人気Vtuberになる夢を叶えてやった彼女が、スクリーンの向こうで俺を嘲笑っていた
東京の夜は眠らない。
桐島悠はその日も深夜二時過ぎまで、六畳の自室でディスプレイと向き合っていた。画面上に並ぶのはサーバーの負荷グラフと、月城りんの配信画面。デュアルモニターの一方では会社のリモートワーク端末、もう一方では恋人がキャラクターアバターに命を吹き込みながら視聴者たちと笑い合っている。
「夜凪りん」。それが月城りんの活動名だった。
深い藍色の長髪をなびかせた二次元のアバターは、りん本人の口調をそのまま纏って画面の向こうで動く。声は低めで、どこかハスキーがかっていて、リスナーたちは「りん様」と呼んで崇める。半年前、悠がシステム一式を組み上げてデビューさせたとき、チャンネル登録者数はゼロだった。今は十一万三千人を超えている。
その数字が増えるたびに、りんは悠に微笑んだ。「悠のおかげだよ」と。
——あの頃は、本当にそう信じていた。
桐島悠が月城りんと出会ったのは、三年前の春だった。
都内の中規模IT企業でシステムエンジニアとして働く悠は、当時二十七歳。スペックは平均的と言えば平均的で、年収は四百三十万円、外見は地味、趣味はPCいじりとアニメ鑑賞というオタク気質の男だった。
出会いはマッチングアプリだった。趣味欄に「アニメ・ゲーム・ものづくり」と書いたりんのプロフィールが目に留まり、メッセージを送ったのが始まりだった。最初のデートでりんは「いつか配信者になりたい」と語った。目を輝かせて、夢を話すりんは本当に綺麗だった。悠はその目に吸い込まれた。
「機材とか、詳しい?」
「まあ、そこそこ」
「じゃあいろいろ教えてよ。私、機械音痴だから」
それが始まりだった。悠はりんにマイクの選び方を教え、配信ソフトの設定を整え、ルーター環境を最適化した。付き合い始めてからの一年は、悠にとって人生で一番幸せな時間だったと今でも思う。
Vtuberデビューはりんが強く望んだ。2D Live2Dモデルの制作費は三十万円、高性能PCと専用マイクとキャプチャボードで追加で二十五万。合計五十五万円を悠がローンで出した。「絶対稼いで返すから」とりんは言った。
登録者が一万人を超えたとき、りんは悠を抱きしめて泣いた。「夢が現実になった」と言った。悠は本気でその言葉を信じていた。
業界で有名な大手VtuberプロダクションAERONOVAが、りんに声をかけてきたのはそれから三ヶ月後だった。
AERONOVAは業界三位のVtuber事務所だった。抱える所属タレントは三十人以上。資本力も宣伝力も、個人勢とは比べものにならない。
声をかけてきた担当者は橘誠一郎という男だった。
三十五歳。元テレビ局のプロデューサー。事務所に入ってから五年で、複数のタレントをミリオン登録者まで伸ばしたという実績を持つ、業界では名の通った人物だった。
悠は最初から橘が苦手だった。理由を言葉にするのは難しかったが、強いて言えばその目だ。人を「使えるかどうか」で値踏みするような、冷たくて計算高い目をしていた。りんとミーティングする際にも悠を「彼氏さん? ああ、機材担当の方ね」と軽く流し、それ以上興味を持たなかった。
りんのマネジメントはAERONOVAが引き受けた。週二回の定例会議、月一回の収益報告、企業案件の管理——それらは全て橘の管轄になった。
悠はやがて、りんと過ごす時間が減っていくことに気づいた。
「ちょっと打ち合わせが入っちゃって」「橘さんと企画会議があるから」「今日は収録だから無理」。言葉はどれも正当な理由で、悠には反論できなかった。彼女がVtuberとして成長することを望んでいたのは自分だ、と言い聞かせながら。
変化に気づいたのは、デビューから八ヶ月目の夜だった。
