表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『姉の同期が“推しモデル”でした。――交際0日婚…君に憧れて、君と結婚することになった夜。』  作者: AQUARIUM【RIKUYA】
『交際0日婚ですが、姉の同期が“推しモデル”でした。―ふたりの未来と、演じる恋じゃない愛のかたち。』
26/51

特別編「そして、現実はスクリーンを超えた ― 映画公開と“推し妻”の奇跡の記録」


これは特別編です。



それは、公開初日を迎えた朝のことだった。


都内の主要映画館では、チケットがすべて完売。全国300館以上で同時上映されたその映画――

『この手を、もう二度と離さない』

主演:篠原美紅、特別出演:神谷悠真。

監督は気鋭の若手実力派、榊原恭介さかきばら・きょうすけ

共演には、俳優の如月隼人きさらぎ・はやと夏原真理なつはら・まり、**木嶋玲央きじま・れお**と、人気と実力を兼ね備えた面々が並んでいた。


しかし、何よりも観客の目を釘付けにしたのは――

リアル夫婦が演じた“本気の愛”そのものだった。



SNSでの反響は、想像を遥かに超えていた。

•インプレッション数:60,000,000

•エンゲージメント数:2,500,000

•詳細クリック数:120,000

•プロフィールアクセス数:15,500

•いいねの数:2,500,000

•引用・リポスト・RT数合計:15,000,000超


“リアルすぎる”

“本物の夫婦にしか出せない空気感”

“涙が止まらなかった”

“推しが奥さんで、奥さんが推し――こんな愛の形があるなんて”


その熱は、ネットを飛び越えて大学にも届いていた。



昼下がり。大学構内。


悠真が友人たちと歩いていると、声が次々にかかった。


「悠真ー! 映画観たぞ! 泣いた!マジで!」


最初に駆け寄ってきたのは、親友のわたる圭吾けいご憲剛けんご

その後ろにいたのは、同じサークル仲間の健二けんじ康二こうじ、**健太けんた**の3人。


「お前……本当にやる男だな」

「いやもう、女優相手っていうか、“美紅相手”ってのがズルいわ!」

「結婚おめでとう。そして……最高だった、映画」


「ありがとう、ほんとに……観てくれて」


笑いながらも、悠真はどこか照れくさそうに頭を下げた。


講義の教室でも、少し遅れて入ってきた**一樹かずきがちらりと視線を送り、その隣で千帆ちほ叶恵かなえ**が声をかける。


「ねえ、悠真くん」

「うん?」

「もう奪うことはできないって分かってる。だけど、やっぱり……素敵だった。私、あんな愛の形、初めて見た」

「……ずっと幸せでいてね」


その後ろの席には、同じ授業を履修していた**美徳みのり美桜みお**のふたりも微笑みながら小さく手を振ってくる。


教室を出たあとも、圭介・景・優・勝の4人の先輩が待っていた。


「神谷! やっぱりお前、やりやがったな!」

「美紅さん、やっぱりスクリーンでも女神だった……でもお前も、ちゃんと“夫”してた。立派だった」

「結婚おめでとう。そして、映画……最高だったぞ‼︎」


さらにその後ろから現れたのは――

たける大佑だいすけ、**大輔だいすけ**という三人の新顔の先輩たち。


「俺ら、映画部出身だけど……久々に“本物の演技”ってのを見た気がした」


悠真は照れながらも「ありがとうございます」と何度も頭を下げた。


そして後輩たちからも、次々に声が届く。


以前から声をかけてくれた茜、灯里、詩織、栞の4人に加えて――


稚華ちか

千佳ちか

千歌ちか

菜穂なほ

奈緒なお

奈琴なこ

智乃ちの

夏帆かほ

苑香ほのか

深青みお


「夫婦であそこまで演じられるって、感動どころか尊敬……」

「スクリーン越しなのに、涙が出て止まらなかったよ……」

「ねえ、また演技してほしい。今度は子育て役とか……」

「でも、その前にちゃんと寝てね? 体、大事にして」

「推しの夫婦が国宝すぎて、現実に戻れません……!」



その夕方。


都内某所の映画館。

今日は公開記念トーク付き試写会の日だった。


悠真は大学の授業を終えてそのまま現地入り。

控室では、監督・榊原恭介と、美紅、共演者の如月隼人、夏原真理、木嶋玲央らと談笑していた。


「悠真くん、初映画だったのに……まったく初めてに見えなかったよ」

「そりゃね、“あの美紅”が相手なら、演技より先に本気になるの分かる」

「でもさ、美紅さん、現場ではすっごい落ち着いてた。悠真くん、ちゃんと支えられてたよ」


美紅は微笑みながら、「あの人、すごく真面目に勉強してくれたから」と悠真を見つめる。



そしてイベント本編。


映画館の一室に入り、満席の観客の前に悠真が登壇すると、司会者陣(5〜6人)からの**“奥様との共演”を中心とした質問攻め**が始まった。


「キスシーン、リアルでしたけど……本気でした?」


「はい。……あれは、もう“演技”じゃなかったと思います」


「ご家庭での美紅さんはどんな奥様ですか?」


「……撮影現場でもプロで、自宅でもちゃんと優しい。でも、俺だけには甘えてくれる時があるんです」


「お子さんのご予定は?」


一瞬沈黙が走る。


だが、悠真は少し微笑みながら答えた。


「……今、ふたりで未来について話し合ってます。

夫婦として、演じるだけじゃなくて、ちゃんと“人生を演じきる”覚悟でいます」


会場から、大きな拍手が起こった。


スクリーンの中のふたりも、現実のふたりも――

今、誰よりも“本物の愛”を生きていた。



最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

もしこの物語に少しでも「面白い!」と感じていただけたなら——


ブックマーク & 評価★5 をぜひお願いします!


その一つひとつが、次の章を書き進める力になります。

読者の皆さまの応援が、物語の未来を動かします。


「続きが気になる!」と思った方は、ぜひ、見逃さないようブックマークを!

皆さまの応援がある限り、次の物語はまだまだ紡がれていきます。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