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詩集 「bleu printemps」  作者: 月見里 星維
8/51

Spring has come!/Mirage

「Spring has come!」


今年もまた、

春がやって来た

出会いと別れの春が来た。


冬の寒い日が終わり

春の暖かい陽を迎える、

この季節。「別れの曲」が流れ、

旅を始める人と離れて。また

新しい時を歩みはじめる。

そんなふうにして、季節は循ってゆく


そうして、また

同じ春で、違う瞬間を迎える。

それを誰かが望むから、

季節はめぐる。廻り巡って、

春が来る


-----------------------------------


「Mirage」


鏡はいつも、私に

在るべき姿を教えてくれる。

彼は時として

路を指し示す、しるべを見せてくれる。


だから、人間は

鏡から離れられない。

気まぐれな彼は

一体、何を企んでいるのか。

その答えは、ちっとも

見つけられないけれど。これだけは

確かに言える。


それは、彼が

いつも黙っていて。お世辞さえ、

言ってはくれないということだ。

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