深夜一時。りんが配信を終えてから二時間が経っていた。
いつもなら配信後にLINEが来る。「今日も頑張ったよ」とか「疲れた〜」とか、短い言葉でも来ていた。その夜は何もなかった。
悠は気にしないようにしながら、一人でシステム監視の作業を続けた。りんのサーバー管理はまだ悠が請け負っていた。月々の維持費も悠が払っていた。「收益が安定したら一緒に管理費の話しよう」と言ったままになっている。
午前二時過ぎ、悠はふと気になってりんのサーバーログを確認した。技術的な問題が起きていないか確認するのは普通の作業だった。だが、そのときログに表示された接続元IPアドレスが目に入った。
りんのアカウントが、自宅以外のIPから接続されていた。
場所を特定したわけではない。だが、悠の心のどこかが静かに軋んだ。
翌日、りんに「昨日の夜、外にいた?」と聞いた。
「ううん、早めに寝てたよ。なんで?」
りんは笑って答えた。いつも通りの、なんでもない顔で。
その笑顔が、初めて信じられないと思った瞬間だった。
確信を得たのは、それから二週間後だった。
りんのタブレットが自宅に置き忘れられていた。悠が届けようと手に取った瞬間、ロック画面に通知が表示された。
橘誠一郎からのメッセージだった。
「昨夜は楽しかった。また来週」
悠は息が止まった。
指が震えながらも、ロックを解除しようとした。りんのパスコードは付き合い始めた頃から知っていた。生年月日。変えていなかった。
画面が開いた。
メッセージアプリの橘との会話履歴が展開された。
最初の数行を読んだだけで、全てを理解した。
そこには三ヶ月分の会話があった。
読み進めるうちに、悠の中の何かが、音を立てて崩れていった。
「悠って、本当に何も気づいてないよね。鈍感にもほどがある笑」
「機材代は出させてよかった。あれがなかったらデビューできなかったし」
「でも正直、彼氏として見るには地味すぎる。年収もそこそこだし」
「誠一郎さんみたいな人と比べると、ねえ」
「今さら別れたら機材管理とかサーバーとか困るじゃん。しばらく使っとく」
「使い終わったら静かに終わらせればいいし」
文字を読む度に、胃の奥から冷たいものが這い上がってきた。吐き気とも違う。絶望とも違う。もっと根本的な、人間への不信感のようなものが、悠の身体の芯を侵食していった。
「悠って機材オタクだから、機材の話だけしてれば機嫌いいし管理しやすい笑」
「誠一郎さんが『彼女とは違う存在に育てる』って言ってくれた。楽しみ」
「悠? あー、まだ使ってるよ。登録者20万いったら考える笑」
悠は静かにタブレットを閉じた。
怒鳴り散らすことも、泣くこともしなかった。ただ、長い時間、テーブルの前に座ったまま動けなかった。
東京の春の夜は薄ら寒い。
悠はコンビニエンスストアに入って缶コーヒーを買い、近くの公園のベンチに座った。街灯の下、無人の遊具が薄暗く浮かんでいた。
頭の中でりんの言葉が繰り返される。
「悠のおかげだよ」。
「夢が現実になった」。
「ずっとそばにいてね」。
全部、嘘だったのか。
三年間。百万円近い金を出した。毎週末りんの技術サポートをした。配信中のトラブルを深夜に対処した。リスナーとのトラブルを一緒に解決した。りんが体調を崩したときに差し入れをした。悠の休日は常にりんのVtuber活動中心だった。
そのすべてが「機材おじさんの管理」として利用されていたのだと、今になって理解した。
缶コーヒーが冷たくなっても、悠は動けなかった。涙は出なかった。出し方を忘れたのかもしれない、と思った。
翌朝から、悠は変わった。
変わった、というより——静かになった。
感情の波が引いた後に残ったのは、澄み切った冷たさだった。怒りでも悲しみでもなく、ただ澄み切った透明な感情。それが今の悠を動かしていた。
