ねこまたまたぞうというものありけり
主人公の猫又の『又三』今年で推定222歳。
自身の日常を日記にすることにした。
面白おかしく、心優しく不思議な猫又がいるお店
『猫又亭』にいらっしゃいませ。
日本のとある有名でもないところ。
海と山が近く、都会でもいなかでもないところにそれは住んでいる。
かれは、ねこまたという妖怪。
名は、ねこまたまたぞう。
としは、今年でだいたいで222さい。
好きなものは、ごはんと、料理することと、お酒、コーヒー、音楽。苦手なものはネギ。
そして、人とのかかわりが大好きだ。
そんなまたぞうは、街の中に堂々と住んでいる。おみせを営んでいるのだ。
店の名は『ねこまたてい』だ。またぞうは、このネーミングがとても気に入っているという。
妖怪は人には普通は見えない。それとと同じくに、お店も、お店の商品も、ふつうの人間にはもちろん見えない。
お店で流してる音楽や、はなしている声さえ聞こえない。
ただ、一部の人間にはそうでもないらしく、お店に入ってくる者もいる。小さな子供にはわりと見えるみたいで、またぞうに手をふっていたりもする。それでも、10さいをすぎるとなぜか、見えなくなってしまうらしいが。
さて、そんななねこまたのまたぞうが、ふしぎに思っていることがある。
動物や妖怪はそうでもないのだが、人間にかんしてだけは、ねこまたていが必要な人にだけ見えたり、お店に入れたりする時があるのだ。
「面白いよね。人が言う、『縁』てやつなのかな?妖怪の自分が言うのもなんだけど、ふしぎだね」
この話をするとき、またぞうはとても嬉しそうにはなす。
またぞうは人間が大好きだ。ようかいのかれらからみると、人間はねことちがって、よけいな事をすごく考える生き物らしく、人と人とのつながりなどを見てて、とてもおもしろいそうだ。
そして、人が作った食べ物、べんりな機械など、またぞうはとても楽しく生活に取り入れ、使いこなしている。
「こんな楽しい生活やめられないよね。ぼくが人間の世界で暮らしている理由だよ』
妖怪になる前、またぞうがただのねこでいる時が10年だった。その頃は、ちょんまげがあたりまえだった江戸時代というときだった。そんなまたぞうだからこそ、今のべんりな世の中をにんげんよりも、はるかに楽しめているのかもしれない。
ここでは、そんなまたぞうの日常を記したものをまたぞうの友人のわたしが読んでいくことになっている。どうかよろしくたのみます。
お読みいただきまして本当にありがとうございます。
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そちらでは、又三と又三の家族の可愛い姿が見れますよ!
作者のわたくしも又三と楽しくゆるく書いて参ります。
不定期でまだまだ投稿することになりますが、末長くお読みくださると嬉しいです。
宜しくお願い致します。
かしこ