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get/ちからの翼
「get」
捕らえてみたくはないか
正月のあかつきに舞う鳥を
つかんでみたくはないか
その手にあまるほどの栄光を
ひととせも経れば
また手に出来ようちっぽけなものを
大いなるものを知らず
おまえはまだ求めているのか
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「ちからの翼」
たとえ、このぼくの両手に
抱えきれないものがあったとしても
ぼくはたぶん大丈夫
ぼくの背中には
ちからという名の翼があるから
きっとどこまでも翔んでゆける
ぼくはそう信じていたい




