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第12章-2 リオン、猛る

「こいつは美味い! 絶品だ!」

「ただ、塩振って焼いただけですよ」


 リオンが、先程解体したばかりのカエルの味を絶賛している。相手は料理を作って持ってきたレニさんだ。


「すまないが、ジャンヌとアウラでレニさんを引き止めておいてくれ。私とカインは、リオンを馬車の後ろに連れて行く。それと、アムールも協力を頼む」


 リオンがレニさんにアピールしている事に気づいたアルバートは、すぐにリオンとレニさんを引き離しにかかった。その中でアムールは、何も知らないリオンに残酷な真実を突きつける役目を頼まれたのだった。


「私は?」


「クリス先輩は、レニさんに注意をお願いします」


 レニさんへの注意は、アムールの事で気が合うクリスさんが担当する事になった。まあ、そういった男女間の注意は、年齢の近い女性がした方がいいからだろう。最も、俺やじいちゃんにその役目が回ってきたとしても、何を話していいのかさっぱりである。



「一体、何の用だよ。せっかく楽しく話していたのに」


 無理やりアルバートとカインに引っ張られてきたリオンは、少しばかり不機嫌だった。大方、レニさんといい雰囲気だったとでも思っているのだろう。


「そんなリオンに、残念な話がある」


 アムールは、不機嫌なリオンの前に腕を組んだ状態で仁王立ちした。そして、


「レニタンは……恋人がいる! それも将来を誓った仲で、近々結婚する! ……と、ナナオでは噂になっている恋人がっ!」


「ま……じか……」


 リオンは、アムールに突きつけられた真実に少しの間固まった。そして、言葉を搾り出すと同時に両手両膝を地面についた。


「俺に優しくしていたのは、一体なんだったんだ……」


「いや、男女関係なくあんな感じだったから」

「そうだな」


 実際に、俺に対してもじいちゃんに対しても、クリスさんやジャンヌ達に対してもレニさんの態度は変わっていない。それはアルバート達にも同じだったので、当然リオンに対してもだ。唯一レニさんの態度が違うのは、アムールだけだ。レニさんはアムールに対し時に甘く、時に厳しく接していた。それに、周りをよく見ていれば、自分への態度が普通なのだと気づきそうなものだが……リオンは浮かれていたのか、全く気がつかなかったそうだ。


「恋の女神は、俺に微笑んではくれないようだ……」


 何だかカッコ良さ気な事を言ってはいるが、女神が微笑むうんぬんの前に、レニさん側が条件を満たしていなかったのだから、可能性はほぼゼロだっただろうに……リオンの妄想通りの展開になったとしても、それはそれで問題になるだろう。


「さてと……あちらも終わったみたいだし、食事を再開するか」


「そだね」 


 俺の提案にカインは返事をしたが、アルバートとアムールは可哀想なものを見る目でリオンを見ていて返事をしなかった。そしてリオンは、地面に四つん這いになったままの状態から、少しも動く気配を見せない。


「行こう、皆。ああいったものは、時間が解決してくれるさ」


 カインはそう言って俺達の前を歩き出したが、俺はすれ違う時に笑いをこらえているカインの顔をしっかりと見ていた。


「申し訳ありません」


「いえ、今後は気をつけて頂ければ……」


 レニさんの謝罪に対して、リオンの代わりにアルバートが答えたのだが、元はといえばリオンの勘違いが原因なので、アルバートはそれ以上の事を言えなかった。そもそも、レニさんに責任があるとは言えないし、レニさんの謝罪にしても、相手(リオン)が貴族だからせざるを得なかった為、両者の間には微妙な雰囲気が漂っていた。


「まあ、この話はこれでいいでしょ! 今後レニは、リオンになるべく近づかない。リオンは今回の事を反省して、浮かれる前に誰かに相談する! いいわね、リオン!」


 クリスさんが、かなり強引にこの場を収めた。レニさんもクリスさんの言葉に頷き、リオンも先程の体勢のまま、何とか片腕を上げて反応していた。


「よし、早く昼食を再開しましょう!」


 リオンをチラ見しただけで締めくくったクリスさんは、早々に食事を再開した。俺達も、クリスさんに倣って食事を再開したが……リオンは動かなかった。そんなリオンを見て、ジャンヌとアウラが食事を持っていこうか悩んでいたが、クリスさんが「レニみたいに勘違いされたいの?」という言葉で、椅子に座り直して食事を再開した。

