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おばあちゃん

先日、母のように思っていた祖母が亡くなりました。


実母曰く、祖母がいなければ私は死んでいたかもしれないらしい。

それこそ、虐待された記憶は残っていないものの、投げられたりとかしてたって親戚から聞いたことがある。


まあ、実母もワンオペ育児でノイローゼ気味だったんだと思います。実父は出張だらけだったので。


その辺は今更気にしても仕方がない。ので割愛します。


我が家は近所に、本当近所に祖父母が住んでたから良く預かって貰ってたんですね。


物心着いて、ある程度物事がわかるようになるまで祖母に育てられたと言っても過言ではないかも笑笑


物心ついて、幼稚園、小学校、中学校になっても祖母の家によく泊まりに行ってたけども笑笑


思い出そうとすればするほど思い出が溢れてくる。

小さい頃に銭湯に行って、宴会場でカラオケしたとか、熱海の旅館に泊まって爺さんと3人で釣りをしたとか、 いちご狩りに行ったとか。


口の減らないガキだったから酷い事を言ってしまった事もあった。


最近だと、ご飯に行ったこととか、お年玉あげたとか、私の奥さんを紹介したとか。


本当、優しくて、ずっとみんなの味方で居てくれた祖母。


亡くなった知らせを聞いても信用出来なかった。


最後に会ったのは亡くなる3日前だったからこそ、信じられなかった。


その日は1日中動揺しっぱなし。

泣かまいと思っても、自然と涙が出てくるし、仕事してても気を抜くとすぐ目尻が熱くなって仕方がなかった。


仕事を終わらせ、すぐ家に帰り、奥さんに連れ添って貰って、会堂に行った。


横になって、安らかな寝顔の祖母がそこに居た。

ほんと、寝ているようにしか見えない安らかな寝顔だった。

でも、どれだけ、声をかけても祖母が目を開くことはなく。

記憶にある優しい声が聞こえてくることは無かった。


あぁ、本当に亡くなってしまったんだ。

そう思うとダムが決壊したように涙が溢れてきて、鼻水もダダ漏れ。

正直成人男性がしていい顔じゃなかった笑笑


これ以上は長くなるし、多分同じことを繰り返しそうなので割愛。



この歳まで中々結婚してなかった私を心配してくれた祖母。体の弱い私を心配してくれた祖母。


奥さんも出来たし、痩せるつもりでいるし、ちょっと遅いかもしれないけどしっかりしていくつもりだから、どうか天国でまったりと私を見ててくれ笑笑


生まれてこの方30年。お世話になりました。ありがとう。


あ、でも、しばらくは、じいちゃんの傍に居てやってくれ。悲しみが深すぎて見てられん。私も時々ご飯くらいは誘ってみるから(´ー`*)ウンウン


悲しみは深いけど、少しずつ取り戻していくぞー

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