くさかった夜ご飯の正体の話
夜のお食事中。
なぜか何かが匂う。
なんだろう、おでんに入ってる猪肉かな。
私基本的に嫌いな食べ物はあまりないのだけれど、変に匂いが強いものってなかなか喉を通らないのね。
とりあえず猪肉を匂ってみる。
違う、コレジャナイ。
食卓に並んでいる食事は、漬物、おでん、お米、納豆。
第一候補のおでんの線は消えた。
むむむ、漬物は漬物のにおい、私の大好物、関係ない。
納豆は昨日買ったものだから全然違う……。
じゃあ、米?でも米も愛知で買ったお高いものだぜ?くさいわけがない。
茶碗のにおいをかいでみる。うん、くさい。
洗いミスか?
気休めに納豆をかけて一口。食えないことはないけどやっぱそこに染み付いたようなにおいが残る。
我慢して半分程食べてから、嫁ちゃんにさりげなく問いかけた。
「なんか、匂う?」
「お米じゃない?なんか魚みたいなにおいがするね」
あ、嫁ちゃんも感じてたんだ?じゃあ茶碗じゃないなぜ米が匂う。
今日の米は私がたいたのだけど。
食事後洗い物をしながらふと思い出した。
ああ、年末シラスの炊き込み作ったわ。
そうだそれだ、それに違いない。
忘れてたとはいえ、最後に炊いてから一週間たってるんだから私も炊く前に一回洗えよねえ。
お高いお米無駄にしたわあああああ(;´Д`)
というわけで皆さん、お米とお魚を一緒に炊いたら釜を何度も洗いましょう。お姉さんとの約束だ。




