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時刻神さまの仰せのままに  作者: Mono―
第ニ章:世界と、セカイと、せかいと
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44話:亡きモノと無き者


安全に現世へと戻るべく、姫乃と結を芽愛に託し、彼方と芽衣は来るべき脅威を足止めするため剣を取る。


不穏な存在の影踊る中、彼らの未来は―――――

 

  まぶたを開くと、そこは深い森の中。多くの水分を孕んだ森林の空気が鼻腔から入り込み、生命の息吹を体内から感じる。



「·····行くぞ」


「え·····?」



  そのセカイで初めに口を開いたのは、藍色をした髪の少年―――天城二葉。その後には、言わずもがな。桃色の髪を風にとかされながら、童野月夜が続く。


  そんな彼らの背を横目に、謎の発行現象を引き起こした張本人である寿健慈は、肩越しに振り返ると未だに状況理解の追いつかない中等部の生徒2人へ向け、こう言う。



「お前ら2人はこの場所で待ってろ。向こうには、あいつらと俺で行く」


「な·····?」



  多くを語らず歩き出そうとする健慈を、荒ぶった声音で綾音が呼び止める。



「待ちなさいよ! ·····さっきの、質問に答えて。じゃないと、私たちは貴方に協力しないわよ?」


「·····生徒が教師を脅迫か? 随分と世知辛い世の中になったもんだな」


「能書きはいいわ。·····早く、答えて」


「··········」



  立ち止まり、二葉と月夜の消えていった森を見つめながら。健慈は暫くの沈黙を作り、やがて―――



「言っただろ。俺の目的は、俺の為にどうこうする事じゃあない。·····お前たちを生かすこと。俺が救いたいと思うもの”全て”、誰一人として失うわけには行かないんだ」


「·····救う? それは、彼方と姫乃ちゃんのこと?」


「··········見れば分かるさ。このセカイをな」


「··········っ!?」



  健慈が呟いたその時、すうっと吹き抜けた風が運んできた臭気に、思わず綾音は鼻を塞ぐ。

  それと時を同じくして、付近の森をまじまじと見渡していた逢里が、それに気付く。



「·····なんか変だと思ったら。ほら、綾音。この木とあの木、全く同じ形をしてる」


「こんな時に何を言ってるのよ·····。 第一、この臭いはどこから·····?」



  戸惑う綾音をよそに、不敵な笑みを浮かべ振り向いた健慈が逢里を見て言う。



「このセカイは不完全な代物だ。だから逢里、お前みたいな素人目でも違和感に気付ける。·····まあ、そこのうるさい方は気付かなかったみたいだがな」


「ど·····どういうことよ!?」


「分からないか? 入ったんだよ。お前らは」


「はあ?」



  冷静さを失った綾音を嘲笑うように、健慈は言い放ち。先んじて事態を悟った逢里が、少しばかり方を引き攣らせ。



「ここが、彼方が足を踏み入れた異世界―――狭間だ。·····またの名を、平行世界パラレル・ワールド


「なっ·····!」



  健慈が次なる言葉を発するよりも前に、森の奥から地鳴りのような轟音と、その間に響く一発の銃声が、セカイの静寂を切り裂いた。






 **********






  その姿は、異様だった。



「··········ッ!」



  芽愛の射撃は恐らく命中。ならば、絶命とまでは行かずとも深手を負わせることが出来たはず。

  ·····とあれば、傷を起点に攻め立て一気にカタをつけられる。


  そう思い目にした異進種の姿は、四肢が在り、頭部が在り。形だけを見れば、あの大熊―――大型異進種の上位に位置する危険度リスクVIIIの一柱、”スラム・ベアー”そのもの。



「彼方様は、左腕からの攻撃を注視して下さい。·····どうかされましたか?」


「いや··········」


「まさか、怖気づいたわけではありませんよね? あの姿を見て」



  しかし、身体中には醜い傷跡が数多く刻まれ、特に”右眼”は深く抉られており、眼球そのものを視認することができない。



「あの熊·····さっきあんなにボロボロにしたっけ?」


「···············」


「芽衣?」



  不意に押し黙る芽衣に、彼方が声をかける。すると、深く息を吐いた芽衣が怪訝そうな表情を浮かべ、呟く。



「先程の熊は、アレに殺されたんでしょう。·····あの咆哮こえは、その時の断末魔です」


「·····え? じゃあ、あの熊は新手って事か?·····にしては随分満身創痍だな」


「いえ·····そうでもなく。·····あの熊は、わたくしと芽愛が倒した異進種です」



  そう言われ、彼方はウルドの言葉にあった”大きな死骸”というワードを、ふと思い出す。



「·····まさか! 一度死んだやつが生き返ったって言うのか!?」


「芽愛の狙撃で、眼球から入った銃弾は脳髄を破壊したはず。·····致命傷を負った野生動物が暫く動き続けるという話は耳にしますが、これほど時間が経っていれば話は変わってきます。·····不条理ですが、そうとしか言いようがありませんね」



