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君に、あの日の言葉を…  作者: ポン太@
夏の章 不安定少女
2/12

プロローグ 夏

ある暑い夏の日の放課後、――がいない放課後のことだった。

僕は屋上の扉の前で泣いていた。自分のせいだ、と自分を責めていた。

そんな僕の前に彼女が立っていた。堂々と前を向いて立っている。

彼女は僕に、

「センパイ、元気出してください、辛い時こそ前を向いて、ほら」

そう言って手を出した。普段は小さい彼女の手が大きく見えた。

僕はその手を掴んだ、その手は暖かかった。

「さあ、立ったなら歩きましょう、人間は歩いてでしか進めませんから」

彼女は笑顔だそう言った。その笑顔はいつもと同じ彼女の笑顔。

向日葵ひまわりのような元気で、力強い、彼女らしい笑顔だった。


始めてですが、よろしくお願いします。

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