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ヘビ好きが異世界でヘビ使いの勇者になる!  作者: 鳶野
第一章 ヘビ使いの勇者になる?
17/24

15 ライトは人気者

俺のペットが頑張ってイノシシを倒したことで、街は祭のように盛り上がり、ライトの登場によって一層盛り上がった。

そして、俺はミルクスネークを収納しておいた。活躍したので大体的に祭り上げたい所だが、近くにいる人がミルクスネークを怖がっていたので、仕方なしだ。

途中から、なぜかライトが主役のように、街の女性や、どこから来たかわからない女性兵士、そして、ライトを尊敬している少年たちが集まってきた。

ちょくちょく、“ライト様がイノシシを倒してくださった”という声が聞こえるのだが?誰だそのデマを流しているのは、そして誰か訂正しろ!


「皆が無事そうで良かったよ。それよりも店主、この変異を起こしたイノシシは国に回収されてもらっても良いですか?お代は後で払いますので」

「命があっただけで儲けもんさ。自由にもっていてくれ」

「では私はイノシシを回収して戻ります。ヒロマサもついてきてくれるかい?」

「はいよ」


ライトはイノシシを抱えて、帰ろうとした。しかし、店主がライトを止める。


「ちょっと待ちな、ヘビ使いのあんちゃんと、ライト様、いったんイノシシはおいてうちで飯を食っていきなよ。命恩人だ、おごるぜ」

「ありがたいのですが、仕事がありますのでヒロマサは残るかい」


俺が答える前に、先ほど到着したばかりの兵士が話に割って入ってくる。


「お話は聞きました。イノシシは我らが運ぶのでライト様は、ご食事をしてください」

「しかし……」

「イノシシの対応でライト様はお疲れでしょう。食事を楽しんでください」


ライトはイノシシに対して全く対応してないだが、走って現場に来ただけだし、なんならライトが来たことで、騒ぎが大きくなったんだが。

民衆や他の兵士のライトへの対応を見ていると、こいつを隊に組み込めないのがわかる気がする。


「ハッハッハ、うちで食べるの決まりだな。おっと紹介がまだだったな。俺はゴンだよろしくな」

「よろしく」

「騒がしいから、お前ら2人には個室を用意してやるよ」

「ありがとうご……」

「まってください。私も連れです!」


俺がお礼を言おうとすると、マリが割って入ってきた。確かに今日は食事をする予定だったのでコイツが連れであることは間違いないし、何ならライトとマリ用の個室と、俺用の個室に分けてほしいぐらいだ。


「えっと私も連れだとおもいます」

いや、だれだよお前! マリが連れだいったとたん、見たこともない町娘が連れだと言い始めた。


「私もです」「俺もだよな、ライトの旦那」「私も一緒に食事をしたいです」

続々と連れが集まって来る。知らないやつがどんどん連れになっていく。こんなに集団をつれて食事をするわけがないだろ。会社の飲み会じゃあるまいし、これが奢りだったらこのレストラン破産するぞ。


「わかった。旦那たちは真ん中で食事してもらうから、お前たちは金を払って周りで食えよ」

「「「「はい!」」」」


みんな笑顔だが、一人だけものすごい嫌そうな顔をしている。そう、マリだ。イノシシが現れなければ2人切りの食事だったのにな。

そして、マリは俺の近くまで来ると小声で話しかけてくる。


「ちょっとあんたのせいで2人きりの食事が台無しじゃない」


俺のせいか?俺のせいなのか?ライトがマリを連れだとゴンに告げたので、ライトの隣に座ってはいるが、ライトは人気者なので、周りが話しかけ、マリが話しかけるタイミングがないのがわかる。

そして、俺の方をたまに見ては、睨んでくる。だからイノシシが登場したのは俺のせいではないはずだが……


痛い視線を感じながらの食事ではあったが、街の人達はイノシシを倒したということもあり、俺を歓迎してくれているようで意外と楽しめた。

そして、厨房で新鮮なうちにさばかれて出てくる、お肉料理は絶品で、また来たいと思える味だった。

食事が終わると、ライトはイノシシが気になるようで、すぐに兵舎に走っていき、俺は、文句を言われながら兵舎に帰る。もちろん、内容は聞いていないが、うなずいておいた。



Side 騎士団長


「騎士団長様、お持ちいたしました」

「これが、街中で突然進化したというイノシシか」

「はい、偶然ライト様が出くわして、一撃で倒したそうです」


イノシシの傷口が特殊な事や、複数あるところから、一撃で倒したわけでは無いということは長年の経験を積んだ騎士団長には、わかる。

騎士団長が予想するに、勇者のヘビの攻撃ではないだろうか。ただ、重要なのはそこではない。

なぜ、この捕まえて檻にいれたモンスターが急に進化したかということだ。

モンスターは決して進化しないわけではないが、肉体的な変化は徐々に起こるか、自分と同等のモンスターや人を倒すことによって、急激に進化する。

捕まって檻にいるという状態から、進化するというのは、異常事態と言わざる得ない。


「もともと、進化していたということはないのだな」

「はい、コイツを入れていた檻は、高さ1.5mですので、このサイズを入れ込むのは不可能で、証言もあります」

「そうか……」


偶然進化するにしても、変化が大きすぎる。通常の進化なら体高は2mぐらいに収まるはずで、サイズからしても一気に2段階進化したと言えるほど、大きくなっている

これは邪神の強まった影響が出ているとしか言えないな。早く勇者が使えるようになるといいが……



読んでいただいてありがとうございます。


関係ない話ですが、私は最近、オリーブパイソンというヘビが飼いたくなっていますが、お金がありません。

今まで作中で登場していた、コーンスネークもボールパイソンも1万円前後で購入できます。

カラスヘビとホンジュラスミルクスネークは2万円前後で購入できるでしょう。カラスヘビでなくノーマルのシマヘビなら、1万円を切ると思います。

どのヘビも、お手頃の価格で、初めてのヘビの飼育する方にはお勧めです。


もちろん、飼育する前には、きちんと飼育方法を調べてからにしましょう。作中では湿度管理や、温度管理の描写が一切ありませんが、設備が必要です。

本当は入れたい所ではありますが、そうするとヘビを隔離しないといけなくなるので省いています。ただ力不足なだけかもしれませんが……


それはさておき、私が欲しがっているオリーブパイソンは、安くて10万前後で高いと20万近くするので手が出ません。20万円ぐらいおちてないかな。

ちなみに20万円落ちていても、家族が反対して飼育できなそうです(涙)


どうでもよい、後書きも読んでいただいてありがとうございます。

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