 その後も、食事中に何度かリオンの様子を伺って見たが、姿勢を変える事はなかった。


「食事も終わったし、そろそろ出発しようか。行くよ、リオン!」


 カインに呼ばれたリオンは、ようやく立ち上がって俺達の方へとやってきた。まあ、レニさんを見ないように、あからさまに顔を逸らしていたが……流石に誰も突っ込むような真似はしなかった。それは、いつもリオンをからかっているカインもだ。多分、食事が終わってすぐに出発すると言いだしたのも、リオンをあのまま放ったらかしにしない為だったのだろう。


「それじゃあリオン、御者をお願いね」


 引き続き、リオンに御者を任せたのも、レニさんと少しでも離れたところに居させる為に違いない。




「皆。村が見えてきたんだけど、今日はそこで宿泊でもいいかな?」


 さっき休憩してから二時間もたっていないが、ここを通り過ぎると野営になりそうとの事だった。そんなカインの提案を聞いてじいちゃんが、「野営するかも(・・)しれないのならば、ここで確実に英気を養うのもありじゃな」と言った事で、他の意見が出る前に馬車の中の賛成多数で決まった。ちなみに、真っ先に賛成したのはクリスさんで、その後にレニさん、ジャンヌ、アウラと続いた。


「異性と旅をすると何かとストレスが溜まるものじゃから、気兼ねなく休める場所を探すものリーダーの役目じゃぞ」


 と、じいちゃんからのご教授を頂いたところで、遠巻きに俺達を警戒している村の門番に話しかける事にした。門番に話しかけるのは、俺とリオンだ。一応この集団の代表者である俺と、次期領主のリオンという組み合わせだが、正直言ってこの村の門番がリオンを知っているか心配だった。


「村長を呼んでくるので、少々お待ちください」

 

 そして案の定、門番はリオンの事を判断できず、村長の到着まで待たされる事になった。まあ、小さな村なので、リオンの顔を知らないのはしょうがない。むしろ、リオンが次期領主だとか言わずに、俺のギルドカードを見せただけの方が、案外すんなりと通してもらえたかもしれない。


「もしかすると、『次期領主を名乗る怪しい奴ら』が来たとか思われていたりして?」

「うわぁ……それ、ありそうだな。ちなみに聞くが、その時は俺だけの責任じゃないよな?」


 以前のあったように、ある程度大きな街でリオンが知られていないのは問題かもしれないが、ここみたいな小さな村では、村人がリオンの事をわからなくても仕方がないかもしれない。

 俺がそう言うと、リオンは少し安心したみたいだ。多少はいつもの調子が戻ってきたみたいで、レニさんショックから立ち直りつつあるようだ。


 その後、門番に連れられてやってきた村長はリオンの顔は知らなかったが、リオンの見せた辺境伯家の家紋を見てすぐに村の中に入れてくれた。


「きっとあの村長は、年齢のせいで村から離れられないんだ。そうに違いない」


 無事に村の中に通して貰う事が出来たが、リオンはずっとそんな言い訳をしていた。ちなみに、リオンの言い訳を聞いたアルバートは、「小さな村なら、領主の顔を知らないのは珍しい事ではない」と言い、カインは、「でも、面白そうだから、リオンには内緒ね」と笑っていた。



「じゃあ、宿もとれたし、後はそれぞれ自由行動で……なんだけど、じいちゃんは俺と一緒に村長のところね」


「うむ」


 自由行動と言っても、ククリ村と同程度かそれより小さな村なので、見て回るほどのものはなさそうだ。それでも女性陣は、珍しいものがないか村の中を見て回るそうで、アルバート達は女性陣とは別行動で村の中や外を回るそうだ。一応、視察の意味もあるらしいが、実際はリオンをレニさんから遠ざけて、気晴らしさせるつもりのようだ。

 そして俺とじいちゃんは、村長に道中遭遇したカエルの事を忠告しに行くのだ。



 三馬鹿SIDEアルバート


「小さい村だが、防衛についてはしっかりとしているみたいだな。あまり高くはないが、石で塀を組んでいるし、そう簡単に崩れないように土や木材で補強している」


「これなら、ある程度の時間が稼げるだろうね」


「ああ、そうだな……」


 せっかく連れ出したというのに、リオンはまた落ち込み始めていた。まだまだ完全回復には遠く、しかも浮き沈み大きいみたいだ。


「全く、もう……レニさんを狙うのなら、アムールから情報を仕入れるなりすればよかったのに。そうすれば、こんなショックを受ける前に無理だとわかったはずなのに!」


 うじうじしているリオンに嫌気がさしたカインが、いきなりリオンを怒り始めた。確かにアムールから情報を仕入れるだけで、成功率はグンと上がっただろうし、そもそも無理な相手だというのも最初にわかったはずだ。


「リオン、カインの言う通り、これはお前の落ち度だ。お前のせいで、レニさんに気まずい思いをさせるのは違うだろう。短い間であろうと、付き合いたいと思った相手に迷惑をかけるのが、お前の理想とする『男』の姿なのか?」


