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第17章-9 盗み食い

「今回の個人戦は、過去最高の人数が集まったそうじゃな」

「個人戦だけじゃなくて、ペアとチーム戦もらしいけどね」


 俺が個人戦にしか出場しないという噂のせいなのか、ペアとチーム戦の参加数が去年と比べると二割増しくらいになったそうだ。それだけでなく、去年と同じか減ると思われていた個人戦まで同じくらい増えたので財務局……ザイン様が喜んでいた。


「しかしそうなると、予選から出場するアムールは大変じゃな」


 去年アムールは、あと一歩のところでシード権を逃してしまい、今年も予選からの出場となっているのだ。ちなみに、俺以外で今年シード権を持っている知り合いはブランカだけだ。去年はジンがダンジョンに専念する為参加せず、ディンさんは仕事の関係で個人戦を見送ったので強敵が二人いなかった。


「アムールは今年の参加数を知って愚痴っていたね」


 実は、去年の大会でアムールを倒したのが俺なのだ。俺とアムールは近いところを引き当ててしまった為、三回戦でぶつかってしまったのだった。俺とブランカを除けば、他にアムールを倒せそうな選手がいなかったので、自分の引いたくじを見たアムールは、「二分の一の当たりを外してしまった!」と言って嘆いていた。

 そう言った理由もあり、最近のアムールは気合を入れて訓練している。それに付き合わされる形で、ジャンヌとアウラも訓練に参加しており、アイナ指導の下で汗と涙を流している。


「今年も個人戦にディンは参加せぬのか?」


「ディンさんはジャンさんが参加するっていうことで見送ったみたい」


 本来なら、ディンさんは個人戦に出場するつもりだったらしいが、それを伝える前にジャンさんが大会に登録したせいで辞退するしかなかったそうだ。王様は、前に近衛隊でチーム戦に出た時のように、他の近衛兵に身辺警護を任せて出場してもいいと言ったそうだが、今年は例年より多くの人出が予想される為、念には念を入れて警護に当たるのだそうだ。


「しかし、今年は予選から大いに盛り上がりそうじゃな。ここ数年で名を上げたアムールにジンにガラット、それに近衛隊副隊長のジャンか……あ奴らと同じ組になる者は不幸じゃな」


 アムールは山賊王の時に準優勝しているし、その後も本戦に連続で進出している。ジンとガラットも、不参加の年を除けば連続で本戦に出場しているし、ジンに関しては複数回入賞している。ジャンさんは、王国騎士団の中から集められた近衛隊のナンバー2だ。それにチーム戦で二位になったこともあるので、普通に考えれば予選で負けるようなレベルではない。じいちゃんの言う通り、そのうちの誰か一人とでも同じ組になるのは不幸と言えるだろう。まあ、出る杭は打たれるという言葉があるように、実力が図抜けていたとしても必ずしも勝ち上がれるというわけではないけどな。


 俺とじいちゃんがそんな話をしているすぐ近くでは、


「死ねぇ! クリス!」

「ちょっと、アムール! あんた、これは訓練なのよ! 殺し合いじゃないのよ!」


「そうですよ! いくらクリスの腕力がゴリラ並だと言っても、獣人のアムールには敵わないのです! もっと小さく振って、確実に仕留めるのです! アウラ! 私が目を離したからと言って、気を抜かない!」

「アイナも私と腕力は大して変わりがないでしょうが!」


「お姉ちゃん、後ろにも目が付いてるの!」


 アムールはクリスさんを相手に実戦形式の訓練を行い、時々アイナにアドバイスを貰って色々試していた。ジャンヌとアウラは、アイナの指導で基礎練習や模擬戦をやっており、今は素振りをやっていた。その最中、アイナがアドバイスの為に目を離した隙に、アウラが素振りを止めて肩を回したのだ。それくらいは許してやれよとも思うが、下手に口を出すのは色々と怖いので、見て見ぬふりをした。じいちゃんも。


