表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集 「bleu printemps」  作者: 月見里 星維
38/51

Apathy Syndrome

何もかもあきらめて

私はここに立っている。

いつもいつも夢を見て

私はここまで歩んできた。


何かをする気もおこらない。

そんな心の奥底で

世界に身体をかたむけて

斜めに見つめる私がいる。


その瞳には何も映らない。

映してはいけない。

劣等感なんてものは

もう遥か彼方に置きざりにして

忘れ去ってしまった。


私の前には何もない。

優越も劣等もプライドも幻さえも

私の中には何もない。


全てを考えてゆくことなく

私はいまだに生きつづけている。

Apathy Syndrome=無気力症候群

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