りんにタブレットを届けた。「忘れてたよ」と言って渡した。りんは「ありがとう、助かった〜」と笑った。いつもと同じ笑顔だった。
悠は内心で思った。もう少しだけ待て、と。
その日から悠は記録を始めた。
橘誠一郎という人物について調べた。元テレビ局勤務、AERONOVA入社後の実績、業界での評判。業界の掲示板や関係者のSNS、タレントの退所報告を丁寧に追った。すると、橘が関わったタレントの退所率が異常に高いことが浮かび上がった。しかも退所した元所属タレントのいくつかは、退所後に短い活動停止期間を経て一斉に活動を再開していた。
不思議な一致。
さらに調べると、元所属タレントの一人が匿名で書いたとされる記事が見つかった。Vtuber業界の闇を告発する内容の記事で、「プロデューサーによる心理的な支配」「活動収益の不透明な管理」「所属契約書の不当条項」などが列挙されていた。
悠の手が止まった。
もしかしたら、りんだけじゃないのかもしれない。
確認作業は三週間にわたった。
悠は自分のサーバー管理者権限を使って、りんのアカウント接続ログを全て保存した。IPアドレスから橘のマンションの位置が特定できる証拠は得られなかったが、接続の時間帯パターンと、りんが「打ち合わせ」と言っていた日時との一致は確認できた。
さらに、りんのパスコードで入ったタブレットで見たメッセージの内容を、記憶が薄れないうちに全てメモアプリに書き残した。日付、発言内容、文脈。日付と照合可能な形で記録した。
週に一度、りんと顔を合わせた。普通に話した。普通に笑った。りんはいつも通りだった。悠がタブレットの内容を見たことも、橘との関係に気づいていることも、微塵も気にしていないようだった。
その鈍感さが、逆に悠の感情を整理させた。
怒りは冷えた油のように固まり、やがて無音の決意に変わった。
転機は、りんの配信中に起きた。
その夜の配信テーマは「私の推し機材紹介」だった。コメント欄は盛り上がり、スーパーチャットが次々と飛んでいた。りんは嬉しそうに笑い、機材の一つ一つを楽しそうに紹介していた。
「このマイク、めちゃくちゃ音質いいんですよね〜。すごく頭いい人に選んでもらったんですけど、もう関係ない人なんで笑」
コメント欄が「誰?」「元彼?」「草」で埋まる中、りんはケラケラと笑っていた。
悠は画面を閉じた。
「もう関係ない人」。
まだ別れを告げてもいないのに。まだ同じ部屋で話したばかりなのに。
そのとき悠は、はっきりと決めた。
これは復讐ではない。清算だ、と。
悠がまず動いたのは、AERONOVAの法務窓口への問い合わせだった。
業界内部告発の方法を調べ、労働問題や不正行為の告発実績を持つ弁護士に相談した。費用は五万円。惜しくなかった。
弁護士・藤堂慶司は五十代の落ち着いた男性で、Vtuber業界の問題にも精通していた。悠が持参したメモとログデータを確認し、「プロデューサーとタレントの不適切な関係が事務所規定に反する可能性がある」「活動収益の管理に透明性の問題があれば、所属契約上の不当行為になりうる」と話した。
さらに藤堂弁護士の紹介で、AERONOVAから退所した元タレントの一人——活動名「月ノ宮かなえ」、本名非公開——と連絡を取ることができた。
彼女は橘誠一郎のもとで二年間活動していた。活動収益の三十パーセントが事務所取り分として引かれるはずが、実際には不明な名目で追加控除されていたこと。橘から「他のタレントには言うな」と口止めされていたこと。退所時に「次の仕事先に連絡する」という趣旨の発言があり、実質的な脅しがあったこと。
それらを書面にまとめた証言が、悠の手に渡った。
悠のメモとログデータ。元タレントの証言書。収益管理の矛盾を示す数字。