  傷跡の位置や体格は、あの時の大熊の姿と一致する。



(しかし·····なぜ、ここまで偶然と偶然が重なるのでしょうか·····? 何か行動を起こそうとする度、こちらの戦力が揃う度に、その力を削ぐことに繋がるような事態が起こる―――――)



「·····なんだ!? あいつ·····! 傷口からっ!?」



  時を見計らい攻勢に出ようと構えていた彼方が、その光景に驚きの声をあげる。



「·····煙幕? いや·····この煙は··········」



  不意に動きを止めた大熊の傷口から、突如として溢れ出した緑色の瘴気。それに触れた木々は、幸いなことに枯れるようなことは無く―――――



  「何にせよ、止まっている的を射抜くほど容易いことはありません。行きましょう!」


「ああ! 左は任せろっ!」



  未だに立ったまま硬直している大熊を瞳に写し、2人はその不条理な存在へ向け、斬りかかる。

 


「死んでも生き返るってんなら、生き返っても追ってこられないようにしてやる··········よっ!」



  大熊の左半身側へ位置取った彼方は、歩行の要とも言える足のけんを切断すべく、横凪の斬撃を見舞う。



「·····うおっ!?」



  しかし、振り下ろした刀から伝わる感触は、石を切り付けたかのように鈍い手応え。



「どうなってんだ·····? 」



  押し戻された攻撃に目を見開く彼方だったが、その異変は、次なる現象の序章に過ぎなかった。



「彼方様! 一度離れてくださいっ!」


「·····ッ!」



  芽衣の叫びに導かれ、大熊の背後10メートル程の位置まで後退する。そこで彼方が見たのは―――



「なんだよ·····あれ··········」



  目の前にで立ち尽くす異進種の身体が、巨大化していく。·····身長が伸びている―――訳では無いのだが、身体中の筋肉が隆起し、牙や爪はさらに野生的なフォルムへと変化していく。



「·····異進種の··········異進化··········?」



  異進種とは、地球上の生き物が何らかの理由で突然変異し、通常の進化とは異なった―――言わば、進化論とは異なった進化を遂げた種のことを指す。


  そんな”異進種”が、目の前でさらなる進化を遂げた。



『ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛―――――――――――!!!!!!!!!』


「ううおっっ!?!?」


「―――ッ!?」



  進化を終えた(動きを止めた)大熊―――既に”スラム・ベアー”と呼ぶには相応しくなくなってしまったソレは、この世の終わりとでも言わんばかりの咆哮を轟かせ、遂にその凶刃を振るうべく全身を駆動させ始める。



「クソっ! 斬撃が通らないんじゃ話にならないぞっ!?」



  未知数の攻撃力を誇る異進化スラム・ベアーの攻撃は、スラム・ベアーであった時の精度、速度共に段違いに跳ね上がっており、刀で受け、万が一にも武器破壊が起きた場合のことを想定し、回避一択に絞り精神を研ぎ澄ませる。



「生憎、知能は据え置きのようです。パターン化された4度目の左薙ぎの後、大きく重心が右に傾きます。次の攻撃に移られる前に、その隙を崩しましょう!」


「·····分かった!」


 

  しかしそれでも、前後で挟んだ地のアドバンテージを生かし、芽衣が僅かな時間で看破した攻撃アルゴリズムに則り、機を待つ。



「一つ前の動作を見切ったら、ステップの幅を1.5倍に。最後の攻撃を避け切ったら、大きく後ろに飛んで下さい!」


「·····了·····解っ!」



  芽衣の指示を頭の中でシュミレートし、体は熱く、思考は冷静に、彼方はその時を待つ。



「·····!」



  一方、自信に向け振り下ろされる、大熊の右腕からの攻撃を躱した芽衣は、時を同じくして、ある疑念の答えに辿り着く。



(やはり·····! 進化と左眼の修復に手一杯で、身体の怪我は修復していない··········それが、我々の付け入る隙·····!)



