第17章-11 悪役
新年あけましておめでとうございます。
今年も『異世界転生の冒険者』をよろしくお願いします。
マーリンSIDE
「それではアムール、作戦通りに行くぞい」
「分かった」
「ぺア決勝戦……始め!」
アムールと軽く作戦の確認をすると、すぐに試合開始の合図が出された。
それを聞いたわしとアムールは、同時に左側……ロボ名誉子爵の方へと向かった。
「む? させん!」
前方にいたアムールに向かおうとしていたブランカは、一瞬だけ足を止めて状況を確かめ、すぐにロボ名誉子爵のカバーに入ろうとしていたが、
「よし、来い!」
ロボ名誉子爵は、向かってきたわしとアムールに釣られて飛び出していた。
「アムール、わしは予定通りブランカとやりやってくるわい! 気を付けるのじゃぞ!」
「大丈夫! おじいちゃんも気を付けて!」
わしは、ロボ名誉子爵とブランカに出来た間に割り込むようにして二人を分断し、わし対ブランカ、アムール対ロボ名誉子爵の状況を作り出した。
「くそっ! 兄貴が単純なせいで、予定が狂ってしまった!」
「ふむ、わしも少し驚いておるわい。アムールが飛び出せば釣られるとは思っておったが、あそこまで見事に引っ掛かるとは思わんかったわ。おっと、危ないのう」
悔しがるブランカに、わしらの作戦通りじゃと伝えると、話の途中で槍を突き出してきた。その一撃を愛用の杖で受けると、そのまま力比べになってしまった。このまま動きを止めていると、背後からロボ名誉子爵が襲い掛かってくる可能性もあったが、下手にいなすとそのままアムールのところに向かわれそうなので、動くに動けなかった。
「ブランカよ、この辺りで一度仕切り直しにせぬか?」
「そうですね……では、一、二、三で互いに後ろへと飛びのきましょうか? では、一、二」
「「三!」」
三でわしは、思いっきり前に足を踏み出そうとした……が、
「のうブランカ……何故押し出す力が増しておるのかのう?」
「それはこちらが聞きたいところですが?」
互いに相手が後ろに重心をかけた瞬間に押し込んで、そのまま主導権を握ろうと考えたみたいじゃった。 この膠着は、ロボ名誉子爵にわしの背後から襲い掛からせようと考えていたブランカにとっては絶好の状態じゃったが……ロボ名誉子爵はわしとブランカの膠着状態に気が付かず、アムールに翻弄されておった。
「何やってんだ、兄貴は……」
「そこは、アムールがよくやっていると言うところじゃろう、なっ!」
「うおっ!」
ブランカの視線がアムールたちに向いた瞬間を見逃さず、一瞬腕を引いてブランカのバランスを崩してから一気に押し込んで、アムールとロボ名誉子爵からさらに距離を取った。
「さて、このくらいの距離があれば、ブランカとてそうやすやすとロボ名誉子爵と合流はできんじゃろう」
わしを無視してアムールを襲いに行ったのなら、次の瞬間にはブランカの背後から魔法を連発する予定じゃ。それじゃとアムールを巻き添えにしてしまうが、作戦を立てている時にアムールが、「あいつとブランカの二人に襲い掛かられたら、数分で負けてしまう」と言って、わしにまとめて吹き飛ばすようにと言い出したのじゃ。まあ、多少はコントロールできるじゃろうから、上手くいけばアムールに当てずに済むじゃろう。
「これだから離れたくはなかったのに……仕方がない。兄貴がアムールを倒すまで持たせるか、マーリン殿を倒す……最悪でも相打ちになれば、俺たちの勝ちだろうな」
ブランカはアムールがロボ名誉子爵に負けると確信しているみたいじゃが、そう簡単にはいかんじゃろう。まあ、実力や経験の差を考えればアムールが不利なのは間違いないが、ペアを組むのが決まった時からこう言う場面が訪れるかもしれないと予想し、それ用の特訓はしてきておる。いくらアムールがロボ名誉子爵より実力は劣ると言っても、甘く見ていたら痛い目を見るじゃろう。
