6.たおちゃんの下半身しぼり〜そして僕は反発する〜
最後に挿絵があります^^;
下半身がハンドタオルに変化してしまったたおちゃん。
たおちゃんはシクシク泣いている。
「すんごい!下半身がタオルの美少女だよ!可愛い!可愛いよお!」
と思っていた僕だったが、たおちゃんの涙をみてなんだか気の毒になってきた。
さて、なんとかしてたおちゃんを救ってあげたい。
発育に焦りがあるような、17歳には思えない、あの脚を取り戻してあげたい!
うーむ..
策を練るも答えはみつからぬ...
僕は腕を組み途方に暮れた。
「ちょっとー!山田くん!水を飛ばさないでよ!」
僕は声の方をみた。
山田だ!クラス一の暴れん坊、山田がやってきた!
「なんだこのヤロー!手を洗ったんだからしかたねーじゃねーかこのヤロー!」
山田は手を洗ってきたらしい、そして今、空中で水を切っている。ありふれた乾燥技術だ。
「きゃー!水かかったあ!最低!」
「最低!」
女子生徒たちから非難の声が飛ぶ。
「なんだとこのヤロー!だったら小便したあと、手を洗わない方がいいのかこのヤロー!」
「ハンカチ持ってくればいいでしょ!」
「俺は男だ!ハンカチなんか二の次だこのヤロー!」
ハンカチ...
手を拭くもの...
あ...
クラスの視線がひとつの方向に集まる。
あっ
たおちゃんの下半身に、視線が、集まる・・
そこにはハンドタオル。
「お、タオルがあるじゃんかこのヤロー!」
山田はたおちゃんに近づいていく。
やめろ..
やめろ..やめろ...
山田なんかに・・
たおちゃんの下半身を・・
触らせたくない!
ガンッ!!
僕は机を大きく叩いて立ち上がった。
小心者の僕が起こした、学園生活で最も大きな音だった。
つづく
たおちゃん、こんな感じになっちゃった!
…毎日、更新します。