  その時点で、大熊の攻撃はパターンの頭である、一度目の左薙ぎへと移っていた。

  すかさず芽衣は彼方へ合図を飛ばし、実行の時に備える。



「彼方様! 次のパターンで行きますッ!」


「よしっ!」



  2度目の左薙ぎ、右薙ぎ。

  叩きつけ、右薙ぎ、3度目の左薙ぎ、叩きつけ。


  そして――――――



「―――――ッ!」



  一つ前の動作、両脚をほぼ同時に叩きつけてくる大熊の攻撃を回避し、通常の1.5倍のステップで左側に距離を取った彼方の視界の隅で、黄金の髪をなびかせる少女が躍動する。


  最後の攻撃―――4度目の左薙ぎを躱した彼方が、背後に大きく距離を離し。遂に、その時が来る。



「·····貴方のような不条理―――わたくしは、認めませんッ!」


『―――――ッッッ!!!』



  芽衣の予測した通り、薙ぎ払いの後に右方向へ体勢を崩した大熊の足元に、大地の色とさほど変わらない歪な球形をした物体が転がる。

  大熊がその存在を認知した時には、既に時遅く。破裂した手榴弾の圧力により、大熊はその巨躯に粉砕された大地の欠片を浴びながら崩れ落ち、赤黒く開いた”弱点”を大っぴらにさらけ出す。



「チェック·····メイトッ·····!」



  初見での戦闘の際、うなじを刈り取ろうと攻撃を加えていた攻撃が、今になって効果的な傷口になろうとは。

  ·····努力とはできる時にやっておくものだなと、自分の行いに助けられたことを胸に秘め。


  芽衣は、長身の先端部を備えた渾身の業物(苦無)一思いに”弱点(その場所)”へと突き立てるべく地を蹴り、全身全霊の脚力を込めて跳躍を_____




「―――――ッ!」




  その、0コンマ数秒の間に。芽衣の第六感が、3つの気を感じる。

  一つは、自身の目の前で倒れる、大熊の気。そして、離れた位置から戦局を見つめる、彼方の気。そして―――――



(なぜ、気が3つ·····?)



  目視できる2つの存在を、刹那に意識の外に捨て置き。残された、3つ目の気の在処を探し出す。



「―――――ッ!?」



  見られている。


  向けられている気は―――――”殺気”だ―――――



「···············ッ!」



  自身の”意識外”に、未知の殺気を放つ存在がある。

  その焦燥が、”酷鬼”―――冷酷無慈悲な二つ名を持つ神道芽衣の太刀筋を、僅かに。ほんの僅かに、狂わせる。



「·····やったか!?」



  どこからか、そんな期待の篭もった声が聞こえた。


  そして·····手元を見て、気付く。



「·····っ!」



  外した。


  あれだけの時間と、信頼を寄せる者にリスクを背負わせておきながら、外した。



『――――――ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛アッッッ!!!!!!!』



  苦無が沈んだのは、傷口から1センチほど離れた場所。

  それは芽衣にとって、数字以上に遠い距離に見えた。



「くっ·····!」



  背に乗った芽衣を払い除けるように起き上がった大熊は、苦無が数センチ突き刺さった事をものともせず。飛び退いた少女を、差すような眼差しで睨み返し―――



「芽衣っ! 作戦は··········」


「·····申し訳ありません。失敗です。·····もう一度、宜しいでしょうか?」


「もちろん。じゃあ、行くぞ·····えっ·····?」


「――――ッ!」



  動き出した大熊から再び距離を取り、攻撃の糸口を掴む工程に入ろうかと言う時。大熊が、真っ直ぐに芽衣目掛け猛進し始める。



『―――――ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッッッッッ――――――』


「コイツ·····! さっきと動きが··········うおっ!?」



  互いに回避し無傷ではあったが、明らかに先程までと攻撃手段が異なる。攻撃の合間に、”停止”という工程を挟んでいた先程とは違い、合間合間に硬直がなく、それに伴って隙も無くなっている。



「お前っ! 少しは俺の相手をしろってんだよ!」



  執拗に芽衣を追い回す大熊に、彼方が背後から斬りかかる。だが、まるでそれを予測していたかのように前脚で受け止めると、隆々とした身体から放たれる一撃で、斬りかかったままの体勢の彼方を悠々吹き飛ばす。



「―――彼方様ッ!」



  土埃を上げて転がって行った彼方だったが、そこは姫乃曰く”頑丈”なだけあり、何とか無事で戦線へ復帰する。



(·····これは··········本当に進化しているのでしょうか·····? この短時間で、知能が―――――)