「アムールが勝つという可能性もあるし、何よりわしがお主を倒して助けにいけば問題ないのじゃ。そういうわけで、早う倒れてくれい!」
一対一の戦いに持ち込んだ以上、先にリタイヤした者が出たペアの敗戦が濃厚になるのは間違いないじゃろう。まあ、アムールが負ければ、わしは遠慮なく魔法を使うつもりではあるが……出来れば殴り合いで決着をつけたいところじゃ。殴り合いを挑んでおいて、負けそうになったからと魔法をぶっぱなしまくって勝ちを取りに行くのは、ちとかっこ悪いからのう。
などと思いながら互いの武器(杖と槍)で打ち合ったがらちが明かず、いつしか素手での殴り合いになっておった。
「少しは、年寄りを、いたわって、みては、どうか、のう!」
「その、発言は、世間一般の、年寄りに、謝って、ください!」
至近距離で殴り合い、一進一退の攻防を続けていると、
「ぐぉおおおお……」
アムールたちが戦っている方から、低いうなり声が聞こえてきた。丁度その時のわしとブランカは、手四つの状態で力比べをしており、動きが止まっていたこともあって二人揃って反射的に唸り声のした方に視線をやった。そして目に入ってきた光景は、
「アムールの奴、ついにやりやがったか……いくら何でも、金的は反則中の反則だぞ」
バルディッシュを構えて胸を張るアムールと、その足元でうずくまるロボ名誉子爵だった。
「いや、ロボ名誉子爵が破壊されたのは、金的ではなく足のようじゃぞ」
少し離れている上にうずくまっているので、押さえているところがはっきりと見えるわけではないが、腕の角度が少し違うように見えるし、何よりも審判が試合を止めていない以上、ルール内での攻撃であった可能性が高い。
そんなことを考えていると、
「「あっ!」」
アムールがうずくまっているロボ名誉子爵の頭にバルディッシュを振り下ろした。
「悪漢、打ち取ったり!」
バルディッシュを高々と掲げるアムールと、その足元で動かなくなったロボ名誉子爵に一瞬思考が奪われて動きが止まってしまったが、
「アムール、次はこやつじゃ!」
すぐにまだ勝負がついていないことを思い出した。わしの叫びを聞いたアムールはバルディッシュを握りなおして走り出し、ブランカは「さっきまでのタイマンは何だったんだ!」みたいな顔をした……が、正直に言うと、面倒臭くなったのじゃ。
先程までは、確かにブランカとの戦いを楽しんでいたのじゃが、ロボ名誉子爵の唸り声とその後に見た光景のせいで気持ちが途切れ、さっさとこの戦いを終わらせてゆっくり食事でもしたいと思ってしまったのじゃった。
「くっ! 離せ!」
ブランカはアムールが接近する前に逃げ出そうとしたが、わしはそれを許さずにしっかりと動きを止め、さらには隙を突いて羽交い絞めすることに成功した。
「やれい! アムール!」
「全力……全壊!」
「やめろ! その言葉は洒落に、がっ!」
そんな叫びもむなしく、アムールの一撃が無情にもブランカの脳天へと落とされた。まあ、アムールは全力と言ってはおったが、そこは意識を刈り取るくらいの威力に加減をしておった。
「優勝は、マーリン・アムールペア!」
こうしてわしとアムールはペアで優勝することが出来たのじゃった。結果的に見るとよくある感じの決着(先に相方が負けたペアの敗北)じゃったが、親子対決や四分の三が南部出身の決勝戦ということもあり、なかなか盛り上がった試合じゃったと思う。
「さて、腹も減ったし、テンマに何か用意してもらうとするかのう」
「私もお腹がすいた!」
控室に戻りながらそう呟くと、アムールも一緒に食事をするつもりみたいじゃが……
「アムールはチーム戦もあるから、あまり食べると酷いことになるぞい」
と言うと、とても嫌そうな顔をしていた。
