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54:P-1グランファイト開幕!! 

久しぶりの投稿!! 

というかなろう自体開くのも久方ぶりでなまってる!?(4日くらいしか休んでない)

如月信男は熱く燃え、優勝を狙う!!

「レディーーーーーーーーーーーース・アーーーーーーーーーーーンド・ジェントルメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!! お待たせしました!!体育祭メイン行事が今!始まろうとしております! お久しぶりです、和琴速人でございます!! 今年の体育祭『P-1グランファイト』では初のモブ...つまり個性がなく、能力を持たない人たちの三銭ということもあり、非常にもりあがっているようです。やはり、モブとペキュラーの対決はどちらにとっても異例の戦いとなるでしょう。もしかしたら、大会中に覚醒しちゃうかも!? ね!? 都築さん」


「都築権造です。覚醒とはモブがペキュラーとして個性を見出すこと...。中々見ることはありませんが、ここまで個性の強いメンバーが集まれば可能性はあるでしょう」


多くの期待の目が寄せられた大会だった。俺もできる限りのことはやった。今年の体育祭はこれを主軸に他の競技を組んでいたからあまり出られなかった。普通の戦績だからつまらなかったけど...。絶対、優勝してやる!!


「さて、初戦の相手ですが…今回も登場!! 番狂わせもいい所! ハーレム王として噂されている如月信男!!」

「対するは去年多くの競技に出すぎて出られなかった男。篤井修。熱い入場です」


いきなりの初手がこいつだとは思いもしなかった。いつかは闘うと決めていた相手だ。不足はない。


「如月君! 初戦に当たるとは運命だね!」


「ああ。俺もお前に感化されて熱くなってきたぜ」


「両者スタンバイオーケー!! では皆さん、ご唱和ください!! グランファイトーーーーーーーーー、レディ」



『ファイトーーーーーーーーーーー!!!』



篤井とは一度戦ったことがある。一度勝ったし、今度も負けない!!俺たちは取っ組み合い、にらみ合っていた。篤井はすでにフレイムナックルを現出させて俺を押してくる。


「君たちみたいに付け焼刃で鍛錬してきた筋肉とは違うのだよ!」


「ぐぬぬ… 俺の見せ筋が、や・やられる!」


俺も巻き返しつつ、マジックステッキを長めに現出して無理やりに押し出した。俺は間髪入れずに魔法を唱えた。


「ラブリー・ロイヤルフローラル・ハリケーン!!」


篤井はびっくりするほどに筋肉とフレイムナックルで耐えていた。どういうこと? あいつの筋トレどんだけ自制力強いんだよ。俺はお前の知らないところでもっと強くなっているのさ!


「篤井! 俺はもっと強くなっているぞ!! 筋肉だけの話じゃない。能力として! いでよ!現出魔イマジカ:ラヴ・マシーン!!」


「何!? 現出魔とは我々の中でもできる人は少ないのに、しかも動物が主体なのをロボット、いや、人型か!? 君はなんて破格のペキュラーなんだ!!」


彼は俺のイマジカを見て驚き、称賛していた。前に天河さんにも同じこと言われたなぁ。そんなに珍しいことなのか? まっ気にするな!! 


「ラブリー・ロイヤルフローラル・ハリケーン/スラッシュ!」


「君は素晴らしいペキュラーだぁああああああああああああ!」



『ジャストミーーーーーーーーーーーーーーーーーーート!!! 場外! 場外になりました! 篤井選手幸せそうな顔をして倒れこんでいます! 命に別状はなさそうですが今後に支障が出そうです!! いやぁ如月選手お見事でしたね』


『最近の彼はイマジカもいつの間にか習得し、活躍の場を広げているそうですしね。今後も期待でしょう。 おおっとここで、如月信男選手が倒れた篤井選手に駆け寄ってきたぞ?』



篤井は如月を見上げるとその差し出された手を掴んで立ち上がった。篤井は笑いながら敗北を認めた。


「僕の完全敗北だ。君には才能がある、友達がいる。そして愛が...。それらが君を何倍も強くした! これからも突き進んでくれ! 君自身の夢のために!」



「あたり前だろ!? 俺の夢を止める奴はいない。俺が折れない限り、ハーレム王は俺一人だ!」


俺のハーレム王という言葉に会場は少しざわめきだした。冗談だと思っていたが本当に目指しているのかと。俺はそのざわめきさえも歓声に想えた。俺は周りに腕をあげて俺はやるぞとアピールした。会場の人たちは拍手で見送った。会場を見渡して手芸部の子たちが集まっていたので合流した。廉は勝って当然打倒言う顔をしていた。そしてあやたちはねぎらってくれた。


「お疲れ様です。マスター」


「おつ~。モブッチ、ちょ~イケてんじゃん?」


「ありがとう二人とも」


「次は私なんで、ちゃんと見ててくださいよ!? 先輩」


「次、しいなか! 初めてだろうけど頑張れよ!」


「え? 私もだけど?」


というと真子も自分を指さして目を丸くしていた。一年生二人の対決とは見ものだな。それにしいなも真子も個性は結局謎のままだしなぁ。二人がどんなペキュラーかも楽しみだな!



泥しいなVS西野真子!! ぴかぴかの一年生対決はいかに!?

次回「赤い悪魔と黄色い蜜蜂」

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