  一直線に追っているように見えて、退路のない場所に誘導されていたり。前後を取られないような位置取りをしていたり。

  先程までとは異なった行動パターンに、今度は彼方と芽衣が押され始める。



(彼方様は、この熊に付けた傷跡の位置を把握していない―――つまり”弱点”を狙うことが出来るのがわたくしだけであると知って、執拗に追ってくるのだとしたら―――)



  躱すだけならば、どうということはない。しかし先程のように、彼方に指示を飛ばしつつ、更には小細工をするような余裕は、流石に作り出せない。

  一歩進んで二歩下がる。そんな、一向に好転しない戦闘を繰り広げ、はや数分。終わりの見えない泥沼の戦闘に、彼方が焦燥を滲ませなら言う。



「そろそろゲートに向かわないと! ウルドの声が聞こえない今、できる限り急いだ方が良いっ!」


「逃げるのは簡単ですがっ··········もしこの熊がゲートを潜ってしまった場合、あちらの世界で犠牲者が出ないとも限りません」


「くそっ! まじでコイツ、なんで俺を見ねえんだ!? 見てないくせに攻撃だけは避けやがるし―――」



  焦燥は焦燥を呼び、少しづつ、歯車が狂って行く。



(御嬢様さえゲートを潜っていれば、この熊を足止めする理由は無くなる··········しかし、それを確認する術が―――――ッッッ!!!)



  苦渋の中で苛まれる思考に、また、あの気が割り込む。

  冷たい視線の中に孕んだ、圧倒的な憎悪と殺意。ここまでの気を持ち合わせた人間を、芽衣は一度も目にしたことがなかった。



「···············っ!?」



  違う。これは、”気”だけではない。


  覗かれて(見られて)いるのだ。それも、殺意と共に。



「―――――ッ!」



  ただ、見られているのでは無く。


  そして、ただ殺意を向けられている訳でも無く。


  つまり―――――




狙われて…いる(スナイパー)·····?」




  両者を合わせ待った、殺意の究極系。


  ·····言われてみれば、この感覚は今まで数回味わったことのある感覚だった。

  強烈な殺意と、刺すような視線。

  心を捨てた組織の犬(アサシン)か、はたまた心の無い機械兵でもなければ払拭できない恐怖。

  それが、狙撃手スナイパーの放つ幻影の銃弾(ファントゥムバレット)である。



「なるほど·····始めから、仕組まれていたのですね。貴方に」



  大熊の影に隠れるように移動する人影に、呟く。

  性別も顔も、使っている銃の名も分からない。ただ向けられた殺意を辿り、そこに”居る”という事だけが分かる、極限状態。


  手練だ。それまで見てきた中で、一番の。



「····················」



  大熊の攻撃を避ければ、狙撃される。

  狙撃を回避しようとすれば、大熊の一撃を貰う。



「····················」



  ·····どちらを選ぶか。



「·····貴方の思い通りには·····させませんよ?」



  ほかの選択肢など選べない。答えは、2つに1つ。


  狙撃手は、一度外せば自分の存在を敵に知られる。だからこそ、一発で仕留めなくてはならない。故に―――



(貴方に殺されなければ·····貴方の存在を、他者に知らせることが出来る。·····ならばっ!)



  感じていた殺気が、一瞬、膨れ上がる。それは紛れもない、引き金を引く瞬間の息吹だ。



「···············」



  大熊の攻撃を避けない意志を悟られれば、そこに付け込まれて撃たれる。だからこそ限界まで身体を強ばらせ、引き金を引かれるその時まで、避ける()()()でいる。



(神の·····名の元に·····)



  1秒が、とてつもなく長く感じた。


  潰れた瞳で睨んでくる獣。


  その気を必死に引こうと剣を振るう(彼方)


  そして―――――



「―――ッ!」



  極限まで引き付けた銃弾は、芽衣の頬を掠め、虚空へ消え。

  瞬間的に防御姿勢へ移行した身体を、大熊の屈強な右腕が無慈悲に薙ぎ払う。



「ぐぅッ··········!」



  数倍の身の丈から振り下ろされた攻撃は、未成熟な少女の二の腕を、小枝を踏み折るかのように簡単に粉砕し。その先に通づる細い身体をも、勢いのままに吹き飛ばした。



「··········芽衣·····?」



  その長い、長い1秒ののち。


  風に吹かれた枯葉のように舞った芽衣の身体は、大木に打ち付けられたことで、ようやく重力に縛られ。



「·····芽衣ぃ――――――!!!!!」



  枯葉が地に還るように、静かに蟠った。








  coming soon…



お読みいただきありがとうございます。


次の更新もお楽しみに!

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