藤堂弁護士を通じて、AERONOVA親会社のコンプライアンス窓口に一括提出した。
その後の展開は、悠の予想よりも速かった。
提出から十日後、AERONOVAの社内で内部調査が始まった。橘誠一郎は調査期間中「業務停止」の形で現場を外された。その事実は、業界内の情報筋から水面下で広まった。
りんが気づいたのはそれから三日後だった。
「橘さんと連絡が取れなくなった」とりんが不安そうに言ってきた。悠は「そうなんだ」と答えた。
「なんか仕事止まってて困ってる。悠、何か知らない?」
「知らないよ」と答えた。
嘘ではなかった。調査結果はまだ出ていなかった。
調査結果が出たのは、提出から三週間後だった。
橘誠一郎に対する調査の結果、「複数タレントに対する収益管理の不透明な操作」「所属タレントとの不適切な個人的関係」「退所時の恫喝行為」が認定された。橘は同日付でAERONOVAプロデューサー職を解任。同社との契約も終了した。
業界内にその情報が広まるのにさほど時間はかからなかった。
翌日、VtuberファンコミュニティのDiscordサーバーに、元所属タレントの一人が橘について匿名で書き込んだ。内容は藤堂弁護士経由でりんにも伝わった——というより、既にりんはAERONOVAから「橘の件について事情説明の場を設けたい」という連絡を受けていた。
夜中の十二時過ぎ、りんから電話がかかってきた。
「悠、橘さんのことで何か動いた?」
声が震えていた。
「なんで俺が」と悠は言った。
「だって……なんか、全部つながってるみたいで。私、事務所から呼び出されて、橘さんとの関係についていろいろ聞かれて……」
「それ、答えたの?」
「……正直に話したよ。私も、なんか騙されてたのかもしれないし」
悠は静かに息を吸った。
「そうか」
「悠……もしかして、全部知ってた?」
沈黙。
「タブレット、見た?」
悠は答えなかった。
「……ごめん」
声が小さくなった。泣いているのかもしれなかった。「ごめん、本当に。私、どうかしてた。誠一郎さんに乗せられて、あなたのこと……」
悠は一度目を閉じた。
三年間。百万近い金。無数の深夜。りんの「ありがとう」の声。機材を選ぶときのりんの笑顔。初めてデビューした夜、一緒に画面を見ていたときの空気。
全部思い出した。
全部。
「りん」と悠は言った。声は静かだった。
「別れよう」
「……悠」
「もう関係ない人、って言ってたよな。配信で。まだ付き合ってるのに」
息を呑む音がした。
「あれは……」
「俺のことを機材担当として使い続けるつもりだったんだろ。わかってる。でも、俺にはそれに付き合い続ける義理はない。サーバーは今月末に引き継ぎする。機材の代金は返さなくていい。それだけだ」
「待って、悠、話を聞いて——」
「清算は終わった」
電話を切った。
手が、震えていた。
怒りでも悲しみでもなく、ただ静かな震えだった。
窓の外、東京の夜景がいつも通りに広がっていた。無数の光が、無関心に輝いている。悠は缶ビールを一口飲んで、長い息を吐いた。
泣かなかった。
泣けなかった、というよりも、もう泣くものが何もないような気がした。
三年分の感情が全部、あの「清算は終わった」という文字に凝縮されて消えた。そんな感覚だった。
橘誠一郎はその後、業界への復帰を試みたが、告発内容が業界の一部で広まっていたため、複数の事務所からオファーを断られた。フリーのプロデューサーとして個人活動を始めようとしたが、元所属タレントたちとの法的問題が残っており、弁護士費用と和解金で経済的に追い詰められたという話が、後に業界掲示板に流れた。
