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行燈の明かり

作者: 雪つむじ

太陽が

嫉妬するような輝きを持ちたいと

昔は思っていた


きらきら、きらきら

輝いていたい

きらきら、きらきら

照らしていたい

きらきら、きらきら

隅から隅まで

きらきら、きらきら

覆いつくして


それだけの価値がある

それだけの力がある

太陽になりたい

太陽になりたい

ただただ

それだけを願って

毎日毎日

それだけを願って


日を追うように

日を追うごとに

目の端で太陽を追って

日を追うように

日を追うごとに

目の真ん中で太陽を見つめて


網膜に焼きつく位に見つめ続けて

残った痕が消えなくなって

初めて


優しい明かりがあると知った

ありがとうございました。

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