ちなみに、控室に戻るとテンマは観覧席に方に移動したとのことで、試合の終わったわしだけが控室を離れて食事にありつけることとなり、アムールに裏切者扱いされることになってしまった。
マーリンSIDE 了
アムールSIDE
「むぅ……本当に面倒くさい奴。邪魔」
あいつが使っているのはハルバートの斧の部分をハンマーに変えた武器……『ウォーハンマー』だ。これがなかなか厄介で、下手に打ち合おうとしたら、こちらの武器が壊されてしまうかもしれない。
なので、なるべく大きくかわすようにして、無理なときはハンマーを避けて柄の部分に当てるようにしているが……もともとが威力の高い武器な上に、あの馬鹿が考えもなしに振り回しているせいで、何度か武器ごと吹き飛ばされそうになった。
「本当に野蛮……テンマとは大違い」
「あの小僧も一皮むけば野蛮なんだぞ! 男は皆野蛮なんだ!」
目の前のブンブン丸が私の呟きをその地獄耳で拾って、訳の分からないことを叫んでいた。それよりも、
「一皮めくって、下品。それに、自分が野蛮だってことを認めた……」
少なくとも、テンマは目の前の下品で野蛮な奴とは違うだろう。まあ、
「テンマなら、下品だろうが野蛮だろうが歓迎するけど」
「あのくそ野郎がぁあああーーー!」
思った通り、テンマの話を混ぜると簡単に挑発に乗ってくる。まあ、テンマに関してはほぼ本当のことだけど。
それにしても、こいつが私よりも強いということだけは認めないといけない。南部当主の座を追われ、お情けで名誉子爵を貰ったとはいえ、仮にも南部で三番目に強いと言われているだけあって、私には少しだけ手に余る。
「こういう時こそ、アイナの特訓を活かさないと……」
おじいちゃんとペアを組んで出場すると決まった次の日から、アイナに対ブランカ用の戦い方を教わってきた。まあ、戦い方と言っても倒し方ではなく、どうやったら結果的に勝つことが出来るかというものだ。おじいちゃんの予想(まあ、私も予想でもあったけど)では、ブランカがペア戦に出るとしたら、その相方は南部の上位者になるだろうということで、いかに私がブランカ相手に粘るかということを考えてアイナに頼んだのだ。
おじいちゃんが言うには、格上相手に負けない戦い方をするのが一番うまいのがクライフで、二番目がアイナということらしい。なので、同じ女性であるアイナが相手になったのだが……私の戦い方とまるっきり違ったせいで、格上用の戦い方を覚えるのに苦労した。しかし、その成果が今発揮されているのが分かる!
「くそ! やりにくい!」
「ブンブン丸~! テンマだったらとっくに私を捕まえて、そのまま押し倒して……いたらいいのに……おっと、危ない!」
前にクリスにやられたことを思い出しながら挑発していると、面白いように引っ掛かってくる。まあ、ちょっと集中を切らせてしまって危ないかったけど……
「何とかなる!」
隙を見て、小さく鋭くを意識した攻撃を繰り出し、あいつの注意を引き続ける。この時に欲をかいて大降りをすれば、逆に反撃を食らう恐れがあるので深追いはしない。
これと、攻撃はただ受けるのではなく受け流す、もしくは避けるを心掛ける……それがアイナに教わった戦い方の基本だ。本当は、他にも相手の力を利用するやり方も教わったが……難しくて身に付けることが出来なかった。
「痛っ! ちょこまかと……そこだっ!」
「はっずれ~! もういっちょ……ほいっ!」
適度に距離を取りつつ、隙を見ては嫌がらせのような攻撃を加える……これを何度も繰り返していると、
「これだからあの小僧のところに預けるのは嫌だったんだ! いつの間にか、あの小僧のような卑怯者になってしまった!」
「むっ! うぐっ!」
あいつのあまりのいいように、一瞬怒りで動きが止まってしまった。そしてそこを狙われ、横なぎの一撃を受けてしまった。幸い、バルディッシュで受けることが出来したしハンマー部分が体に当たることは無かったけど、かなりの衝撃で手が痺れている。