「テンマ君! アムールの相手を変わってちょうだい!」


 変にアウラから助けを求められないように、アイナたちの方を見ないようにしていると、クリスさんからヘルプが入った。しかし、


「テンマは無理! 大会で当たるかもしれないのに、手の内は明かせない!」


 と言って、クリスさんを逃すまいとしていた。


「目の前で訓練しているのに、手の内をさらすも何もないでしょうが! 危なっ!」

「もっと小さく、鋭く!」


「アイナ! 今のは止めなさいよ!」

「隙を見せたクリスが悪い!」


 いじめとも取れるような光景だったが、ここ最近では特に珍しいものではないのでそのまま無視をした。まあ、本当に危なくなったら、アムールもアイナも止めるだろう。

 そんなことを考えていると、


「ジャンヌ、誰か来たみたいだから、様子を見に行ってくれ」


 門の方に配置しているゴーレムが反応していたので、ジャンヌに様子を見に行ってもらうことにした。すると、


「テンマ、ハナさんからの手紙だって」

「俺宛に? アムールじゃなくて?」


 ジャンヌから手紙を受け取って差出人と宛名を確かめると、確かに俺宛の手紙だった。その内容は……


「これは大変なことになりそうだな」


 南部の上位者を含む腕自慢が、多数大会に参加するというものだった。何故そんな情報をアムールではなく俺によこしたのかと言うと、


「面白そうだから、ギリギリまでアムールには伝えるなってさ」

「何ていうか……流石アムールのお母さんね」


 面白そうだからの一言に全てが集約されていた。ちなみに、今回ハナさんは留守番するそうで、その代わりにロボ名誉子爵が参戦するとのことだった。


「いつも通り、ブランカはサナさんとヨシツネを連れてくるみたいだし、部屋を余分に用意した方がいいのかな?」


 流石にその他の南部の参加者をうちに泊めろとは言わないだろうが、いつもブランカたちが泊っているし、何よりもアムールがいる以上は泊めないといけないだろう。まあ、そこはアムールの意見も聞かないといけないところだが……それも含めてハナさんは秘密にしろという感じだろうから、最悪の場合は護衛の騎士たちの控室になっている小屋を使ってもらうことになるだろう。外だけど夏だし、暑いのは南部で慣れているだろうから問題は無いはずだ。


「ジャンヌ、そろそろ訓練に戻りなさい」


 話が長すぎたのか、ジャンヌはアイナに呼ばれて訓練に戻って行った。なお、ジャンヌがいない間、アイナはアウラを集中的に見ていたらしく、アウラはヘロヘロの状態で素振りをやっていた。


「テンマ君! 本当に変わってちょうだい! まじで危ないからっ!」


 クリスさんはクリスさんで、アムールにぼこぼこにやられている。どうもここ最近、デスクワークを増やされたせいで体力が落ちており、さらには休日を減らされたせいで疲れが取れない日が続いているのだそうだ。


「ふぅ~……いいサンドバッグだった」


 万全ではないクリスさんをボコったアムールは、訓練を終了して風呂場へと向かって行った。バテて動けなくなったクリスさんを引きずって。


「今日のところはこれくらいでいいでしょう。あなた達もお風呂で汗を流して着なさい。仕事はお風呂から上がって、少し休憩してからにしましょう」


 アイナに言わせると、「戦闘訓練もメイドの仕事のうち」なのだそうで、訓練で疲れているからと言って、普段の仕事が少なくなるわけではない。まあ、アイナも多少は手加減しているようだが……本当に『多少』なので、やらされている方も見ている方も気が付かないことが多い。


「そう言えば、じいちゃんは今年の大会に参加するの?」


「一応参加するつもりじゃが……まだどうなるか分からん。まあ、個人戦は出ないつもりじゃ。テンマに花を持たせねばならぬからのう」


 などと笑っていた。個人戦に関しては半分は本当で、半分は嘘というところだろう。ペアとチームに関しては、あてはあるが決定ではないという感じで、まだ決まっていないみたいだった。


「まあ、わしの方はそんな感じじゃが、テンマの方は……結婚の準備は順調なのか?」


 てっきり大会の話をするもんだと思っていた俺は、返答するのに少し時間が空いてしまった。


「もしかして、所帯を持つ覚悟が揺らいでおるのか? それなら、アレックスとマークに相談するといい。あ奴らなら、夫婦円満の秘訣を事細かに教えてくれるじゃろう」


「二人の共通点って、恐妻……尻に敷か……えっと、奥さんの意見を尊重しているところだよね?」

「そうじゃ。恐妻家で尻に敷かれているところじゃ。あの二人ならば、テンマの思う夫婦像と違う角度からの話をしてくれるじゃろう。まあ、為になるとは限らんが」


 マリア様とマーサおばさんを悪く言うことになるかもしれないと思いぼかしたところを、じいちゃんはストレートに言った。もっとも、じいちゃんの場合はマリア様とマーサおばさんを悪く言うというよりは、王様とマークおじさんを馬鹿にしているような感じではあるが……これが他の誰かに聞かれると、俺も同罪にされそうでちょっと怖い。


「あの二人のことは置いておくとして、準備自体は順調だよ……って言うか、その話になるとじいちゃんもどこからか現れて同席しているから、大体のことは分かっているはずでしょ?」


 プリメラと結婚式の日取りや場所、流れや招待客などの話をしていると、じいちゃんはどこからともなく現れて口を出してくるのだ。話し合いにはジャンヌやアムールたちも参加することがあるが、その中でもじいちゃんは断トツで多いので、大抵のことは把握しているはずなのだ。