「そうだよ! 逆転の発想で、ここはリオンの株を上げるチャンスだと思わなくちゃ!」


 かなり無理矢理な理屈ではあるが、無理してでも立ち直ってもらわないと、今後の南部自治区との関係にも影響するかもしれない。実際にレニさんが、南部でどれだけ影響力があるかは分からないが、南部子爵から直々に頼まれるくらいには、信用されていると考えたほうがいい。少なくとも、アムールはかなりの信頼を寄せているようだ。その線から、すぐに南部との関係が悪化するとは思えないが、いい感情は持たれないだろう。


「そうだぞ。大体、今回の旅は辺境伯家とテンマとの間に、わだかまりは無いというアピールする目的があるのに、リオンがテンマに迷惑をかけたら意味がないだろう」


 少し卑怯な言い方だが、テンマの事を出せば無理矢理にでも立ち直ろうとするだろう。


「そうか……それもそうだな」


 思ったとおり、リオンは自分の中でテンマに迷惑はかけられないと、無理にでも立ち直ろうとし始めていた。そんな時、


「そこの兄ちゃん達! すぐに村の中に逃げ込め! ゴブリンの群れが出たぞ!」


 数人の村人が、血相を変えて草原から走ってきた。


「数は?」


「三十匹程の群れだ。多分、冬に備えて獲物を探しに来たんだと思う。数は多いが、村で守りを固めて、皆で対応すれば大丈夫だ!」


 大丈夫と言ってはいるがその顔は青ざめており、それなりの被害は出るかもしれないと考えているみたいだった。


「ゴブリン如き、俺に任せろ!」


 そんな村人を尻目に、リオンはマジックバッグから自分の得物を取り出し、村人達が逃げてきた方へと走り出した。


「あの馬鹿……私達はハウスト辺境伯家の関係者だ。お前達はすぐに村中にゴブリンの事を知らせて、万が一に備えてくれ。それと、私達と一緒に来た者達を呼んできてくれ。多分、村長のところに私達の代表がいるはずだ」


 その村人は、私達が辺境伯家の関係者と知って慌てて跪こうとしたが、緊急事態だと言って村長のところへと走らせた。


「カイン、私達もリオンを追いかけるぞ。ゴブリンの三十匹くらいでリオンが遅れを取るとは思えないが、それでも万が一の事はある」


「そうだね。そもそも、今のリオンは万全の状態じゃないし……急ごうか」


 精神が不安定なせいか、軽率な行動をする……と、ため息をつきながら、私とカインはリオンの後を追ったのだった。


                               三馬鹿SIDEアルバート



「あれから、大変だったのですな」


 俺とじいちゃんは村長の家でカエルの事を忠告し、そのまま雑談をしていた。なんでもこの村長、何度かククリ村に来た事があるそうで、俺の事を知っていたそうだ。まあ、直接会った事はなく、この村長が遠目で俺を見たくらいらしいが、知らないうちに子供が増えていたという事で、俺の事を覚えていたそうだ。なお、じいちゃんの事も知っており、有名人という事もあって一度会って話してみたかったそうだが、運の悪い事に村長がククリ村に来た時に限って、いつもじいちゃんはククリ村を離れていたそうだ。


「うむ。まあ、人間生きていれば色々あるわい。それにしても、この村からククリ村まではだいぶ離れているというのに、よく何度も行こうと思ったものじゃな」


「いやぁ、ククリ村の薬はよく効きますからのう……それに、今だから言いますが、この村はこれといった特産がなかったので、ククリ村の薬の製法を、何とか真似出来ぬかと思いましてのう」


 最初はククリ村に薬の製法を盗む目的(と言っても、忍び込んでではなく、見て盗むつもりだったらしい)で通っていたらしいがなかなか盗む事はできず、ダメもとで製法を聞いたら普通に教えてもらえたとの事だ。ちなみにその相手は母さんで、薬の材料となる薬草などは俺や父さんが『大老の森』で集めていたという事もあり、聞くまで素材すらわからなかったそうだ。


「最も、製法を教えてもらっても、シーリアさん程の腕はないし、材料の質も違いますから、当初目論んでいた特産にする程の品質のものはできませんでした。まあ、売り物にする程ではありませんが、普段遣いするには十分すぎる薬がこの辺りの材料でもできるようになったおかげで、怪我や病気で亡くなる者は格段に減りましたがな」