「ふんっ! 挑発というものはこうやるのだ! 心苦しいが、早くブランカを助けに行かねばならないのでな……アムール、覚悟!」
あんな単細胞にはめられたのは腹が立つけど、本当にピンチみたい。なのでつい、
「あの夜のテンマは優しくしてくれたのに……」
と、余計なことを漏らしてしまった。
「何だと?」
そして、あいつは馬鹿だからやっぱり反応して動きが止まった。
「あの夜のテンマは、(トランプのルールが)何も分からない私に、色々なことを優しく教えてくれた……」
照れたような演技をしながらさらに呟くと、
「あのくそガキがっ!」
あいつはテンマがいるであろう控室の方を睨んだ。なので、
「変な妄想をするな!」
「ぐぁっ!」
隙だらけだったあいつの脛を思いっきり叩いた。そして、返す刀で反対の脛にも全力の一撃をお見舞いした。
「ごあっ!」
するとあいつは、脛を抱え込むようにして前のめりに倒れた。これは絶好のチャンスだ。遠慮なく止めを刺そう。
「天誅!」
「ごっ……」
変な声を出してあいつは静かになったけど、無駄に頑丈なのでこれくらいでは死なないだろう。
「悪漢、打ち取ったり!」
後はブランカだけだとおじいちゃんの方を見ると、丁度二人は組み合っているところだった。
「さらにチャンス!」
何故かはわからないけれど、二人は私の方を見て動きを止めていた。しかし、おじいちゃんはすぐにブランカを羽交い絞めにして何かを叫んでいた。多分、「次はこいつを血祭りにあげろ!」とでも言っているに違いない!
だから私は、おじいちゃんの期待に応える為にしっかりとバルディッシュを握り、ブランカに向かって走り出した。
アムールSIDE 了
「流石にあれはまずい! ちょっと行って来る!」
じいちゃんとアムールが特に怪我無く優勝したのは喜ばしいことだが、その代わりにブランカとロボ名誉子爵が酷いことになっている。特にロボ名誉子爵への最後の一撃は、いくら頑丈だと言っても命に関わるものかもしれない。
「いくら頑丈でも、後頭部はやばいだろ……」
会場には王家に雇われた医者が待機しているが、魔法に長けた医者がいるとは限らないし、治療が出来る者が増えても問題ないだろう。ロボ名誉子爵は嫌がるかもしれないが、知らない仲ではないので医者に追い返されることは無いだろう。
その予想は当たり、医者は俺とブランカやロボ名誉子爵の関係を知っていたらしく治療への参加を了承した。しかし、
「本当に、驚くほど頑丈だな……」
「そうですね。一応安静にさせて経過を見ないといけませんが、特に問題は無いと思われます」
俺の見立てでも医者の見立てでも、ロボ名誉子爵は問題ないという結論がでた。念の為、別々に魔法を使って血液や魔力の流れに問題がないか診察したので、よほどのことがない限りは命に関わるようなことにはならないはずだ。ただ、
「医者としては、この後のチーム戦への参加を許すことは出来ません」
ということで、チーム戦の決勝はドクターストップということでこのまま寝かせることになった。ちなみにブランカの方はと言うと、アムールの一撃を受ける瞬間に全身の筋肉を固めて衝撃に備えたそうで、一時的に気絶はしたもののすぐに意識を取り戻し、軽い治療を受けて今は決勝に備えて休憩している。
二人の安否確認も終わったので皆の所へ戻ると、
「テンマ、どこに行っておったんじゃ?」
じいちゃんも戻って来ていて、ジャンヌとアウラに食事を用意してもらっていた。
そんなじいちゃんにブランカやロボ名誉子爵の話をすると、じいちゃんは気まずそうに顔を逸らした。
「アムールもやりすぎだと思うけど、ロボ名誉子爵に関しては戦いの中の流れだった言えばそれまでだけど、ブランカを羽交い絞めにしてアムールに襲わせたのはちょっとやりすぎだったね。あれ、傍から見ると、悪役のすることだから」
