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# あたらしい美少女はいちど洗ってから♪  作者: スライム地獄
爆裂転校初日編
6/11

6.たおちゃんの下半身しぼり〜そして僕は反発する〜

最後に挿絵(イラスト)があります^^;

下半身がハンドタオルに変化してしまったたおちゃん。

たおちゃんはシクシク泣いている。

「すんごい!下半身がタオルの美少女だよ!可愛い!可愛いよお!」

と思っていた僕だったが、たおちゃんの涙をみてなんだか気の毒になってきた。


さて、なんとかしてたおちゃんを救ってあげたい。

発育に(あせ)りがあるような、17歳には思えない、あの脚を取り戻してあげたい!

うーむ..

策を()るも答えはみつからぬ...

僕は腕を組み途方(とほう)に暮れた。


「ちょっとー!山田くん!水を飛ばさないでよ!」

僕は声の方をみた。

山田だ!クラス一の暴れん坊、山田がやってきた!

「なんだこのヤロー!手を洗ったんだからしかたねーじゃねーかこのヤロー!」

山田は手を洗ってきたらしい、そして今、空中で水を切っている。ありふれた乾燥技術だ。


「きゃー!水かかったあ!最低!」

「最低!」

女子生徒たちから非難の声が飛ぶ。


「なんだとこのヤロー!だったら小便したあと、手を洗わない方がいいのかこのヤロー!」

「ハンカチ持ってくればいいでしょ!」

「俺は男だ!ハンカチなんか二の次だこのヤロー!」


ハンカチ...

手を拭くもの...

あ...

クラスの視線がひとつの方向に集まる。


あっ

たおちゃんの下半身に、視線が、集まる・・

そこにはハンドタオル。

「お、タオルがあるじゃんかこのヤロー!」

山田はたおちゃんに近づいていく。


やめろ..

やめろ..やめろ...

山田なんかに・・

たおちゃんの下半身ハンドタオルを・・

触らせたくない!


ガンッ!!


僕は机を大きく叩いて立ち上がった。

小心者の僕が起こした、学園生活で最も大きな音だった。



つづく

挿絵(By みてみん)

たおちゃん、こんな感じになっちゃった!

…毎日、更新します。

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