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オノデラ君との微妙なある日(小話)


「このあいだのアレ、やっぱりキタジマさん来てたの?」

「え? なんのこと? 先輩は・・・」

「なにってだから、ポルターガイストの話」

「ははは、やだなぁ、そんな非科学的なこと小野寺君が言うなんて。ところで小野寺君は、天国は天使に純白の薔薇派? それとも極楽浄土で金銀珠玉派? それとも」

 小野寺君がわたしの手首をつかんだ。

「こういうふうにすると、おとなしくなっちゃうんだよね。あと、嘘つくとき、微妙にヘンな顔になるから、気をつけた方がいいよ」

「・・・小野寺君て、こんな性格だっけ」

「性格わかるほど、こっち見てなかったんじゃない? ところで、こないだの続きをしたら、キタジマさんまた出てくるかな」

「やだ、もう出てこないよ」

「やだと思っても耐えなきゃダメだよ、恋愛は忍耐であると萩原朔太郎も言っている」

「・・・そういうの、ものすごく誰かに似てるからやめてくれない?」




 ここから先、格言は出てきませんのでご安心ください。と小野寺君が言ってます。



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