3.僕もオッパイ
エーリカのおっぱいは大きい。
そんなことはだれもが知っている。
だってそうだろ。
正面からみてもその膨らみはわかるし、
横からみれば1000倍すんごい。
下から覗き込めば空は覆われ、
後ろからみても脇の間からチラチラぷりんぷりん。
そういうわけで、
教室のどこにいてもエーリカ(おっぱい)の在り処はわかる。
佐々木はとりわけその傾向が強かったということだ。
佐々木、授業中は黒板などみていない。ずっとエーリカをみている。
休み時間はエーリカが動く方向に視線をぐるぐるさせている。
エーリカの素早い動きに四苦八苦し、いきなりメガネを投げたことさえある。
メガネ先行、なのかな。
そういう僕だってエーリカのおっぱいが気になっていないわけではない。
家に帰ってからも心のスマホに書き留めたおっぱい映像、すぐにノートにスケッチしたものだ。
そう
僕もすげ〜エーリカのおっぱいみてた。
佐々木だけじゃないんだ。おっぱいをみてたのは...
僕もエーリカが好きだった。
ツインテ、細い腰に豊かな胸、ムチムチつるつるな太ももぉ...
気の強そうな、それでいて言い返されたらシュンとしそう...
危うさをもった美形なクラス委員、
紺空エーリカのことが好きだった。
今日までは。
「肩より上に手をあげるとハンドタオルに変身してしまう!」
という病を抱える美少女転校生・佐倉たおちゃんが現れるまでは...
つづく
…毎日、更新します!