8.エーリカさん、あなたの水分をちょうだい
「あなたの・・水分をちょうだい!」
たおちゃんはエーリカに飛びかかった!
下半身でエーリカの豊かなおっぱいを巻きつけようとする!
しかし、エーリカの胸囲は海のように大きかった・・・
「ええい!くっ!くうっ〜!」
たおちゃんは釣り上げられた魚みたいに下半身をピコピコしている。
なんとかして巻きつけようとしている。可愛い。
「・・・な〜にやってんの・・」
エーリカはたおちゃんの下半身をムギュッとつかみ...
「よっ!!」
投げ飛ばした!
!!
僕の方に飛んできた!
たおちゃんが、僕の方、いや確実に僕のところに!!
たおちゃん...
僕はたおちゃんの後頭部を顔面で受け止めた。
もんどりうって倒れたし、鼻血もたくさんでたけど.....
幸せだった。
一目惚れした、美少女転校生・佐倉たおちゃんを受け止めることができたのだから。
「大丈夫!?たお..佐倉さん!」
僕は鼻血を噴出しながら言った。
「...くっそお!」
たおちゃんはもう一度、エーリカに飛びかかった!
僕のことなどまるでみえていない!!
でも飛びかかるその後ろ姿が可愛いから僕は落ち込まない!
「あなたの水分が必要なの!」
「水分ってなによ!」
「わからない!あなたの水分でわたしの下半身を濡らすの!」
たおちゃんはエーリカの首にしがみついている。
「ついさっき、どっかの学会で発表したのよ!」
そういってたおちゃんはスマホの画面をみせた。
む..
速報だ。
すんげえ偉い大学の、頭のいいグループが「明日から大人になるタオル一族へ」なる論文を発表したらしい。
好きな人の水分をめいっぱいタオル化した箇所に浸す、そうすると元の姿に戻る...と書かれている!
画期的!
あれ・・
好きな人・・・?
なんでたおちゃんはエーリカに・・?
・・・!!!
まさかの百合展開!!?
つづく
...まさかの百合展開!?