月城りんは「夜凪りん」として活動を続けたが、橘との関係がリスナーの間に漏れたこと、そして「使い捨て発言」がアーカイブから掘り起こされたことで、コメント欄の雰囲気が変わった。「もう関係ない人って誰」「機材担当って言ってた人のこと?」「それ彼氏じゃないの」というコメントが流れ始め、りんは一度配信を休止した。
復帰後の配信では「以前の発言で傷つけた方がいれば謝りたい」という一言があったが、核心には触れなかった。登録者は十万人台をキープしたが、スパチャの単価と頻度は以前より明らかに落ちていた。
悠は一切見ていなかった。
一ヶ月後、悠は転職した。
在職中から進めていた転職活動が結実し、都内のITセキュリティ企業に内定を得ていた。年収は四十八万円上がって四百七十八万円になった。小さな額かもしれないが、悠には十分だった。
新しい職場は前の会社より少し小さかったが、技術の話ができる人間が多かった。コードレビューで丁寧に指摘し合う文化があった。定時退社が珍しくなかった。
入社から二週間が経った昼休み、社員用の小さなラウンジで悠が一人でサンドイッチを食べていると、向かいの席から声がかかった。
「桐島さん、前の職場もITセキュリティ系でしたっけ」
声の主は、同期入社の篠宮つむぎだった。
同い年の二十九歳で、クリエイティブ技術担当として入社した。Vtuber向けの配信技術コンサルを副業でやっていると聞いていた。
「いや、受託開発の会社だったんで。セキュリティ専門は今回が初めてですね」
「そうなんですね。でも、サーバー管理の経験が長いって面接票に書いてあって、うちのチームがそれ欲しがってたんですよね」
「あ、そういう経緯だったんですか」
「実はVtuberのインフラ周りの技術支援もやってて、トラブル時の対応がすごく大事で。桐島さんみたいな経験値は貴重なんです」
悠は少し驚いた。Vtuberの話が出るとは思っていなかった。
「Vtuber、詳しいんですか」と聞いた。
「まあ、業界は少し。悪い話も結構聞くんで、健全な環境で活動できるタレントの支援がしたくて」
穏やかな口調だった。押しつけがましくなかった。
「そういえば」とつむぎが続けた。「最近、AERONOVA関係で業界が少し揺れてたじゃないですか。あの件、内部からの動きだったって話が出てて」
悠は静かにサンドイッチを一口食べた。
「そうみたいですね」
「タレントを守れるインフラとか、技術的な仕組みって大事ですよね。私、そういうの作りたいと思ってて」
悠はつむぎの顔を見た。
まっすぐな目だった。計算ではなく、本当にそう思っているような目をしていた。久しぶりに見る種類の目だ、と悠は思った。
「面白いですね、それ」と言った。
つむぎは少し嬉しそうに笑った。「でしょ? 一緒に考えてくれる人がいたら、もっと進められるんですけどね」
悠は少しの間、窓の外を見た。
春の午後の光が、オフィス街を明るく照らしていた。
「機材とかサーバー周りは、少し詳しいですよ」と言った。
「本当ですか! じゃあ今度ランチがてら話しませんか」
「いいですよ」
悠は答えた。
短い返事だったが、その言葉は軽かった。三年間背負っていたものを全部降ろした後の、本当に軽い言葉だった。
清算は、終わった。
橘誠一郎は業界から消え、月城りんは孤独な配信を続けている。
悠には関係のない話だった。
東京の空は、今日も広かった。
あとがき:
この物語をお読みいただき、ありがとうございました。
他にも作品を連載、短編を投稿していますので、もしこの話がお気に召しましたら、ぜひ下記の作品もご覧いただければ幸いです。
▼連載中の作品はこちら▼
https://kakuyomu.jp/works/822139842039386364
引き続き、読者の皆様の心に残る物語をお届けできるよう努めてまいります。これからも応援よろしくお願いいたします。




