいるんですか?」


ジャムパン「そんなわけないよ。」


ですよねー。


・・

・・・・


ジャムパン「一緒に働く仲間を紹介しよう。」


ピザパン「ピザパンだ。」


コロッケパン「コロッケパンだ。」


短パン「短パンだ。」


仲間外れがいますねぇ・・


後輩「後輩です。みなさんよろしくお願いします。」


ピザパン「おいおい、まだガキじゃねえか。」


コロッケパン「見た目に騙されるな。間違いなく身長の2倍はあるハンマーを操り敵を一撃で葬る実力を持っている。」


ピザパン「ま、マジかよ・・」


後輩「無理ですよ?」


コロッケパン「実は年齢3桁の超人で10分後には事件を解決しているだろう。」


短パン「す、すげえ助っ人が来たもんだ!」


後輩「素直すぎません?」


ジャムパン「ま、コロッケのいつもの冗談はともかくとして・・」

ジャムパン「不幸な人は他人を殺すブログの作者について、少し話を聞かせてもらえないか?」

ジャムパン「いまいちどういうものかわかっていないのだ。」


ジャムパン「なぜ不幸な人が他人を殺せば救われるのか?とか。」


・・・・あれ?俺も知らない!

ええと、不幸な人みんなが殺せば権力者は放っておけなくて救ってくれるよ的な・・?

アホすぎる説明!


電話「電話だよ!」


ジャムパン「電話か。気にせずとっていいよ。」


後輩「あ、すみません・・先輩からだ。」


先輩なら詳しいこと知ってるかな?

俺は電話に出た。


後輩「はい後輩です。」


先輩「今すぐ指定の場所へ向かえ!銃撃犯のアジトがわかった!」


後輩「え!?銃撃犯のアジトがわかったんですか!?」


ジャムパン「なに!?」

ピザパン「マジで10分解決コース?」

コロッケパン「じゃあ年齢3桁も・・がくがくぶるぶる・・」


短パン「じゃじゃじゃじゃーん・・・・地図!」


俺が先輩から聞いた場所を伝えると、短パンさんはすぐにその場所のページを開いた。


ジャムパン「銃撃事件が起きた路地裏の一角か。」

ジャムパン「元々このどこかに銃撃犯が隠れたと思っていたが、特定するとは見事だ!」


後輩「まだ当たっているとは限りませんが・・」


短パン「なーに、間違っててもうちらの責任じゃない!」


あれ?


ジャムパン「すぐに出発だ!後輩くんと・・ピザと短だ!コロッケは待機。捜査本部に連絡しといてくれ。」


ピザパン「はい。」

短パン「はい!」


コロッケパン「全力で本部に連絡します!」


そこを全力にする意味とは・・?

コロッケパンさんは面白い人だなぁ。


・・

・・・・


車で向かいながら、先輩から詳しい説明を受ける。


元々この銃撃事件は、路地裏から犯人が現れ銃撃。

すぐ路地裏に隠れて見つからない・・というものだった。


なので路地裏のどこかに犯人が隠れていると予想はされていた。


ジャムパン「足跡がつかないよう細工されていたり、監視カメラのない場所を選んだり、あのあたりに詳しい者の犯行だとはわかっていた。」

ジャムパン「とはいえ令状なしで調べるには限界がある。」


後輩「先輩はなんでわかったんですか?」


先輩「そのあたりのネットを監視して中国語を抽出。」

先輩「翻訳ソフトにぶち込んで怪しい書き込みを見つけたってとこだ。」


後輩「・・中国語?」


先輩「”不幸な人は他人を殺すブログ”の更新だが、最近は中国本土から更新されたものが多くなっていた。」

先輩「意図的に中国側から工作されていると予想できる。」


ジャムパン「ふーむ、使われた銃が中国製だとはわかっていたが・・」

短パン「到着しました!」


後輩「ところで、令状なくて大丈夫ですか?」


ピザパン「誠心誠意対応すればいいんだぞ☆」


凶悪犯相手なんですが・・


・・

・・・・


ピザパン「オラァ!警察だ開けろ!!!」


誠心誠意・・?


ピザパン「ん?・・開いてる。」


短パン「鍵壊した?」


ピザパン「いや、最初から開いてたっぽい・・開けるぞ。」


ギギィ・・と音がしながら扉が開く。

そこは、おかしな空間だった。


電源ケーブルが壁についているが、その先にあるべきパソコンがない。

LANケーブルもルータについたまま。ルータは電源が入りっぱなし。


ジャムパン「・・・・逃げた直後ってとこだな。」


そう・・見えますよね。


ピザパン「間違いないですね。まだ机の上が温かいです。」


後輩「ゴミ箱の中には燃えカス・・まだ熱を持っています。」


ピザパン「まるで・・オレたちが来るのを直前に知って逃げ出したように見えます。」

ピザパン「・・お、おかしくないですか?オレたちはパトカーを使わず自家用車でここへ来ました。」


短パン「犯行に使われた銃もありません。」

短パン「ジャムさん!まさかこれって・・・・」


ジャムパン「間違いない。情報が漏れた。」


・・そういうことに・・なるよね。

でも、誰が・・?


・・

・・・・


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