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第2.00章 木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)

第2.00章

木花咲耶姫コノハナサクヤヒメ



いをりの好きな古文の授業が終了し、彼女は先生に


さよなら


と伝え茶道部に向かった

これは、ある有名アニメキャラクターのセリフを意識したもの

今日は金曜だから弓道じゃなく茶道部の日

部室の鍵を開け、姿勢を正して畳部屋にあがる


いをりは自分は木花咲耶姫である、と自分に言い聞かせている


木花咲耶姫コノハナサクヤヒメ

日本の神話の桜のように美しい女性

桜のように可憐に咲き、桜のように儚く散った


いをりは木花咲耶姫を祀った子守神社で巫女さんのアルバイトをしていた


抹茶をたて、袱紗ふくさで道具を清め所作を終え美しく後座をした

みんなより先に


さよなら


とあいさつし部室を出た

いをりは最後まで、木花咲耶姫の名を汚すことはなかった


柄杓を手に持った時お腹がなっただけ







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