4月17日鬱メンヘラから立ち直った話
打ち明けさせてください。
私はいつでも、私が最底辺にいる人間だと思って生きてきた。
言葉だけ見ると後ろ向きな意味に取れるけどそうじゃない。
夢見がちって言われるとそこまでなんだけど、なんていうか、最底辺からどうやって立ち上がるかーみたいな、最底辺だからこれ以上落ちようがないし全力で挑めるーみたいな?
仕事とか、いつも自分の器量以上のことばかり任される。仕事が出来ない気分になる自分が嫌だった。
周りは、ガムシャラに、とか、経験積めば、とか、言ってたけど、行動以上に頭で考えてしまう私は病み気味だった。
後言い訳になるけど、体力が非常にない笑
なら何で電気屋さんになった。と思うけど、それはまた別の話(◡‿◡ฺ✿)
多分私のメンタルは25くらいから今現在まで乱高下していた。
ぶっちゃけ、25までは器量以上の仕事も、何となく理由のない自信があったから何とかなった。けど、その自信はぶち折られる事となった。
なんていうか、人付き合いにも疲れちゃったんだよね。
その頃やってた仕事っていうのが、他に入ってた電気屋さんが忙しすぎて出来なくて、急遽お願いされて回ってきた仕事だった。
凄いよ。展示場みたいに大きなお家でね、私がやった事ない規模のお家、をね、4件頼まれた。
勿論配線だけでめちゃんこ時間がかかる。
1件目がね、本当に地獄だった。大工さんは本命の電気屋さんじゃない私の仕事にケチばかり。嫌がらせも多くて
今の時代ってハウスメーカーがあって、ハウスメーカーから仕事を、大工さんや電気屋さん、設備屋さんに割り振るから、みんな横一線、大工さんが偉いって訳じゃない。
だけど、私は上から目線で来る人に言い返せなかった。
これは、非常に私には効いていて、一時は死んでしまおうかと思うくらい。
人格否定や嫌がらせが続いた。
ある時私は思った。このまま死んでしまおうかなーみたいな、2階の高さ、足場からこのまま飛べば死ねるよな。
足は震える。でも飛べば楽になる。
本来なら死ぬまでもない。大したことじゃない。電気屋さんをやめれば良いだけ。
でもこの時の私には正常な判断ができなかった。
親の会社……ということもあったのだろう。変な責任感に追われていた。
結果的に私は飛ばなかった。飛べなかったし、飛ばなかった。
寸前で私は思った。
私は全力を使い切ったのか?全力を使って死ぬなら良い。けど全力を使ってないなら死ぬのはダメだ。
そう思ったら自分が帰ってきた。
そこからは凄かった。仕事は淡々とやり終わらせた。
だけど、私はこの時に壊れていた。と今更ながら思っている。
理由のない自信は完全に無くなっていた。
抑圧される事に慣れきっていて、自分の本音を押し殺すうちに話せなくなっていった。
心の許容量を超える位まで仕事して、死のうかなーって思って、また帰ってくる、というのを繰り返した。
病院に行けば多分うつ診断を受けた筈だけど、いざ診断を受けると、途端に何も出来なくなる……と思って病院には行かなかった。
私は形状記憶のガラスのハートと自分のメンタルを比喩していた。
すぐぶっ壊れるけど、すぐ元に戻る。
まあそんな状態を5年続けた。
丁度去年。私は本当に働けなくなった。
その事を親に告げると。
「俺は鬱なんてものは存在しない。だからお前の気持ちがわからない。だけど好きにしろ」
ショックだった。いつか親父を楽にするために頑張っていた。と言うのもあったから。
でも私は休んだ。辞めずに休んだ。
休み期間はツイッターで知り合った師匠。お友達が離れず、話を聞いてくれた。
2週間が経った。何かしてないと落ち着かない私は、治りきっていない心で、仕事に出ていった。
やはり心は上がり下がり。躁鬱を繰り返した。
今年だ。3月頃。私は目が覚めた。
私はまだ全力じゃないんだ。余力を残してるんだ。
いつも通りの思考。だけど、何故か、前とは違う。
もう。技術もあれば、人格否定をされるほどクズじゃない。
何か自信があった。
きっかけは、一昨日徹夜した現場。5年前を彷彿とさせる大工さん。
現場に行けば自分のやり良いように言ってくる。間違っていることを当然のように。
私はまたか。と思った。メンヘラが始まりそうだった。
10回以上現場に入り浸ったあたりの事だ。
大工はいつも通り喧嘩を売ってきた。
何でこんなことやってやんなきゃいけないんだ?みたいなことを言ってきた。
それは、大工ならやって普通。やって始めて感謝する事だった。
その手前までやってやったんだから感謝しろ、みたいな態度の大工さん。
私は、その日初めて。言い返した。戦った。失った自分を取り戻す為。
抑圧され続け、無くした自分。
大工さんからしたら八つ当たりだけど、私はその件だけについて言い返した。
人と争うことが苦手な私の足は震えていた。
でも抑圧され続けた私は隠すのが得意。ポーカーフェイスを貫き、火のついたように怒鳴る大工に言い聞かせた。
私は過去の私に打ち勝ったんだ。
そうなったら自然と私は帰ってきた。
下向きな時に傷つけてしまった人ごめんなさい。それでも私と仲良くしてくれた人。ありがとうございます。
こんなの鬱じゃねーとか、大したことじゃないとか思う人もいると思うけど、私は元々メンタル弱いのよ!ごめんね!!!
メンヘラ時代も、全力…のほかにナルトの名言だけは忘れなかったから、死なずにいたのかも
後ろ向きに前向きだったよ!
だから私は、そう言った人の生き方をいい意味で変えるような作品を書きたい。
雨曇も誰かに生きる意味を見つけて欲しいとか、私の作品で笑って欲しい。とか思いながら書いてる。
単に私の性癖を書き出してるのもあるけど笑笑
誰かが私の作品を読んで、私の知らないところでぷっと笑っていてくれたら僥倖!!!!
それでは(o´艸`)