「まあ、今決まっていることは、結婚式はサンガ公爵邸を借りて、二次会がオオトリ家ということ。参加予定客の大まかな格付けや、いくつかの料理って感じかな?」


 俺とプリメラの関係者を合わせるとかなりの人数になるので、オオトリ家の敷地では会場を作るのが難しいのだ。なので、結婚式は公爵家で挙げて、親しい人たちを招待する二次会はオオトリ家で行うことになった。

 参加客の格付けに関しては貴族が絡む話だし、何より王族が総出で出席(王様、マリア様、ティーダ、ルナ、アーネスト様が俺側で、シーザー様、イザベラ様、ザイン様、ミザリア様、ライル様がプリメラ側)するので、警備などの関係上でも絶対に決めておかないといけないのだ。

 料理は……格付けなどの面倒くさい話の合間に、息抜き感覚で話していたのだ。ちなみに、この話し合いが一番盛り上がった。


「料理か……白毛野牛にワイバーン、それにバイコーンの肉を平民が結婚式で使うなど、王国の歴史上でも初めてのことじゃろうな」


 貴族なら集めることが出来たかもしれないが、平民だとまず無理だろう。もっとも、白毛野牛とバイコーンの肉はかなり少なくなっているので、一人頭一切れ二切れか、人数によっては王様たちのような上位貴族のゲストにしか出さないようなことになるかもしれないが、サンガ公爵に聞いたところ、超高級な食材の場合はそういうこともあると言われた。まあ、サンガ公爵の場合は立場的にも身分的にも、白毛野牛とバイコーンの料理が出ないということは無いと思っているようで、どうせなら上位貴族だけに出して、一人当たりの量を増やしてほしいと考えているみたいだった。

 ちなみにそのことをプリメラに話すと、「お父様は身内枠ということで、後回しにしてもいいかもしれませんね」と笑っていた。なお、このことはまだサンガ公爵には言っていないので、もしかすると当日のサプライズとなってしまうかもしれない。


「他にも色々と消費したい食材があるしね」


 その筆頭がワイバーンなので、この機会にガンガン使ってやろうと思っている。


「基準がおかしいような気もするが、テンマとプリメラがいいのならそれが正しいのじゃろう。ただ、ローストワイバーンは絶対に入れるのじゃぞ!」


「あれは受けがいいしメインに持ってきてもいいから、大量に作っているよ」


 マジックバッグがあれば暇のある時に大量生産が可能なので、確実にお代わりされると思われる料理は今のうちから作り始めている……自分の結婚式で、何故自分が料理するのだろうかと言う思いもあるが、料理が作れて一番暇なのは俺だし、それはそれで話題になるだろうと考えることにしている。


「ただね、少し問題があって……作ってマジックバッグに入れておいたはずの料理が、何故か減っていることがあるんだよね。不思議だよね、じいちゃん?」


「それは不思議じゃな。それはそうと、やることがあるのを思い出したわい!」


 やっぱり犯人はじいちゃんだったかと思いながら、そそくさと逃げていくその背中を見送った。


「テンマ様、少しよろしいですか?」


 犯人はじいちゃんだけではないだろうから、どうやって追求しようかと考えていたところ、お風呂に行ったと思っていたアイナが話しかけてきた。


「結婚式のことなのですが、マリア様から仲人はどうするのかと聞いてくるように言われまして」


「それなら、シルフィルド伯爵夫妻に頼んでいるよ。俺とプリメラの両方と縁があるし、家柄的にもちょうどいいからね」


 俺とはエイミィ関連で、プリメラとは娘の嫁ぎ先の妹という形での関わりなので近すぎず遠すぎずのいい距離感だし、プリメラは平民になるとはいえ公爵家の出なので、ある程度の家柄の人でないと公爵家側の格好がつかない。そういう理由からエリザを介して頼んだところ、快く引き受けてもらえたのだ。


「確かにシルフィルド伯爵様なら、何も問題がないかと思われます。では、そのようにマリア様には伝えさせていただきます」


 もし決まっていないのならば、マリア様の方で紹介するか、マリア様と王様で引き受けるつもりだったのかもしれないが、それだと色々と問題が出てきそうだったので、シルフィルド伯爵に引き受けてもらえて、本当によかったと思う。


「それでは、私もお風呂をお借りしてきます」


 アイナが納得したということは、マリア様も納得してもらえるだろうと思いながら、風呂上りに軽く摘まめるようなものでも用意するかと、食堂へと向かった。なお、風呂上がりに軽食を食べている最中のアウラにマジックバッグに入れていた料理のことで鎌をかけてみたところ……芋づる式に、アムールとクリスさんとルナもつまみ食いをしていたことが発覚した。


