第4話
第四話 お風呂。
〜ハラリ、ハラリ…〜
お嬢様:んっ…しょ…
ヘアゴムも……イテテテテッ…髪巻き込んだ…
よし…入ろう、
〜ウィ~ン…〜
〜(当たり前かのように自動でお風呂への扉が開いた)
〜ぺた…ぺた…〜
メイド:お嬢様。
お嬢様:(ビクゥッッ?!?!??!!)
なっ…!なんでいるのよぉ…?!?!
メイド:いえ、お身体を洗って差し上げようかと
お嬢様:別にいいわよ…ていうか、人がお風呂に入ってるのにノックもしないで入って来ないでよ!!!
メイド:それは大変失礼しました…私の不注意で…
お嬢様:ていうか貴方…ちゃんとタオル巻いてるわよね…?
メイド:巻かないほうが良かったでしょうか?
お嬢様:言ってないわよ!!!!!!
メイド:さぁ、遠慮せず、お身体お借りしますよ…
お嬢様:イヤァァァァァア!
〜数十分後〜
お嬢様:ハァ…ひどい目に遭ったわ…私の…!あんなトコロやこんなトコロ全部!
メイド:見てないですよ…それに私はそんな趣味を持っていません。
お嬢様:それなら…いいのかしら…?
メイド:じゃあ今から髪乾かすので、鏡のほう向いてください。
お嬢様:あなたは髪乾かさなくても大丈夫なの?
メイド:大丈夫です。後で乾かしても間に合います。
お嬢様:そうなのね…
〜ブォオオオオオオオ〜
〜サラサラサラサラ…スゥーッ…スゥーッ…〜
お嬢様:髪解くのも上手なのね、本当にあなた何でもできるわね。
メイド:お褒めいただきありがとうございます。美容に関しても私は予備知識として学んでいたので。
お嬢様:本当にプロメイドなのね…
〜しばらくして〜
お嬢様:よしっ!歯も磨いて、あとは着替えて寝るだけだわ!
メイド:お着替えの準備はできております
さぁ、こちらへ。
お嬢様:準備も早いのね?!
メイド:もちろんです、お嬢様。
〜スタスタスタ〜
〜2人は寝室へ向かった〜
メイド:子守唄を歌ってあげましょうか?
お嬢様:もう私はそんなに子供じゃないわよ?!もう私14よ?!
メイド:そうですか…悲しいですね…
お嬢様:子供扱いしないでちょうだい?!
メイド:では私は…添い寝でも…
お嬢様:ちょっとちょっと?!何勝手に人の布団に入ってきてんのよ?!
メイド:いえ、お嬢様が寝るまで私は添い寝するだけです。
お嬢様:あなた、こういう所でよくわからない事するわね…
メイド:スゥ…スウ…
お嬢様:って…あなたが先に寝るのね…
なら私も寝ましょうかね…ふあ〜あ…
スヤァ…
〜そして2人とも眠りに落ちた〜
〜わけもなく、もちろんメイドは起きていた。〜
メイド:ふむ…無事に寝ましたね…
おやすみなさい、お嬢様。
第五話に続く