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央花~異種族英雄譚~  作者: 羅季
ゴブリンの国
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オロフ vs ブィルンヘル

 第4戦、もしくはバトル大会の準決勝。天気は晴れ。良いバトル日和。


 俺の第4戦はブィルンヘルというやつらしい。但しこいつは今までのパーティーやら、バトル大会であったことはない。俺が思うにバトル大会予選から戦ってきた平民か?



 俺が見た限りでは、事前に貴族との接触はないはずだが、昨今何が起こるかわからない。注意はしておくべきだな。……俺、狙われているみたいだし。



「始め」

 いつもの号令。毎度変わらぬ……。


 ブィルンヘルというやつは、スピード重視か。重さがないから一発勝負ってことか。ということは、一回避ければ勝てる。裏スキル「スピード狂」をとっていると見える。


 そして、俺は避け……れなかった。初めて自らに付けられたかすり傷。


「オロフ・ド・イェートシュティット殿下ですね?主が貴方のことを狙っています。くれぐれも」


刹那、風がふいた。そして、ブィルンヘルという名の平民は倒れていた。


「し、勝者オロフ・ド・イェートシュティット‼」

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