ロボ名誉子爵は仕方がなかったとしても、ブランカは完全に動きを止められていたのだから、降参させてもよかったはずだ。どのみちあの状態では逆転の目は無かっただろうし、ブランカとしてもまだチーム戦が残っているので聞かれれば素直に降参したかもしれない。
「じいちゃんの羽交い絞めは、正直言って皆引いていたから」
「なぬっ! そんなわけ……あるようじゃな……」
驚いたじいちゃんは反射的に皆の顔を見回したが、全員目が合った瞬間に顔を逸らしたのを見て、やり方がまずかったということに気が付いたようだ。
「大会が終わったら、ブランカに謝らんといかんのう……」
「謝られても反応に困るかもしれないから、代わりにお土産になりそうなものを渡したら?」
ブランカもサナさんやヨシツネと買い物をするだろうが、それとは別にじいちゃんからということで何か渡すのがいいだろう。
「そうするかの」
そんな話をしているうちに、チーム戦の決勝の開始時刻となった。
今回の決勝は、ブランカ率いる『南部連合』とアムールを加えた『暁の剣』で、大会でも知られているチーム同士の戦いとなった。ただ、『南部連合』の方はと言うと、当初ロボ名誉子爵が決勝戦に臨むメンバーに入っていたが、ドクターストップということで闘技場に上がってすらいない。
「準決勝までの戦い方からすると、『南部連合』は前衛が五人、『暁の剣』は前衛四人に後衛一人か……後衛のリーナが鍵になりそうだな」
「そうじゃな。『南部連合』が全員がガンガン前に出るスタイルじゃから、『暁の剣』の前衛四人とは噛み合うじゃろうが、リーナを担当する者をどうするかが問題になるのう。流石に接近戦になると、リーナには荷が重いじゃろう」
あの場にいる十人を強さ順で並べるとすると、ブランカが頭一つ抜けていて、その後にほぼ横並びでジン、アムール、南部上位者の四人と続き、その少し下にガラット、メナス、大分下がってリーナという感じだろう。これはあくまでも接近戦の実力順なので、展開によっては魔法を使えるリーナが上位に来ることも考えられるが、戦う範囲の決まっている短期決戦においては大体こんな感じになるだろう。つまり、
「総合力で言えば、『南部連合』がかなり有利ということですか?」
プリメラの言う通り、順当に行けばブランカたちの優勝ということになるだろう。
「どちらかと言えば、アムールがおる『暁の剣』に優勝してほしいのじゃがな……ブランカに、もうちょっとダメージを与えておいた方がよかったかもしれぬのう」
「じいちゃん……それ目的でいたぶっていたら、色々なところからクレームが来るから」
その筆頭で文句を言って来るのが、じいちゃんと旧知の仲のアーネスト様だろう。後は王様やマリア様、シーザー様からも小言を言われるとは思うが、あの三人はじいちゃんにあまり強くは言えないだろうから、その分お友達が張り切ってくると思われる。
「ま、まあ、それは流石に冗談じゃて。ブランカの回復具合が、戦局に影響を与えるというのも確かじゃと言いたいだけじゃ」
言い訳のような気もするが、確かにブランカのダメージがまだ残っていれば、逆に『暁の剣』が有利に試合を進めることもあり得る。
ここにいる全員がブランカとも面識があるのだが、やはりアムールとの付き合いの方が長く濃いので、全員が出来るなら『暁の剣』に優勝してほしいという話になった。
新年一発目の投稿になります。
それと年末の漫画版のセリフに、レギルを準男爵ではなく伯爵と呼ぶシーンがあると報告があり確認したところ、完全な間違いであることを確認しました。
ウェブの方での対応はどうなるか分かりませんが、単行本作業では修正されるはずです。
混乱させて申し訳ありませんでした。