 病気や怪我への対策が出来たおかげで、この村では健康な者が増え、結果的に食糧生産の増加につながったのだとか。そして、それとは別に、よく効く母さんの薬を買い求めたり、交流の意味も込めてククリ村を訪れていたらしい。なお、俺やじいちゃんは知らなかったが、マークおじさんはこの村に来たことがあるらしく、知らないところでこの村とククリ村の交流があったとの事だった。


「まあ、同じ辺境伯領だったのじゃから、そういうこともあるのじゃろうな……」


 俺は年齢的に、じいちゃんは面倒事は父さんやマークおじさんに押し付けていたせいで、この村の事は知らなかったらしい。


「それだけに、ククリ村がドラゴンゾンビに襲われたのは衝撃的でした。ククリ村は辺境伯領にある村の中で、一番戦力が揃っている村とも言われておりましたから、襲われたのがうちの村だったら、一時間も持たなかったでしょうな」


 戦力うんぬんは、じいちゃんを始め、父さんと母さんに『大老の森』での狩りになれた、元冒険者の村人が何人もいたからだろう。流石に『シェルハイド』のような人数はいないが、同数ならばククリ村の方が強いだろうと言われていたらしい。


「あの事件以降、この村で『魔物の大群に襲われたらどうしようか』といった議論がありましてな。その結果として、若い衆の見回りの強化と村の周りを囲む塀ができたのです。まあ、魔物相手にどれだけ耐えられるかは分かりませんが無いよりはましですし、少しでも防ぐ事ができれば、それだけ生き延びる可能性が上がりますから」


 ククリ村の事件は、良くも悪くも辺境伯領内の小さな村々に変化をもたらしたそうだ。その変化とは、この村のように自衛に力を入れたり、大きな街などに移住する者が続出した為に廃村となってしまったり、他の村や街と連携を強めたり……というものらしい。そして、そんな変化の根底には共通して、『いざという時に、辺境伯がすぐに助けてくれるとは限らない』という考えがあったのだそうだ。


「あの事件で、近隣の村とも様々な意見を交わしました。しかし、そう簡単に生まれ故郷を捨てる事は出来ませんからな。だからこの村では、少しでも長く住めるような備えをするべきだろうという意見になったのですよ。薬に関して十分な備えがあるというのも、理由の一つでしたな」


「あの事件で、辺境伯領にある村々の危機意識が高まったという事かのう」


 そんな事をじいちゃん達が話していると、村長宅に慌てた村人が駆け込んできた。何事かと村長が村人を叱ったが、村人の報告を聞いて村長も慌てだした。


「大変です! リオン様がゴブリンの群れに!」


 報告は、思いっきり俺達の身内の事だった。


「じいちゃん、ちょっと行ってくる」


「うむ。わしは念の為に、報告とは反対の方向を見てくるとするか。普通のゴブリンに挟撃などという知恵があるとは思えんが、上位種がいた場合はその限りではないからのう」


 という訳で、すぐに俺とじいちゃんは村長宅を出て、それぞれ反対方向へと飛んでいった。


「そんなに遠くではないとのことだったから、すぐに見えると思うけど……って、大丈夫そうだな」


 飛び立って一分もしないうちに見えたものは、ゴブリンを相手に無双しているリオンだった。ゴブリン達はリオンに何もできないまま、一方的に屠られており、すでに半数が背中を向けて逃げ出していた。ちなみに残りの半数は、すでにリオンによって一刀両断に切り捨てられている。


「無事か! ……って、言うまでもなさそうだな」


「まあな……」

「そうだね……」


 リオンは放っておいても大丈夫そうなので、まずはアルバートとカインに声をかけたのだが、二人は何故か浮かない顔をしていた。理由を聞こうと声を掛けようとした時、アルバートとカインは黙ったままリオンのいる方を指さした。そこには、


「何で、俺には、彼女が、出来ない、んだっ! ちっくしょぉおおーーー!」

 

 涙を流しながら、ゴブリンを追いかけて真っ二つにしているリオンの姿があった。


「うん……まあ、あれで少しでもリオンの気が晴れるのなら、ゴブリンの群れが現れたのにも意味があったんだな……」


 なんとも微妙な気持ちになった俺は、二人に倣って静かにリオンを見守る事にした。それにしても、普通のゴブリンだけかと思ったら、その上位種のホブゴブリンが半数近く混ざっている様だ。ホブゴブリンは、一般的な成人男性と同等かそれ以上の力を持っているとされているから、もしこの群れがそのまま村へと攻め入っていたら、人命に関わる被害が出ていたかもしれない。


「独断専行はどうかと思うが、今回はリオンの好プレーだな……彼我の戦力的にも、リオンの心情的にも……」


 この独断専行で、リオンはクリスさんから怒られると思うが……今回ばかりは、全面的にリオンの味方をしようと決めた俺達だった。

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