「アウラとアムールは私の方で罰を与え、クリスはディン様(あの人)に任せ、ルナ様はマリア様にお願いするとしましょう」


 と言った感じで、それぞれの担当がすぐに決められた。アウラとアムールは、無駄な抵抗をして罰が厳しくなるのを避けることにしたらしく、嫌な顔をしていたが文句は言わなかった。クリスさんも、マリア様よりはディンさんの方がマシだと判断したようだが……アイナはディンさんがクリスさんの上司ということで報告する感じなので、その後でマリア様のところに送られる可能性もあると思う。ルナは……マリア様だけでなく、イザベラ様にも怒られることになるだろう。

 そして、注目のアイナによる罰はと言うと、


「二人だけで、一週間で屋敷中を綺麗にしてもらいましょう。それに加えて、アムールにはその期間中、メイドとしての仕事もやって貰います」


 というものだった。これだけだとアムールの方が少し罰が多いので、アウラにはアムールの指導をやらせることになった。これにより、アムールはやったことのないメイドの仕事を、アウラには同じくやったことのない指導を罰に加えることでバランスを取るのだそうだ。それにより、


「ねえ、テンマ。私の仕事が無くなったんだけど……」


 ジャンヌがそこに加わると、流されるままに二人の仕事を手伝ってしまうだろうとのことで、二人が罰を受けている間はメイドの仕事を休むことになった。一応俺が許可を出した形ではあるが、アイナには他の考えがあるようで、ほとんど事後承諾に近い感じだった。


「まあ、好きにしたらいいと思うけど……いきなり休日を貰っても困るよな……」


「そのことですが、ジャンヌが屋敷にいる間、アウラとアムールはジャンヌのことをテンマ様と同じく、上の立場で仕えるべき相手として働かせます。ジャンヌは、二人に()()()()()ことが、仕事の代わりですね」


 その発言は俺とジャンヌはもちろんのこと、そして当事者のアムールとアウラも初耳だったようで、俺とジャンヌ以上に驚いていた。何故アイナがそんなことを言いだしたのかと聞くと、


「テンマ様とプリメラ様が結婚すると、プリメラ様にもテンマ様と同じように仕えなければなりません。その時の予行練習ですね」


 と答えた。すると、アウラはジャンヌも参加しないのはおかしいと言い、アムールは自分には関係が無い(プリメラが俺と結婚すると身分としては平民になるので、子爵令嬢の自分は気にしなくてもいいはず)と言った。しかし、


「ジャンヌは目上の方に対する態度は大丈夫だと思えますが、アウラは少し……いえ、かなり心配なところがあります。アムールに関しては、いくらプリメラ様の身分が平民になるとはいえ、居候先の奥様になるのです。それにこの先、公爵家の元令嬢という立場を公式の場で出さないといけない場面が必ず来ます。その時の予行練習を、失敗してもいい相手で行うのですから無駄にはなりません」


 これも罰の一環だと言われ、二人はそれ以上の反論が出来なかった。まあ二人共、一時的にとはいえジャンヌに仕えるのが嫌だというよりも、仕事がこれ以上増えるのが嫌だと感じ、反射的に言葉に出してしまったのだろう。まあ、そんなことはアイナなら確実に分かっているはずなので、二人の反論が凶とならないか心配だ。


「それでは罰は明日からということで、今日の分の仕事を始めなさい。クリスは、私と一緒に戻りますよ。それでは、失礼いたします」


「えっ? 私も明日からでよくない? せめて、今日くらいはゆっくりさせて……ねっ? ねーーー!」


 往生際の悪い抵抗を試みたクリスさんは、問答無用で引きずられて屋敷をあとにした。抵抗が出来ないようにアイナに紐で手足を縛られていたが、アムールとの訓練で疲れていたようなので、紐は必要なかったかもしれない。


 そして次の日、アムールとアウラに指示を出しに来たアイナに聞いた話では、クリスさんはディンさんとジャンさんに絞られた後で、マリア様のところに連れて行かれたそうだ。ルナは初めにイザベラ様に叱られた後で、クリスさんと共にマリア様の説教を食らったとのことだった。

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― 新着の感想 ―
[一言] 思うに、結婚式の料理を食い散らかすって事は、こいつらは、結婚式の失敗を願ってるって事か(・・)(。。)うんうん
[気になる点] 隙あらば盗み食いする身内共。 というよりも 今回に限らず総合的に手癖が悪い。 王族であるルナでさえ少し前にテンマが不在時の屋敷から勝手に魔道具モドキを持ち出してボヤ騒ぎを起こしたよう…
[一言] 式用の食事先に食ったんだから そいつら当日にはソレ出さなくていいよね(棒 ジャンヌを愛人として抱え込ませようと準備してる?(スットボケ
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